ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

爆竹強盗未遂事件 

大袈裟なタイトルをつけてしまった。

 

Twitterでも呟きましたが、先日友人たちとベンチに座って話していたところ急に爆竹を投げつけられ、爆竹に驚いている隙に友人の鞄を盗まれそうになりました。
幸いな事に怪我人もおらず、何も盗まれる事なく済みました。

少ないフォロワーにもかかわらず、多くの方が反応されていたので、やはり治安などに関することは気になるのかなと思い、詳細を忘れないうちに書いておこうと思います。


以前スリ被害(この時も未遂で済みました)に合った時は、私にも落ち度があり、彼に怒られましたが、今回は特に落ち度ナシ。
以前のスリ被害の話は↓です。

 

franpon.hatenablog.com

 

敢えていうなら夜だったということ。
21時半~22時くらいの日が沈んだ頃ですが、時計を見ていた訳ではないので、正確な時間ではないです。
また人目につかない場所にいたという事もなく、他にも何組かグループがいるといった状況でした。
私たちのグループ自体も少人数ではありませんでした。
人が多いと人混みに紛れてスラれるというのが定番で、攻撃的な行為が行われるとは思っていませんでした。
人目があるから安心っていう事でもないんだなという事を思いました。


今回私は爆竹が近くに投げられ、そこから逃げるのに必死で全く状況判断が出来なかったのに対して、フランス人の危機管理能力の高さに驚きと尊敬しかありませんでした。

詳細は、といっても私はその時は全く理解出来ず後から聞いた話です。
仕掛けてきたのは、残念ながらアラブ系の方です。
爆竹を投げつけたグループ、盗みをしようとしたグループに分かれての犯行だったようです。

アジア人は私一人、他はみんなフランス人という状況なので、アジア人を狙ったのか、アジア人関係なくたまたま私たちだったのかは分かりません。
私の近くに爆竹を投げられましたが、鞄を盗まれそうになったのはフランス人です。
私は爆竹に驚き一瞬固まった後にその場から離れるのに必死でした。
とにかく爆竹から目が離せず、爆竹を確認しながら身を守るという状態でした。
ただ何人かの友人は爆竹ではなく、自分たちの荷物や自分たち以外に誰か近寄ってきていないかの確認。この確認が出来た事で荷物を取られそうになったところ未然に防げた!という訳です。
というか、私はこの友人たちの動きを全く知らず、爆竹が鳴り止み少し落ち着くと何故か友人たちがアラブ系のグループにキレていたという認識。
落ち着いている状態でもフランス語の聞き取りに難ありなので、この時は全くもって訳わかめ状態。

アラブ系のグループの人たちが私に向かって「ニホンジン」「ニーハオ」など話しかけてきた事で、友人たちとの会話を誤魔化そう(または失敗に終わりおちょくる事での八つ当たり?)とし、その後逃げたという状況です。

しつこいですがこの時点で私が分かっているのは、爆竹を投げられた→何故か友人たちがアラブ系グループにキレている→アラブ系の人におちょくられて逃げられるという事のみ。

その後友人たちから状況を詳しく聞き、警察に通報する事を提案したのですが、最終的には被害がなく済んだので警察に行ったところで相手にしてもらえないと言われ、結局警察には通報していません。

今回冷静に状況を観察し判断した友人たちは凄いなと思いましたが、このレベルにいくには相当な訓練が必要そうです。
今の私に出来ることは、荷物から手を離さない、ピクニックシーズンでついついリュックとか下ろしてくつろいじゃっていますが足の間に置いておく、もしくは貴重品だけは身に付けておく、お喋りに夢中にならず周囲にも目を向けるといった事でしょうか。
いくら楽しくても外では、気を付ける事を忘れてはいけないなぁという事を実感した出来事でした。

後は私の課題はアラブ系の方におちょくられた時の態度。
相手によるとは思いますが、毅然とした方が良いのか、無視が良いのか、正解はないと思いますが、難しいです。
言い方悪いんですがおちょくってくる方って路上で暇そうにしている方ばっかり、同じアラブ系の方でも忙しそうにされている方はそもそも私がいることにも気が付いていないと思うけど全くなんですよね。

話が反れてきたのでこの辺で終わりにしようと思いますが、とにかく慣れた場所でも気を緩めず近くにいる人には常に気を付けるくらいでいたほうがよいかもしれません。

フランスを始め、海外在住の方気を付けましょう!
まだまだ気軽に旅行に来れる状況ではないですが、もしフランスに来られる際はお気をつけ下さい。

 

 

引っ越しから垣間見えるフランス人の恋愛事情

これまでフランス人の恋愛やフランス人の距離感などについて書いてきましたが、今回は引っ越しから垣間見えるフランス人の恋愛模様や距離感について書いてみようと思います。
下記のブログも良かったら読んでみて下さい。

 

franpon.hatenablog.com

 

 

franpon.hatenablog.com

 

今のところ私は日本からフランスへの転居のみでフランス国内での引っ越しは未体験。

何にでも時間がかかる上に手続きが思ったように進まない  ・・・などなどからも引っ越し自体もそれにまつわる手続きもかなりめんどくさそうだなと思っています。
それとも大ざっぱなフランス人、住所変更なんていちいちしないのかしら?

日本でもやたらと引っ越し魔がいますが、ここフランスでもいます。
でも日本人の引っ越しって、進学・就職、転勤、結婚などで距離のある引っ越しは考えられるけど、それ以外は同じ都道府県内だったりそれ程距離の離れていない所での引っ越しが多いように思います。
一方で、フランス人は距離のある引っ越しをバンバンするイメージ。
もちろん近場もありますが、北フランスから南フランスとかもよく聞きます。
転勤っていう理由もあるんだろうけど、私の知り合いで多いのはその地で恋人が出来た、もしくは別れて新天地に行きたい、転職等々が多い印象。
そんなフランス人の引っ越しを見ているとなんとも身軽で、使える物はなんでも利用するっていう人が多くて、びっくり!

実はお誕生日会について書いたブログ(上にその時のブログのリンク貼ってあるので良かったら)で登場した彼の友人カップルが別れて、彼女の方が出ていきました。
彼も引っ越すと言っていたのですが、新しい女の方が出入りしている様子が垣間見え、そうこうしていたらなんと元サヤにっ!
二人には子どもがいるので、共同親権の関係で別れても定期的に会う機会はあるとは言え、この展開の早さに驚き。
流石に彼の家には戻ってきていませんが・・・
そうなると女の人を出入りさせる訳にはいかず、でも元サヤも完全には戻ってこない、ってことで余った部屋を貸し出し、ルームメイトを作りました。
倹約なのか寂しがりなのか・・・
独りじゃいられない人その1です。
ちなみに彼女が引っ越すときには、友人が総出で荷物の運び出しや積み込み等々手伝いました。
もちろん全て友人の力を使い、業者なんてものは使わず。

次にお話するのも彼女と別れて引っ越しをした彼の友人。
良い人なんだけど、上に書いた友人同様独りじゃいられない超~寂しがり屋その2。
その2も友人総出でお引っ越し。
もちろん彼も駆り出される。
私はアペロ(夕食前の軽い飲み会 現実は・・・)のみ参加。

彼女と別れた寂しさを埋めるためかと始めは思っていたが、コイツも独りじゃいられんヤツでしょっちゅう彼が呼び出され、夜間外出禁止を良いことに朝帰り。(怒)
最近はその1同様に、ルームメイトを見つけてちょっと落ち着いたけど。

次は彼の女友だち。
彼も距離感近いんだけど、彼女も相当の距離感の近さで、ムカつくけど、これまで何度もヤキモキしました。

この子、会う度に新しい彼氏がいるんです。
それも毎回遊びという雰囲気ではなく常に本気の恋。
それを3ヶ月くらいのスパンで新しい恋にいくので、もう追いつけない。
彼女は元々別の都市に住んでいたんですが、彼も含めこっちに友人が多く、休みの度にこちらに遠征。
夏のバカンス時期のように遠征が長いとこっちで新恋人を見つけるんだけど、短いと・・・はぁ彼の朝帰り日々。
これってカップルによっては、離婚案件ですよね。笑
男には困らない上に全く彼女のタイプから大きく外れる彼。
彼も恋とか浮気とかの面倒は避けるタイプ。
それでもやっぱりヤキモキしますよね。
可愛くヤキモチが焼ければ良いんですが、話しているうちにヒートアップしてしまいただの嫉妬になってしまう。
とまぁそんな彼女も休みの度に遊び来るのは面倒だからという理由で引っ越してくることに。
それも向こうでの仕事を辞めて・・・
フランス人ってヤツは。
そしてもちろん彼女も友人総出での引っ越し。

引っ越し当初は、寂しがり屋その2と上手い事いかないかなとそれとなく場をセッティングするものの・・・
恋多き女には響かずでした。
引っ越し直後は、しょっちゅう彼も遊びまくっていましたが、流石恋多き女
こちらがお節介を焼く必要なく、新恋人!
常に恋に真剣の彼女、引っ越して間もないというのに新恋人の誘いを受け、田舎で家の管理をする代わりに無料で住めるという企画に乗って引っ越していかれました。
そして田舎生活に向け、新恋人と共同で車も購入。
これには、彼(私の夫)と今までの恋人と違うのか!なんて物議を催したんですが、はい!期待を裏切る事なく別れました。
バカンスで遊びに来て~なんて誘われていたのですが、行く間もなく。笑
めまぐるしい。
次の転居先で戻ってくるのか!とも思いましたが、別の彼氏と新たな地へ落ち着いたようですが、ただ同居ではなく一人暮らしのようなので、別れてもしばらくはその地に留まるかな?

とまぁめまぐるしい引っ越し劇場です。
色々な事が数ヶ月単位でしか進まない上にロックダウンやら夜間外出禁止やらでますます事が進まないのに、フランス人の恋愛や引っ越しは常にノンストップで動いているらしい。

他にも色々なエピソードがあるのですが、それはまた別の機会に書きたいと思います。
そしてもしかしたら私たちも引っ越すかもしれません。
手続き関係が超~苦手なフランス人彼、フランス語へなちょこな私、どうなるのでしょうか。
これについてもまた別の機会で書こうと思います。

日常ブログを今回お送りしたので、次回は手続き関係のブログを書く予定です。
よろしければ、次回もよろしくお願いします。

 

お誕生日会から垣間見れるフランス人の恋愛事情

手続きの話が続いたので、日常の出来事についてのお話です。
と言ってもコロナ騒動が始まる前の出来事なので、温めまくった話です。笑
お友だちのお子さんのお誕生会に呼ばれた話とそこで垣間見えるフランスの恋愛事情やら我が家のご近所付き合いなどをちょっとお話したいと思います。

今回お呼ばれしたのはお子さんのお父さん宅。
彼がシェアハウスに住んでいた頃からのお付き合い。
彼が私と付き合う前からの友人で、まだまだ初々しい私を知る友人でもあります。
他にもシェアハウス時代の友人が数人ご近所に住んでおり、ちょくちょくお互いの家を行ったり来たりする関係です。

お子さんも小さい頃から知っているカワイイ女の子です。
シェアハウス時代は、お父さんとお母さんがそれぞれのパートナーと別々の部屋に住んでおり、その部屋を行ったり来たりしていました。
共同のキッチンやリビングでその女の子とお母さん、お父さんそしてそれぞれのパートナーとで食事をしている光景に驚きつつも、こういう価値観なのか~と思った記憶があります。
ちなみにそのシェアハウスにはレズビアンカップルと赤ちゃんという組み合わせも住んでおりました。
レズビアンカップルがちょっと登場するお話は下記です。

 

franpon.hatenablog.com

 

で、今回の誕生日会!
主役は本人のハズ!ただゲスト全員大人!
子どもは主役の女の子とお父さん、お母さんのそれぞれのパートナーとの間の子ども二人。
つまり、半分きょうだいの二人と本人っていう大人ばかりのパーティー
きょうだい二人もまだまだ小さくて、小学生の女の子と一緒に遊ぶっていうレベルじゃないのに、大人は会話に夢中でお姉ちゃんが面倒を見るっていう状況に。
これって娘の誕生日会を名目に集まってパーティーしているのでは?

そんなお誕生会でした。
でもそんなに珍しい事じゃないのか、主役の女の子も時々は大人の会話に合わせ、小さいきょうだい達の面倒も見てと・・・・ホントに良い子!笑

昔から良い子、というか優しい子。
シェアハウス内で居心地悪くポツンとしているとお花摘んで来てくれたり。
このまま大きくなってくれ~と親のように願ってしまう私。

お母さんのパートナーはシェアハウス時代と同じ方(多分)、お父さんのパートナーは別。っていうか、コロコロ変わる印象があるかな。
でも今回はパートナーとの間に子どもおり、だいぶ続いているなぁ~なんていう感じ(上から目線ですね)
日本の小学生の女の子だったら、そういうお父さんをどう思うのかなぁ?

でもフランスのお子さんたち全く気にしない!いや聞いた訳ではないので、気にしていないように見える!

夫婦間に愛情がなくても、子どものため世間体等を理由に別れないカップルって日本には多いように思います。ただ一方で離婚率も上がってきているようではあるみたいですが。
私はこれが悪い事だとは思っていません。憎しみ合う関係になってまで夫婦を継続するのはどうかと思うけど、愛が減っても家族っていう繋がりでまた別の新たな絆があるのではと思ったり。
この考えはフランスでは少数派な気がします。
というか、結婚して家庭を作って子どもっていう一般的な流れというものがフランスには存在しません。
日本ではできちゃった結婚なんて言葉があるように、子どもが出来たらほぼ結婚するようですが、この流れフランスでは皆無かも。
もちろん子どもは二人で育てますが(別れても)、子どもを理由に結婚したり離婚を止めたりはないように思います。
もしかしたら理由の一つくらいにはなるかもしれませんが。

そんなフランスの父娘。
見てはいけないものを見てしまったって気持ちになるくらいにイチャイチャ。
こうしてフランス娘はイチャイチャの方法を学ぶのかなぁと思うくらいにイチャイチャ。笑

実はこういう感じの子どもの誕生日会に参加したのは2回目なので、きっとそんなに珍しい事ではないのかもしれません。

1回目は郊外に住む彼の友だちの家に泊まっていた時、今夜はBBQパーティーと言われ、普通にBBQを楽しんでいました。
大きなお家なので夜にゲストが来ることもしばしばあったので、今日はやたらとゲスト多めで友だちがやたらと張り切っているなぁくらいに思っていたのですが、デザートにバースデーケーキ!
いくら鈍くても気が付きますよね。
会ったことない子のバースデー!
誰?
友だちとどういう関係かを探るため、人間観察。笑

観察の結果、お誕生日の主役の子どもは友だちの彼女のお子さん!
お子さんのお父さんとパートナー、お母さんのお母さん(つまりお子さんからしたらおばあちゃん)も参加のバースデー!
主役の子のお母さんの恋人の家がパーティー会場って突っ込みどころ満載じゃないって思ったけど、フランス人の感覚的にはありらしい。
小学生?中学生?くらいの思春期に入りそうな年頃なのに、反抗心なく楽しんでいるのよね。
こうして価値観の違いって生まれていくのかって凄く思った出来事です。

なんだか最後は価値観なんていう大きな話になってしまいましたが、私の観察結果をまとめてみました。
あくまでも私が感じた内容で、フランスを代表する恋愛の価値観っていう訳ではありませんので、ほぉこういう価値観もあるのかぁくらいに思っていただければ幸いです。
ただ他にも書きたいフランス人の恋愛に関するエピソードがあるので、続編を書くつもり。
ただ次回は学校について書くかもなので、飛び飛びになるかもですが、ぜひ良かったら次回も読んで下さい。

スリ被害(未遂)とフランスのコロナウィルス状況の続報

前回のブログ記事を上げた直後に被害(未遂ですが)に合いました。
散々スリには気をつけてなんて言っていたのに・・・恥ずかしいですが、何か参考になることがあればと思いブログに書くことにします。
というのも、今回のスリ被害(未遂ですが・・・しつこい?)は防ごうと思えば防げたんです。

要は私の気のゆるみや過信から起こった事だと思います。
もちろんスリをする人がいないのが一番の解決なんですけどね。

では今回の状況ですが、特に綺麗な格好をしていたとかではないです。
リュックに買い物していた手提げの紙袋を持っているという状況でした。
で、被害に合いそうになったのは、手提げの紙袋でもリュックでもなくコートのポケットに入れていたタブレットです。

色々な人に危ないと言われていました。知らない人にも注意されたこともあります。
その度に鞄にしまったりしていたのですが、時間の確認、地図を見る、写真を撮るなどの度に鞄から出すのが億劫で、ついついポケットに入れちゃう事が多かったんですよね。

そして2点目。
久しぶりの彼との外出で完全に気が緩んでいました。
独りだったらもう少し気が張っていたかもしれませんが、完全にユルユル状態。

という訳で、反省点だらけ。
中には防ぎようがない被害もあるかと思いますが、完全に私の場合は防ごうと思えば防げた事でした。

ではなぜ未遂で済んだかですが、彼が気が付き撃退してくれました。

怪しいアラブ人の若者二人組とすれ違ったんですよね。
その時に目があってイヤな感じはしたんですが、そんな事はしょっちゅうなのですぐに忘れちゃいました。
メトロの乗り換えのために地下道を歩いていたこともあって、意識の先は次の乗り換えのホームに向かうことになっていました。
しかも彼がちょっと前を歩いて事もあって彼に付いて行くことに気がいっており、アラブ人の若者がUターンして私たちに付いてきているなんて全く気が付きませんでした。
彼は広告のケースの反射で彼らがUターンして付いてきている事に気が付き、気をつけるように私に言うために振り返った時に、若者の一人が私のポケットのタブレットに手がいっているのを見たようです。
一瞬の事で何が起こったのか全く把握できませんでしたが、彼が振り返った瞬間に彼が手にしていた鞄で若者の一人を殴打。
私には突然彼が知らない人を殴打しているようにしか見えず、ただボケっと突っ立っている状態。
彼が放ったフランス語も聞き取れず、ホームから一人のムッシュが階段を降りてきて「スリか!」という声で状況を把握。

私のすごく近くにいたのに全く気配を感じなかった事、しかも手がポケットにかかっていたのに何も感じませんでした。
目が合った時はイヤな雰囲気を感じたのに、すぐに気がそれた自分の脳天気さに呆れました。
今回は未遂で済んで何よりでしたが、今回の教訓を忘れないためにも、そして少しでも誰かの役に立てればと思いブログに書いてみました。

ちょっとした気の緩み、慣れてきたころが危ないというのは本当でした。
きっと旅行中も初めは色々気をつけていても、後半になるになるにつれ慣れてきて気が揺るんでしまいます。
リラックスする事と気が緩むことは別の事というのを改めて彼から教えられたような気がします。

今回殴打した若者からは特に反撃はなく、ただただ殴打され続けていました。(殴打といっても殴ったというのではなく、鞄でバンバンという感じ)
もう一人の仲間の若者もただ見ていた感じです。
もしかしたら、彼らは私が一人だと思いこみ攻撃されることを予想していなかったのかもしれません。
今回は未遂で済んで良かった事の上に、反撃をされなかった事も良かった点です。
たまに反撃され刺されたなんていう怖い話を聞くので、必ずしも犯人を撃退するのが良い方法だとは思いません。

本当に何回も言いますが、今回は防ごうと思えば防げた反省点だらけの私の行動。
ラッキーな事に結果的には被害はなし。厳密にいうとサンドイッチが被害に合いました。(彼が犯人を叩いた時に鞄からサンドイッチが落ちたみたいです。後で気が付きました)

これからのフランス生活、これから訪れるだろう旅先でもリラックスしても気が緩むことはないよう気をつけたいと思います。

 

それにしても目的があるとずんずん行ってしまう彼の事を一緒に行動している私の事を全く考えてくれてないと感じる時がありましたが、こうして後ろで必死に付いてくる私の事をちゃんと気にかけてくれているんだと感じられた事も大きな収穫です。

その後駅員や警察に通報なんて事はなく、何人かの通行人に見られてお終い。
フランスというのはそういう国なんです。
たまに大きな駅だとビデオがあなたの行動を見てますよ。なんていうポスターが張ってあったりしますが、どこまで効力があるかは謎です。
偏見や差別があってアラブ系の方がフランスで生きていくのが大変なのはなんとなく分かりますが、ただこういう行動がまた更なる偏見につながってしまいます。
まさに負のループですね。
もちろん立派な職についている人、お店を持っているアラブ系の方もいます。
日本人のコミュニティーがあるとすれば、アラブ系のコミュニティーもかなりあるかと思います。
そういうコミュニティーの中で切磋琢磨するというよりは、ずる賢く生きる術ばかりを身に付けているような気がしてならない。
人種で偏見を持ちたくはないですが、やはり・・・
難しい問題です。

ただここはフランス!
人種の堝。
色んなバックグラウンド、習慣・文化が入り交じっています。
気を付けなければ!

 

 

コロナウィルスの続報です。
以前の内容は下記をご覧下さい。

 

franpon.hatenablog.com

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日々状況が変化しているフランス。フランスというよりは欧州と言った方がいいかもしれません。

17日の正午から不必要な外出を避けるように、まさに外出禁止という措置がとられました。
外出するには証明書をダウンロードして携帯する必要があります。
仕事でやむを得ず外出する場合は、職場から出された証明書も併せて持ち歩くなどかなり厳しいです。
反則した場合は罰金もあるようです。
国境も閉鎖されるようです。
滞在許可書などを持っていないと入国が難しくなるみたいです。
なので観光で来るのはもはやかなり難しい状況かと思います。
すでにフランスに滞在されている方は乗る予定の飛行機の状況を調べるとともに、パリにある日本大使館もしくはマルセイユにある日本領事館に連絡し今後の取るべき行動を確認や相談するのも良いかと思います。


外出禁止になってから外に出ていないのですが、いつもと全く違い静寂な夜です。
15日間(長引く可能性もあるみたいですが)、あれこれ貯まっていたホームワークを一気に片付けてしまいたいです。

3月17日の状況、情報です。

 

 

フランス人の距離感

日本からフランスに引っ越しするお話の途中ですが、アップしたい内容があって、そちらを先に書かせて頂きます。
あまりにも温めすぎて、いつの話ってなりそうだったので。


フランス人はって一般化はできないけど、少なくとも彼の友だちは人との距離感が近いなって思います。

住んでいる場所や仕事にもよるとは思いますが、気軽に友だちの家を行き来するし、始めて会った友だちの友だちともすぐに仲良くなる。
更に驚きなのは、友だちの友だち(会った事はない)の家で開催されるホームパーティーに参加しちゃうとか。
このことは以前にもブログで書いたかと思いますが、この距離感はホントにスゴいと思う。

以前のブログは以下です

 

franpon.hatenablog.com

 

日本に住んでいた時は、友だちとは外で会うことが多くて、たまに家飲みをするときは、家中を掃除なんて事も。
学生の頃は大学近くに住んでいる友だちの家に頻繁に出入りしていた時もあったけど、学生から社会人になるにつれ、徐々に人の家にお邪魔する事は減って来たような・・・
家に招待されるってかなり近い距離感で付き合っている友だちに限られるし、ましてや初めましての人が家に来ることはほぼない。
まぁ、ほぼね。時々スゴく気の合う友だちの友だちと出会って、じゃぁ家で飲み直そうって事も無いわけではないけど、今のフランスの生活で起こる頻度に比べるとかなり少ない。

カウチサーフィンとかAirbnbが盛んだったり、シェアハウスが当たり前だったりする事が、こういう気軽さに繋がっているのかな。
日本でも少しずつ浸透しているとはいえ、自分が住んでいる部屋を貸すことって少ないんじゃないかなぁ。

フランス語は幼児レベルしか喋れませんが、そんな社会性の高いフランス人のお陰、あと英語を話せるフランス人に限られますが、フランスでの私のコミュニティも少し広がりが出てきました。

そんな距離の近いフランス人達。
驚くことに留守中に猫の餌やりやたまった手紙を回収することを依頼してくるんですよね。
昨年のクリスマス、フランス国鉄のストのため、私たちは家族クリスマスは諦めて家でノンビリすることに決めたんです。
結婚後初のクリスマスだし、この時期海外で過ごす事の多い私たち、数少ないフランス滞在&結婚初という事で行くでしょ!って考えていたんですけど、泣く泣く断念。

それでも家族を大事にするフランス人。
車で長距離移動する友人、数少ない動くTGVのチケットを取った友だち、長距離バスで移動する友だち、やはりみんな家族クリスマスを大事にしています。
親不孝な私たちでゴメンなさい。
私たちも行けない事もなかったんですが、カウントダウンには戻って友だちのパーティーに参加したかった彼。
まぁ泣く泣くではないですね。汗

 

友人達は私たちに鍵を預け、家族の元に旅立って行かれました。
クリスマス前後の我が家には数々の鍵が。

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鍵と一緒に様々な差し入れという名の残り物処理班役をっ!

モチロンこれ以外にもワインとチーズの差し入れもありました。

自分が不在の時に他人に家に入られるって抵抗ないですか?
私はあります。
家に彼の友だちがしょっちゅう来ることには慣れてはきましたが(すっぴんだったりスエットでいることも・・・)、それでもやっぱり不在にしている時に家に入られるのは無理かも。
そこら辺はまだまだなのか、永久にその感覚までにはならないのか・・・・
話は逸れますが、日本人でも帰国の際に部屋を貸している人は沢山いるので、私の閉塞的な感覚なのかもしれません。

長期家を不在にするということは、空き巣に入られる危険性と隣り合わせ。
手紙が貯まっているのは不用心。
ちなみに日本に住んでいる時は局留め手続きをしていました。
そんな気の効いたサービスはフランスにはないだろうし。
家を空にしておくよりは、誰かに貸したりしたほうがプチ収入にもなるし空き巣の心配も減るという一石二鳥らしい。
今回は普段は貸し出している友だちもギリギリまで行けるか分からなかったり、ストの影響で広告を出しても借り手が見つからないなどの理由で多くの鍵が我が家に集まりました。

家主のいないお宅訪問。
なんでこんなにもフランスのお家っておしゃれなんだろう。
バラバラの統一感のない椅子なのになぜかおしゃれに見えるダイニング。
ゴミでさえもおしゃれに見える。笑

猫ちゃん達が悪戯した部屋を掃除して、ご飯をあげて、手紙を回収して、以外と楽しいお家巡りでした。
掃除している箒に絡みついてきて可愛かった。
家主がいなくて遊んで欲しかったんだろうな。
youtubeにあげた動画は、散々遊んだ後なのでやや疲れ気味ですが、可愛いのでぜひ見てください。

https://youtu.be/xzx5ncvqBRs

 

 

余談ですが、今回文字のサイズを大きくしてみました。
自分のブログと他の方のブログを見て、なぜか読みにくい。
なぜ?
文章がまとまりがないのは、仕方ない。これから努力しますね。
・・・他に改善すべき点は?
文字を大きくしてみよう!と単純な発想ですが、どうですか?

 

大掃除に関する考え方の違い  日仏間比較

海外転居に関することを書きますなんて前回言ったけど、ちょっと別の事を書きたくなったので。
ホント日々書きたいことが色々とたまっていくが、アウトプットがなかなか出来ずに・・・
フランスに引っ越したら仕事もないし、友だちもそんなにいないし、暇してんだろうなぁなんて思っていたけど、なんだか時間がない。
なんでだぁ?!
もちろんダラダラしたりネットサーフィンしたりとぐーたらぐーたらしている時間はあるけど、なぜかあっという間に時間が過ぎていく。

どんな人にも時間は平等に与えられ、それをどう使うか、どう使いこなすか。
問題はそこだな。
日本で仕事していたときは、仕事の時間・プライベートの時間がハッキリ分かれていたし(意識的に分けていました)、限られたプライベートの時間、やりたいことの優先順位を付けたり、折り合いを考えたりとそれなりに(私なりに)有効に時間を使おうとしていました。
それが今はホントに際限なく時間があるかのような過ごし方になっている。
バカンスで長期フランスにいるときと同じような時間の感覚!

今はバカンスではなく、フランスで生活しているんだからと自分に渇を入れ、気持ちを引き締めなくては。
といっても今は年末。
特に今年は結婚手続きに仕事の引継、海外転居とかなりライフイベントが盛り沢山な一年でした。
気を引き締めるのは来年からにしようかな。
といっても、残すとこあと数時間。

と・・・前置きがかなり長くなりましたが、やっぱり一年の締めくくり積もり積もった汚れを落として新しい一年を迎えたいと思い、大掃除をしました。
ちなみにほぼ毎年クリスマス前から年明けまで彼とフランスもしくは暖かい国で過ごしていますが、日本を去る前に必ず大掃除と年賀状を出すのは欠かさずに行っていました。

ただどうやら彼には年末に大掃除という概念や習慣はないらしい。
彼や周りのフランス人の友だちに聞くとフランスの大掃除は春のイースター辺りにやるのが一般的とのこと。
冬は寒いから籠もって、春になったら暖炉とかも含めて掃除するらしい。
確かに寒い冬に家中の窓を開けて大掃除するのは、寒がりな私にはちょっとツラい。
実は子どもの頃は寒さに負け、窓を閉め切って掃除した結果ハウスダストのアレルギーを発症させ年末に対応している救急病院にかつぎ込まれた記憶があります(人は埃では死なないなんて言っている人っ!埃も十分アレルギー反応を引き起こす要因です)

暖かくなった春に大掃除も悪くないなぁって思ったけど、やっぱりきれいな家で新しい年を迎えたいということで、我が家は年末と春の両方を採用することに。
掃除をしないのは問題だけど、大掃除を何度もしても害はないでしょう。ちなみに夏のバカンスで長期家を開けるときも大掃除をする予定(日本ではしていたので、多分フランスでもするかと。立つ鳥跡を濁さずの精神と綺麗な家だと帰ってきたときに気分がいいしね)。

ってな感じで大掃除をするタイミングから日仏の違いを感じたワケですが、大掃除のやり方にも大きな価値観の差が・・・。
それは、自分達でやるかどうかって事。
えっ?って思った人!
私も始めは何を言ってんのー?という状態だったんですが、彼の話を聞くとまぁなる程、それも一理あるなぁと思いました。
彼が言うには、暖炉は暖炉や煙突専門の掃除屋さん、ベットマットやカウチのマットのお掃除(お手入れ?)他にもお掃除専門の業者に依頼するでしょとのこと。
一応言っておきますが、決して私は玉の輿に乗った訳ではなく、ごく一般的なフランス人と結婚しました。笑
でも彼や友だちの話を聞くと、この春の大掃除は業者に依頼するご家庭が多い様子。
共働きやシングルのご家庭が多いフランス、平日は仕事や子育て、お休みの土日は家族との時間や趣味に費やすため掃除は必要最低限。
そのため一年に1回の大掃除にお金をかけるそうです。
なるほど。

日本でもエアコンの掃除を業者にお願いする家庭もあるかと思いますが、やはり年末の大掃除は家族総出でやるイメージがあります。
それに日本も最近は共働き家庭増えていますよね。
それこそ冒頭に書いたように、時間の使い方が違うようで、日本人は家を守り綺麗にする事に時間をかけるんでしょうね。
フランス人も家での時間を大切にしていますが、日本人との感覚とはやっぱり価値観が違うような気がします。
そこらへん上手く言語化出来ないのがもどかしいのですが。

彼と話していて感じたのは、掃除に対する思いや考え方の違い。
もちろん生活しやすくとか清潔に保っておきたいという思いから掃除するんだけど、例えばもう自分は使わない場所、チェックアウトするホテルの部屋とか公共の場のトイレとかは、掃除をしないまでもこれから掃除する人が掃除しやすいようにとか次に使う人が気持ちよく使えるように気にかけたりすると思うんですが、そこら辺の感覚がちょっと違うような気がしました。
もちろん汚して去るような彼ではないのですが、チェックアウト予定の旅館の布団とシーツを別にして畳むとかはどうしてそこまでするの?との質問。
時間がなく布団を部屋の端に畳むだけで終わってしまうこともありますが、時間が許す場合はシーツをはがす私にビックリ。
だって、どうせシーツは別にクリーニングに出すだろうし、その方がスタッフも助かるんじゃないのかなぁという私の考え方に対して、それがその人の仕事だからという彼。
それはそうなんだけどねー。

貧乏バックパッカーの私たち(元?)、シーツを渡されて自分たちでベットメイクするようなゲストハウスにも泊まっていたこともあります。そのようにすると決まっている場所では、従う彼。
それに友だちの家に泊まった場合も綺麗にベット直すし、だったらそうじゃない場でも時間があればそうすればいいんじゃない?

サービスを受ける場でも?

んー、なかなか噛み合わない。。。

彼の言いたいことも分かるんです、きっと彼も私の言っていることは分かっているハズ。
どっちの価値観が正しいとかではないんだと思います。

小学校で教室を汚す男子に対して、「今日私たちが教室掃除の当番なんだからねー」と怒る女子。
逆に掃除が終わった後に汚してしまうと、「せっかく掃除したのにー」。
こんな光景結構目にしましたが、こういう経験が掃除する人の身になってその場を使う事を学んでいたのかもしれません。

フランスの学校では子どもたちが学校や自分たちの使用した教室を掃除する時間はありません。
その分、雇用を生み出しているのも事実です。
フランスで子どもたち自身に掃除をさせると学校教育が変わったら、かなりの失業者が出てしまうのも事実。

フランスの子どもたちは雇用について学んだり、サービスを受ける事、サービスに合った対価を支払うことを経験するんでしょうね。
日本はスマイル¥0なんて某ファーストフード店で展開されているように、サービスに対して料金が発生することを学ぶ場は少ないんじゃないかと思います。

かといって、日本もフランスも個人差はかなりあるし、日本の「おもてなし」の精神を持ったフランス人はたくさんいます。
残念な事にその逆の日本人がいるのも事実。自分さえよければっていうね・・・・

大掃除から発展したこの話題。
私と彼との間で結構熱い議論を交わしました。
彼は、というかフランス人は議論大好き。
その点私は特に自分の意見がなく、ふーん、そうなんだーとやり過ごしてしまうことが多い中、珍しくちゃんと議論できました。

彼は日本の教育推し!
子どもができたら日本の教育を受けさせたいっぽい。笑
ただ子どもが出来てもきっとフランスで生活することになるから、きっとそれは無理。
教育は無理でもしつけで、日仏両方の価値観を知り、自分なりに落とし込んでいって欲しいねと話し合った日でした。

なんとも壮大な話ですが、私たちの狭い世間や知見の話なので、他にもこんな考えがあるなどご意見がありましたらぜひ教えて下さい。

それにしてもダラダラと、書いては保存しを繰り返していたら、大晦日になってしまいました。
大掃除の話題なので、どうしても年内に書き上げたかった。
日本ではギリギリの時間かな。

今年はホントに色んな事があった年でした、まだ今年の内容で書きたいことがたーくさんありますが、また来年書きたいと思います。
少しずつ読んで下さる方が増えとてもうれしく思っております。
また来年もよろしくお願い致します。

私たちはこれから遅めのランチを作り、友だちとのカウントダウンパーティーの準備をします。
長引いているストの影響で無事に友人の所にたどり着けるかは分かりませんが、これもいい思い出になりますね。

では皆さん良いお年をお過ごし下さい。

 

フランスで驚いた

前回、前々回とで私たちが付き合いたてに感じたお互いの不満を書きました。

 

franpon.hatenablog.com

 

 

franpon.hatenablog.com

 

今回はフランスで驚いた事などを書いてみたいと思います。

これに関しても少しずつ慣れてきて、忘れつつあるので。

忘れる前に記録。

 

・未婚カップルが多い 自由恋愛

フランスに詳しい方なら当然の事と思うかもしれませんが、子どもがいても未婚カップルが多くてビックリ。

最近では驚かなくなってきたけど、子どものお誕生日会にパパとママそれぞれの今のパートナーと一緒に参加という状況に出くわした時は、一人で関係図を頭の中で描いていました。

パートナーとの関係は終了しても、親子関係は継続するもんね。

日本だと子どもを理由に別れることに躊躇する夫婦は多いけど、フランスはそうでもないみたい。もちろん、みんながみんなそうって事ではないと思うけど。

ただお互いの恋愛に口を出さないのかなーと思っていたけど、やっぱり仲良し同士は相手のパートナーの事を聞いたりアドバイスしたりというのは、日本と同じ。関係性によって質問内容に配慮があったり遠慮があるのも日本と同じかな。

LGBTについては日本でも徐々に理解されつつあるけど、フランスでは理解というより普通のことのように扱われている。

彼の周りにはそれほどいないんだけど、女の子を育てているレズビアンカップルにフランス滞在中色々親切にしてもらっているんだけど、ホントフツー。

むしろ私が意識してて、もしかして根底にどこか違う人達っていう括りでみてしまっているのではと思ってしまうくらい。

自由恋愛フランスです。

 

・外食よりお家ゴハン

どこの国に行っても食を楽しめる私。

フランスも例外なく美味しいです。

ただ外食がスゴく高い。

その反対に食材はお手頃価格で色んな種類が購入できる。

フランスでホテルに泊まるって数えるくらいしかなくて、ほぼ彼のシェアハウスか彼の友だちの家。

そんな訳で、お家ゴハンを食べる機会の方が断然に多い。

料理の腕も関係していると思うけど、お家ゴハンのレベルの高さにうっとり。

人種のるつぼのフランス、特にパリはアジアンスーパーマーケットからインディアン、アフリカンと様々な食材が手に入り易い。

フランス料理だけじゃなく、色んなお家ゴハンがどれも最高。

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彼お手製ローカルチーズパイ

もちろん外食ならではの物もあるんだけど、最近はお手頃価格で思う存分食べられて美味しいお家ゴハンを選びがちです。

そうそう、バーに行き慣れていない居酒屋大好きな私。

フランスでお酒を飲むってなると大抵がバー。バーだとほぼ食べ物ナシ。

時々、オリーブとかピーナッツが出るけど、お腹の足しにはならない。

家飲みもほぼ同じ感じ。

何だか物足りなくて、お家ゴハンからの飲みに移行というパターンが最高だなと常々思っております。

 

・治安の悪さ

旅好きなので色々と渡り歩いてきたつもりだけど、フランスの治安の悪さには驚く事ばかり。

幸い私はスリとか強盗とか怖い思いをした事はないんだけど、その変わり何度も警察が犯人らしき人を取り押さえている場面に遭遇したり、万引き犯に店員さんが詰め寄っていたり、グループ(ギャング?)同士の抗争の場面を見たりしました。

日本では、そんな場面に遭遇する事は稀。

治安の悪さを滞在の度に感じます。

フランスの田舎の方でバカンスに行ってても、パリに戻って来ると、パリを始めとする都市のピリッとする感じに、張り詰めた気持ちになります。

これは日本も同じ事だけど、貧富の差が激しい。貧しい方々の間違った方向の自己主張。

そのパワーをもっと別の方向に向けられないのかなーと思うのは、上から目線なのかな。

物乞いを仕事にしている人がいたり、小さな女の子も独りで物乞いしている姿を見ると、何とも言えない気持ちになります。きっとなんだかんだ恵まれているんですね、私。

 

・街がカカだらけ

カカってフランス語で「う●こ」って意味。

犬・猫の動物のものから、人間のじゃないって物まで。

流石にハイブランドが並ぶ通りにはなさそうだけど、そこら中カカだらけ。

下を向いて歩かないと大変な事に。

時々惨事に見舞われた方の残骸などを見ると、お気の毒にと思ってしまいます。

家の中でも靴を履いているお家が多いフランス、どうされているのかしら。

それにカカだけじゃなく、オシッコ臭も。

特にメトロ(地下鉄)は最悪です。

少しずつよく改善されているとは言え、まだまだのおトイレ事情。

外だと臭いが空気中に分散され少しはマシなのかもしれませんが、メトロのような臭いが分散されにくい場所では最悪です。

夏は暑さで更に臭いが厳しい事に。

 

・喫煙率の高さ

あれ?先進国って健康思考で禁煙傾向にあるんじゃないの?

そんな疑問を初めの頃は感じていたけど、みんなスッパスッパ吸うもんだから忘れてた(笑)

吸わない人もいるけど、どっちかというと少数派。

みんなスモーキングタイムを楽しんでおります。しかも火傷しないのって心配になるくらい端っこまで吸う。

そして日本じゃあまり見ない煙草の葉っぱ(?)と紙がバラバラで自分で煙草を組み立てるヤツを吸っている人が多い。これはアジアとか旅しているとフランス人だけじゃなく、他のヨーロピアンも吸っているのでヨーロッパスタイルなのかな。

 

・台布巾の変わりに食器洗い用スポンジ

なんか急に所帯じみたネタに。

テーブルを拭く布巾の代わりに食器を洗っているスポンジをつかっているの。

これにはカルチャーショック。

今だに抵抗があるんだけど、食べかけのバゲットをお皿じゃなくてテーブルにぽんっと乗せるから、テーブルもお皿も同じカテゴリーで同じスポンジでキレイにしている感覚なのかなー?

バゲットをテーブルに直に置くのは抵抗あるけど、スポンジでテーブルを拭くのはなんか慣れちゃって抵抗なく拭いています(笑)

 

・友だちの友だちは、友だち

これに関しては、日本人でも意見が別れるところかなと思いますが、フランス人たちは断然にこの傾向が強い。

毎週どこかしらでパーティー、友だちの友だちに会うことに慣れているせいではと思っているんだけど、どうかな?

そこで気が合うと電話番号交換して、新たな付き合いが始まるって感じかな。社会人になると新たな友だちって出来にくかったりするけど(私だけ?)、友だちが多いフランス人はたくさんいます。

ただ深い付き合いだったり親友とは、また別みたい。

私みたいに人見知り傾向があるフランス人はパリとかでは生きにくいだろうな。

 

他にもありそうだけど、今思い出せる範囲はここまで。

また思い出したら第2段書きたいと思います。