ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

フランスで驚いた

前回、前々回とで私たちが付き合いたてに感じたお互いの不満を書きました。

 

franpon.hatenablog.com

 

 

franpon.hatenablog.com

 

今回はフランスで驚いた事などを書いてみたいと思います。

これに関しても少しずつ慣れてきて、忘れつつあるので。

忘れる前に記録。

 

・未婚カップルが多い 自由恋愛

フランスに詳しい方なら当然の事と思うかもしれませんが、子どもがいても未婚カップルが多くてビックリ。

最近では驚かなくなってきたけど、子どものお誕生日会にパパとママそれぞれの今のパートナーと一緒に参加という状況に出くわした時は、一人で関係図を頭の中で描いていました。

パートナーとの関係は終了しても、親子関係は継続するもんね。

日本だと子どもを理由に別れることに躊躇する夫婦は多いけど、フランスはそうでもないみたい。もちろん、みんながみんなそうって事ではないと思うけど。

ただお互いの恋愛に口を出さないのかなーと思っていたけど、やっぱり仲良し同士は相手のパートナーの事を聞いたりアドバイスしたりというのは、日本と同じ。関係性によって質問内容に配慮があったり遠慮があるのも日本と同じかな。

LGBTについては日本でも徐々に理解されつつあるけど、フランスでは理解というより普通のことのように扱われている。

彼の周りにはそれほどいないんだけど、女の子を育てているレズビアンカップルにフランス滞在中色々親切にしてもらっているんだけど、ホントフツー。

むしろ私が意識してて、もしかして根底にどこか違う人達っていう括りでみてしまっているのではと思ってしまうくらい。

自由恋愛フランスです。

 

・外食よりお家ゴハン

どこの国に行っても食を楽しめる私。

フランスも例外なく美味しいです。

ただ外食がスゴく高い。

その反対に食材はお手頃価格で色んな種類が購入できる。

フランスでホテルに泊まるって数えるくらいしかなくて、ほぼ彼のシェアハウスか彼の友だちの家。

そんな訳で、お家ゴハンを食べる機会の方が断然に多い。

料理の腕も関係していると思うけど、お家ゴハンのレベルの高さにうっとり。

人種のるつぼのフランス、特にパリはアジアンスーパーマーケットからインディアン、アフリカンと様々な食材が手に入り易い。

フランス料理だけじゃなく、色んなお家ゴハンがどれも最高。

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彼お手製ローカルチーズパイ

もちろん外食ならではの物もあるんだけど、最近はお手頃価格で思う存分食べられて美味しいお家ゴハンを選びがちです。

そうそう、バーに行き慣れていない居酒屋大好きな私。

フランスでお酒を飲むってなると大抵がバー。バーだとほぼ食べ物ナシ。

時々、オリーブとかピーナッツが出るけど、お腹の足しにはならない。

家飲みもほぼ同じ感じ。

何だか物足りなくて、お家ゴハンからの飲みに移行というパターンが最高だなと常々思っております。

 

・治安の悪さ

旅好きなので色々と渡り歩いてきたつもりだけど、フランスの治安の悪さには驚く事ばかり。

幸い私はスリとか強盗とか怖い思いをした事はないんだけど、その変わり何度も警察が犯人らしき人を取り押さえている場面に遭遇したり、万引き犯に店員さんが詰め寄っていたり、グループ(ギャング?)同士の抗争の場面を見たりしました。

日本では、そんな場面に遭遇する事は稀。

治安の悪さを滞在の度に感じます。

フランスの田舎の方でバカンスに行ってても、パリに戻って来ると、パリを始めとする都市のピリッとする感じに、張り詰めた気持ちになります。

これは日本も同じ事だけど、貧富の差が激しい。貧しい方々の間違った方向の自己主張。

そのパワーをもっと別の方向に向けられないのかなーと思うのは、上から目線なのかな。

物乞いを仕事にしている人がいたり、小さな女の子も独りで物乞いしている姿を見ると、何とも言えない気持ちになります。きっとなんだかんだ恵まれているんですね、私。

 

・街がカカだらけ

カカってフランス語で「う●こ」って意味。

犬・猫の動物のものから、人間のじゃないって物まで。

流石にハイブランドが並ぶ通りにはなさそうだけど、そこら中カカだらけ。

下を向いて歩かないと大変な事に。

時々惨事に見舞われた方の残骸などを見ると、お気の毒にと思ってしまいます。

家の中でも靴を履いているお家が多いフランス、どうされているのかしら。

それにカカだけじゃなく、オシッコ臭も。

特にメトロ(地下鉄)は最悪です。

少しずつよく改善されているとは言え、まだまだのおトイレ事情。

外だと臭いが空気中に分散され少しはマシなのかもしれませんが、メトロのような臭いが分散されにくい場所では最悪です。

夏は暑さで更に臭いが厳しい事に。

 

・喫煙率の高さ

あれ?先進国って健康思考で禁煙傾向にあるんじゃないの?

そんな疑問を初めの頃は感じていたけど、みんなスッパスッパ吸うもんだから忘れてた(笑)

吸わない人もいるけど、どっちかというと少数派。

みんなスモーキングタイムを楽しんでおります。しかも火傷しないのって心配になるくらい端っこまで吸う。

そして日本じゃあまり見ない煙草の葉っぱ(?)と紙がバラバラで自分で煙草を組み立てるヤツを吸っている人が多い。これはアジアとか旅しているとフランス人だけじゃなく、他のヨーロピアンも吸っているのでヨーロッパスタイルなのかな。

 

・台布巾の変わりに食器洗い用スポンジ

なんか急に所帯じみたネタに。

テーブルを拭く布巾の代わりに食器を洗っているスポンジをつかっているの。

これにはカルチャーショック。

今だに抵抗があるんだけど、食べかけのバゲットをお皿じゃなくてテーブルにぽんっと乗せるから、テーブルもお皿も同じカテゴリーで同じスポンジでキレイにしている感覚なのかなー?

バゲットをテーブルに直に置くのは抵抗あるけど、スポンジでテーブルを拭くのはなんか慣れちゃって抵抗なく拭いています(笑)

 

・友だちの友だちは、友だち

これに関しては、日本人でも意見が別れるところかなと思いますが、フランス人たちは断然にこの傾向が強い。

毎週どこかしらでパーティー、友だちの友だちに会うことに慣れているせいではと思っているんだけど、どうかな?

そこで気が合うと電話番号交換して、新たな付き合いが始まるって感じかな。社会人になると新たな友だちって出来にくかったりするけど(私だけ?)、友だちが多いフランス人はたくさんいます。

ただ深い付き合いだったり親友とは、また別みたい。

私みたいに人見知り傾向があるフランス人はパリとかでは生きにくいだろうな。

 

他にもありそうだけど、今思い出せる範囲はここまで。

また思い出したら第2段書きたいと思います。