ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

フランスのコロナウィルス

 

フランスの旅情報のはずが、ストの次はコロナウィルス情報。
フランスでも日々感染者が増えています。
フランス政府から当分の間ビズや握手は止めましょうとか、一度鼻をかんだティッシュは使わないようにとか(日本人にとっては当たり前。っていうか、かんだティッシュを二度使いするのってフランス人だけでは?これに関しては以前も書いたのでぜひ読んで下さい)

 

 

franpon.hatenablog.com

 

5000人以上の集会(イベント等)は禁止だったのが、1000人以上に変更になったりと危機感を少しずつ感じているようです。
ルーブル美術館が閉鎖。今は入場に人数制限を設けているようです。
飛行機も便数が減ったりと、観光に関しては色々と影響が出ているようです。
今日までは大丈夫でも急に明日になって閉鎖とか変更は十分にあることなので、フランスを観光される方は事前にホームページで情報をチェックしておいた方がいいかと思います。

また日本の外務省からフランスの渡航について、「十分に気をつけて下さい」危険度1というメールが届きました。

 

ただ街中は至って普通です。
一部お休みの学校はあるみたいですが、学校は通常通り。
ストでかなり学校が休みになり(こんな状況でもデモが時々起こっています)、更に今回の騒動で学校が閉鎖になったら子どもたちの学習の機会がかなり減ってしまう。
お店やレストランも通常通りに営業。

ちょっとした変化と言えば、日本ほどではないですが、一部のスーパーでパスタ等の保存のきく食材が品薄という状況だったりしますが、写真のように売り切れという事はないです。(他のスーパーでは変わりなく売ってたので、もしかしたら品出しをしていないだけかもしれません)

f:id:franpon:20200306191657j:plain

f:id:franpon:20200306191706j:plain




また手指の消毒液やマスク(もともと売っているのを見たことがないですが)は、必要としている人に処方できるように管理(?)され始めたとか。
でも手指の消毒液に関しては、今日行ったお店では一人一点までなら購入できました。在庫もそこそこありましたよ。

 

そしてよく話題になっているアジア人差別。
日本食レストランが悪戯書きの被害を受けたりと一部ありますが、私は今のところ差別的な発言や態度を取られたことはないです。
他の方のブログ等でも言われていますが、もともとアジア人に対して差別的な態度をとる人はいます。そういう方が、今回のコロナウィルスと絡めて差別的な言動をしているに過ぎないようです。
先週までバカンスだったため、フランス政府から具体的な国名を挙げ、その国に滞在していた人は2週間(確か)の自宅待機という指示が出ています。
その中に日本はなかったかと思いますが、他のアジアの国はありました。
それは差別ではなく、もし感染していた場合に更に菌を広げないようにという意味。
そういうのを面白可笑しくおちょくってくる人は、無視するに限りますね。(笑。幸い私の周りにはいないですが)
この状況が落ち着かず、ますます加速化した場合、もしかしたら旅行者の場合、ホテル待機なんて指示が出ないとも限らない。。。。?
現に海外からの修学旅行等はキャンセルするように働きかけているようです。

今後どういう動きになるかわかりませんが、2020年3月9日までの私が知る限りの情報でした。

 

ちなみに私が長い時間一緒にいるのは語学学校のクラスメイトなのでフランス人ではありません。
私が唯一のアジア人なんですが、全く差別的な発言はなくいつも通り。

このアジア人差別は、フランス人・日本人の間でも結構話題のようで、彼やフランス人の友人、日本の家族・友人に心配されましたが、全くナシ!


つい先日、語学学校でコロナウィルス対策のための手洗いやクシャミについてのレクチャー、電車に乗る際に気をつける事などの話があった流れで、日本ではコロナウィルス患者出ているの?なんていう呑気な質問が・・・。
そうかフランス語がまだまだな私たち。しかも彼らはアラビア語のみで英語は分からん(アラビア語以外の他の方は文字が読めないとか)。ただ単に日本というかアジアの状況をよく分かっていないだけだったみたいです。
ただ中国からスタートしたということは知っていましたよ。
シリア、アフガニスタンスーダンetcは患者が一人もいない!なんて言っていましたが、情勢が安定しない中カウントができていないだけじゃないかとも思いましたが、そこは言わずにスゴい!(何がってカンジですが)
いつ自分の生死が脅かされるか分からない生活を送っていた彼らからしたら、致死率がそれほど高くないコロナウィルスはそれほど恐怖の対象ではないようです。
そんな逞しい彼らとの学校生活も今後ブログに書く予定なので、良かったらまた読んで下さい。

ちなみにクシャミをする際は、手で口を覆うのではなく、肘の裏(肘窩)で口を覆いなさいと教わりました。
手の場合、その後他の場所を触ることで感染を広げる可能性があるからだそうです。
なるほど。フランス語以外にも色々な事を日々学び吸収。


最近インプットばかりでアウトプットできていない。
書きたい事がたまっています。

 

手指消毒液のフランス語名が分からない私たち。
不謹慎かもしれませんが、教室に置いてある手指消毒液を【コロナ】と呼んで、「次コロナ貸して」と仲良く毎日手指の消毒に励んでいる私たちです。

皆さんも日々の予防に心がけ、この状況を乗り越えましょう