ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

爆竹強盗未遂事件 

大袈裟なタイトルをつけてしまった。

 

Twitterでも呟きましたが、先日友人たちとベンチに座って話していたところ急に爆竹を投げつけられ、爆竹に驚いている隙に友人の鞄を盗まれそうになりました。
幸いな事に怪我人もおらず、何も盗まれる事なく済みました。

少ないフォロワーにもかかわらず、多くの方が反応されていたので、やはり治安などに関することは気になるのかなと思い、詳細を忘れないうちに書いておこうと思います。


以前スリ被害(この時も未遂で済みました)に合った時は、私にも落ち度があり、彼に怒られましたが、今回は特に落ち度ナシ。
以前のスリ被害の話は↓です。

 

franpon.hatenablog.com

 

敢えていうなら夜だったということ。
21時半~22時くらいの日が沈んだ頃ですが、時計を見ていた訳ではないので、正確な時間ではないです。
また人目につかない場所にいたという事もなく、他にも何組かグループがいるといった状況でした。
私たちのグループ自体も少人数ではありませんでした。
人が多いと人混みに紛れてスラれるというのが定番で、攻撃的な行為が行われるとは思っていませんでした。
人目があるから安心っていう事でもないんだなという事を思いました。


今回私は爆竹が近くに投げられ、そこから逃げるのに必死で全く状況判断が出来なかったのに対して、フランス人の危機管理能力の高さに驚きと尊敬しかありませんでした。

詳細は、といっても私はその時は全く理解出来ず後から聞いた話です。
仕掛けてきたのは、残念ながらアラブ系の方です。
爆竹を投げつけたグループ、盗みをしようとしたグループに分かれての犯行だったようです。

アジア人は私一人、他はみんなフランス人という状況なので、アジア人を狙ったのか、アジア人関係なくたまたま私たちだったのかは分かりません。
私の近くに爆竹を投げられましたが、鞄を盗まれそうになったのはフランス人です。
私は爆竹に驚き一瞬固まった後にその場から離れるのに必死でした。
とにかく爆竹から目が離せず、爆竹を確認しながら身を守るという状態でした。
ただ何人かの友人は爆竹ではなく、自分たちの荷物や自分たち以外に誰か近寄ってきていないかの確認。この確認が出来た事で荷物を取られそうになったところ未然に防げた!という訳です。
というか、私はこの友人たちの動きを全く知らず、爆竹が鳴り止み少し落ち着くと何故か友人たちがアラブ系のグループにキレていたという認識。
落ち着いている状態でもフランス語の聞き取りに難ありなので、この時は全くもって訳わかめ状態。

アラブ系のグループの人たちが私に向かって「ニホンジン」「ニーハオ」など話しかけてきた事で、友人たちとの会話を誤魔化そう(または失敗に終わりおちょくる事での八つ当たり?)とし、その後逃げたという状況です。

しつこいですがこの時点で私が分かっているのは、爆竹を投げられた→何故か友人たちがアラブ系グループにキレている→アラブ系の人におちょくられて逃げられるという事のみ。

その後友人たちから状況を詳しく聞き、警察に通報する事を提案したのですが、最終的には被害がなく済んだので警察に行ったところで相手にしてもらえないと言われ、結局警察には通報していません。

今回冷静に状況を観察し判断した友人たちは凄いなと思いましたが、このレベルにいくには相当な訓練が必要そうです。
今の私に出来ることは、荷物から手を離さない、ピクニックシーズンでついついリュックとか下ろしてくつろいじゃっていますが足の間に置いておく、もしくは貴重品だけは身に付けておく、お喋りに夢中にならず周囲にも目を向けるといった事でしょうか。
いくら楽しくても外では、気を付ける事を忘れてはいけないなぁという事を実感した出来事でした。

後は私の課題はアラブ系の方におちょくられた時の態度。
相手によるとは思いますが、毅然とした方が良いのか、無視が良いのか、正解はないと思いますが、難しいです。
言い方悪いんですがおちょくってくる方って路上で暇そうにしている方ばっかり、同じアラブ系の方でも忙しそうにされている方はそもそも私がいることにも気が付いていないと思うけど全くなんですよね。

話が反れてきたのでこの辺で終わりにしようと思いますが、とにかく慣れた場所でも気を緩めず近くにいる人には常に気を付けるくらいでいたほうがよいかもしれません。

フランスを始め、海外在住の方気を付けましょう!
まだまだ気軽に旅行に来れる状況ではないですが、もしフランスに来られる際はお気をつけ下さい。