ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

お誕生日会から垣間見れるフランス人の恋愛事情

手続きの話が続いたので、日常の出来事についてのお話です。
と言ってもコロナ騒動が始まる前の出来事なので、温めまくった話です。笑
お友だちのお子さんのお誕生会に呼ばれた話とそこで垣間見えるフランスの恋愛事情やら我が家のご近所付き合いなどをちょっとお話したいと思います。

今回お呼ばれしたのはお子さんのお父さん宅。
彼がシェアハウスに住んでいた頃からのお付き合い。
彼が私と付き合う前からの友人で、まだまだ初々しい私を知る友人でもあります。
他にもシェアハウス時代の友人が数人ご近所に住んでおり、ちょくちょくお互いの家を行ったり来たりする関係です。

お子さんも小さい頃から知っているカワイイ女の子です。
シェアハウス時代は、お父さんとお母さんがそれぞれのパートナーと別々の部屋に住んでおり、その部屋を行ったり来たりしていました。
共同のキッチンやリビングでその女の子とお母さん、お父さんそしてそれぞれのパートナーとで食事をしている光景に驚きつつも、こういう価値観なのか~と思った記憶があります。
ちなみにそのシェアハウスにはレズビアンカップルと赤ちゃんという組み合わせも住んでおりました。
レズビアンカップルがちょっと登場するお話は下記です。

 

franpon.hatenablog.com

 

で、今回の誕生日会!
主役は本人のハズ!ただゲスト全員大人!
子どもは主役の女の子とお父さん、お母さんのそれぞれのパートナーとの間の子ども二人。
つまり、半分きょうだいの二人と本人っていう大人ばかりのパーティー
きょうだい二人もまだまだ小さくて、小学生の女の子と一緒に遊ぶっていうレベルじゃないのに、大人は会話に夢中でお姉ちゃんが面倒を見るっていう状況に。
これって娘の誕生日会を名目に集まってパーティーしているのでは?

そんなお誕生会でした。
でもそんなに珍しい事じゃないのか、主役の女の子も時々は大人の会話に合わせ、小さいきょうだい達の面倒も見てと・・・・ホントに良い子!笑

昔から良い子、というか優しい子。
シェアハウス内で居心地悪くポツンとしているとお花摘んで来てくれたり。
このまま大きくなってくれ~と親のように願ってしまう私。

お母さんのパートナーはシェアハウス時代と同じ方(多分)、お父さんのパートナーは別。っていうか、コロコロ変わる印象があるかな。
でも今回はパートナーとの間に子どもおり、だいぶ続いているなぁ~なんていう感じ(上から目線ですね)
日本の小学生の女の子だったら、そういうお父さんをどう思うのかなぁ?

でもフランスのお子さんたち全く気にしない!いや聞いた訳ではないので、気にしていないように見える!

夫婦間に愛情がなくても、子どものため世間体等を理由に別れないカップルって日本には多いように思います。ただ一方で離婚率も上がってきているようではあるみたいですが。
私はこれが悪い事だとは思っていません。憎しみ合う関係になってまで夫婦を継続するのはどうかと思うけど、愛が減っても家族っていう繋がりでまた別の新たな絆があるのではと思ったり。
この考えはフランスでは少数派な気がします。
というか、結婚して家庭を作って子どもっていう一般的な流れというものがフランスには存在しません。
日本ではできちゃった結婚なんて言葉があるように、子どもが出来たらほぼ結婚するようですが、この流れフランスでは皆無かも。
もちろん子どもは二人で育てますが(別れても)、子どもを理由に結婚したり離婚を止めたりはないように思います。
もしかしたら理由の一つくらいにはなるかもしれませんが。

そんなフランスの父娘。
見てはいけないものを見てしまったって気持ちになるくらいにイチャイチャ。
こうしてフランス娘はイチャイチャの方法を学ぶのかなぁと思うくらいにイチャイチャ。笑

実はこういう感じの子どもの誕生日会に参加したのは2回目なので、きっとそんなに珍しい事ではないのかもしれません。

1回目は郊外に住む彼の友だちの家に泊まっていた時、今夜はBBQパーティーと言われ、普通にBBQを楽しんでいました。
大きなお家なので夜にゲストが来ることもしばしばあったので、今日はやたらとゲスト多めで友だちがやたらと張り切っているなぁくらいに思っていたのですが、デザートにバースデーケーキ!
いくら鈍くても気が付きますよね。
会ったことない子のバースデー!
誰?
友だちとどういう関係かを探るため、人間観察。笑

観察の結果、お誕生日の主役の子どもは友だちの彼女のお子さん!
お子さんのお父さんとパートナー、お母さんのお母さん(つまりお子さんからしたらおばあちゃん)も参加のバースデー!
主役の子のお母さんの恋人の家がパーティー会場って突っ込みどころ満載じゃないって思ったけど、フランス人の感覚的にはありらしい。
小学生?中学生?くらいの思春期に入りそうな年頃なのに、反抗心なく楽しんでいるのよね。
こうして価値観の違いって生まれていくのかって凄く思った出来事です。

なんだか最後は価値観なんていう大きな話になってしまいましたが、私の観察結果をまとめてみました。
あくまでも私が感じた内容で、フランスを代表する恋愛の価値観っていう訳ではありませんので、ほぉこういう価値観もあるのかぁくらいに思っていただければ幸いです。
ただ他にも書きたいフランス人の恋愛に関するエピソードがあるので、続編を書くつもり。
ただ次回は学校について書くかもなので、飛び飛びになるかもですが、ぜひ良かったら次回も読んで下さい。