ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

フランス生活 慣れた事後編

フランス生活慣れたこと後編です。

前編をまだの方はぜひこちらも良かったら読んで下さい。

 

franpon.hatenablog.com

 

 

・目を合わせる

はっ?って思われた方いますか?

超~自分に自信ない私、そして恥かしがり屋(はい?って思った方います)の私、人からじっと見られたり視線を合わせるのが苦手だったんですよ。

それが今や自分から合わせるまでに大成長。

流石にウィンクはしないけど。

でもウィンクされるのはまだ慣れず、ドキドキする。女の方でも。

特に深い意味はなく、アイコンタクトみたいなもんなんだけど、毎回ドキドキです。

そして日本人大好きな乾杯!

乾杯する際に目を合わせるのです。

っていうか、一度に乾杯!文化がなく、一人一人のグラスと乾杯。

その度に目を合わせてニコッ。

道行く人にも目を合わせてニコッ。

って言うか、話す際によっぽど目を離せない事をしていない限り相手を見るようになった。

慣れるもんですね。

 

・ナイナイ生活

まず我が家TVがありません。

日本に住んでいたときは超〜TVっ子だった私。

見たい番組がなくてもTV付けてた。

日本ではTVのないお家って珍しくて、ない場合は買ってないっていうよりもTVのない生活にこだわってあえて置かないっていうパターンだったように思います。

一方、フランスはTVない家が珍しくない。

っていうか、一人暮らしやカップルで暮らしている家にはほぼないんじゃないんだろうか‥‥

でもパソコンでユーチューブ見たり映画を見たりはしています。

我が家もプロジェクターで白い壁に映し出して見たりしています。

そして電子レンジがない。

これはなきゃないでなんとかなるけど、ちょい不便。

自然解凍、オーブン、蒸籠で蒸すという事で凌いでいるものの、あったらなぁって思う。

きっといつか買う!

そして日本食材。

これは手に入る物もあるし、代外できる物もあって、在外日本人の方の情報にかなり助けられています。

いつになるか分からないけど、これについては私もブログ記事にまとめたいと思いつつ、書きたいテーマありすぎて‥‥

って事でなければ諦める!ではなく、作るにシフト変更。

なくても大丈夫ではあるけど、やっぱりこう長い間帰ってないと恋しくなる。

麻婆豆腐なんて昔は、数えるくらいしか作った事ないし、Cook Doとかお手軽調味料使ってパッパと完成。

もちろんそんな便利な物はなく、色々な香辛料等を駆使して作り上げる。

日本で暮らしていた時よりも時間的に余裕があるから出来るっていうのもあるけどね。

そして寿司も握るようになったよ。

家で手巻き寿司は食べたことあるけど、寿司を握った事はない。

でもフランスに住んでからこれまで何度握った事か。笑

多分市販の寿司より美味しいし、安上がり。

そして喜ばれる。

この写真は鰻丼。

 

ナイナイ生活ではあるものの、工夫次第では乗り越えられるし楽しい。

フランスならではの食材も好きだから食は大丈夫かな。

 

・フランス語

これは慣れた事に入れて良いのやらって感じだけど、だいぶ必要事項の伝達は出来るようになった。かな?

まだまだ会話にはならないけど、必要な手続き関係は出来るようになった。かな?

だけどフランス社会で生きていくにはまだまだなのでもっと頑張らないとです。

 

他にも色々ありそうですが、また思い出したらその時ブログにしたいと思います。

 

さてお次は番外編

慣れないコト。

未だに慣れず、日本に帰りたくなることも。

ではでは、いってみましょう!

・衛生面

オブラートに包んで書きましたが、汚い!です。

フランスは下ではなく上を見ろ!と言われましたが、まさにそのとおり!

上を見ていると、時々はっとその綺麗な景色に圧倒され、フランスに住んでいるんだなって思うけど、下を見ると本当に汚い。

疲れているときは、ちょっと病むくらい汚い。

どうしてこんなに汚いんだろう?

汚い風景が心の健康に影響を及ぼすなんて初めて知ったよ。笑

 

・気持ちの揺れ

これって日本にいてもあるのかもしれないけど、きっと上手く付き合えていたんだと思う。

自分の居場所がないって感じたり、自己肯定感がだだ下がりしたり‥‥

どーしょもなく、鬱々とする事があります。

ただ私の場合、一過性の物でずっと続く訳じゃないんだけど、結構キツイ。

一時でもこんなにキツイのに、それと付き合っていかないといけないうつ病って本当に辛い病気だよねって思う。

 

とまぁそんな感じでした。

後半に暗い内容を持ってきちゃったけど、フランスの適当さに憤慨しつつも助けられていたり、人間らしいフランス人に頭にくる事もあるけど好きだったりもします。

日本にいようが、フランスにいようが私は私。

私らしさを忘れず、次は在仏5年目を目指そうと思います。

という事で、このシリーズは一旦終了です。

 

 

 

 

アパート旧オーナーとの関係

すっかりお忘れかと思いますが、前回書いたフランス生活3年目に入りましたシリーズ()と並行して、実はフランスの不動産(私たちの経験より)についてもシリーズで書いていたのです。()

以前の話をすっかりという方はぜひよろしかったら読んでみて下さい。

 

franpon.hatenablog.com

franpon.hatenablog.com

 

 

 

意外とこのフランスの不動産に関する記事、結構読まれているみたいなんですよね。

フランスで家を借りる予定の方が読まれているのかしら?

それともなにかトラブルを抱えている方が読まれているのかしら?

あまり参考にはなりませんが、こんな人たちもいるのかと楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

さて、オーナーとの関係についてですが、旧オーナーそして今のオーナーともにまぁ良好です。

まぁというのは、彼と私とで感じ方が違ったり、全て良い人では片付けられない部分があったからです。

 

旧オーナーはいい意味で大雑把。

そういう方なので、彼とは馬が合っていたように思います。

以前も書きましたが、修理が必要な箇所を自分たちで直すことができたらその分の材料費と手間賃を考慮して、その月の家賃は半分だったり全額免除だったり・・・

お金が絡む事だし、自分の家だから素人にいじられるのが嫌っていう考えはあまりありません。

っていうかない。

 

でも費用を差し引いて家賃額を勝手に減らしても大丈夫だったのか・・・家賃収入の証明が必要な時に困らない?

まぁ融通が利くオーナーでした。

で、大雑把。

私も日本を離れる時、結構大変だったので気持ち分かるけど、オーナーの私物結構残っていました。

でもこれって他の人に聞くと結構ある事らしい。

一応家具付きってことで家電や食器系はありがたく使わせてもらいました。

アウトドア用品もボチボチ使わせてもらった。

オーナーの服や靴、カバンなどのザ・私物は捨てても良い物と悪いけど保管して欲しい物があると言われたので、全部取っておきました。

でも保管場所ケーブ(地下の倉庫)でと言われ、ケーブに置いておいたら全部カビルンルン。

そうこのカビがこの旧アパートの敵でした。

地下は風通しもゼロだし、じめじめしていたのでカビも分かるんですが、旧アパートは寝室の壁と天井部分にカビが。

健康被害を心配するほどにひどい状態。

最初の年は少しだったのですが、徐々に浸食場所が増え、退去する頃には見るにも耐えがたい状態に。

カビが増える時期は冬。

多分原因は、寒くて壁(漆喰?)が結露し、結露が壁の中に入り込み、乾かない状況が続いたことだと思います。

天井はある一部、真ん中に綺麗な四角形のカビ模様ができたので、絶対に何かその部分に問題があると思うのに、彼や業者の提案する案がどれも検討違い(だと思う)

必死で考えられる原因を伝えましたが、取り合ってもらえず。

もっとフランス語力付けねばと思った出来事です。

カビ問題を解決すべく換気するファンを取り付けたが・・・

目に見える効果はなし。

結局、カビ問題は解決せずに退去。

カビ問題は旧オーナーも了承していたし、見当違いなファン取り付け工事も全て旧オーナー持ち。

で、、、、最後の最後で問題が起きたのです。

 

日本もですが、入居する前に家賃プラス保証金として2か月分の家賃を払いました。

で、旧オーナーから言われた事は保証金の半分、つまり家賃1か月分だけ返金すると。

日本の感覚だと、そうかって感じですが、この決定に彼は激怒(なぜ?)

話しは反れますがこの怒りポイントが違い過ぎて、時々疲れます。

まぁフランスで保証金を取られることは、大きな損傷がある時のみで珍しい事らしい。

っていうか、私の価値観ではカビ問題が解決しないことに腹を立ててくれって思いますが。

 

旧オーナーが言うのは、壁の塗装代とベットのマットレス代と言われました。

壁については私たちの過失ではないけど、清掃代くらいは払わなきゃとも少し考える私・・・

マットレスは旧オーナーが要らないから必要なら持っていってと言われたから持っていったもの。

そんなこというなら返却します。ですよ!

 

で、彼が取った行動は、「不当な保証金請求について、弁護士に相談します」とメールを送ったのです。

はい、全額返金されました。(笑)

確かに海外転居お金かかるし、清掃に塗装にお金がかかり大変なのも分かる。って事で、もらえるならラッキーって感じで半額請求したっぽい。(笑)

根拠があやふやな請求の場合、こちらがはっきりとした態度を示す事が大事なんだ学んだ出来事でした。

 

でもこんな事があっても旧オーナーとは良好。

こんな事があったしお互い気まずくないのかなっていうのは、私の感覚らしい。

不思議だ。

そして、私の手続きの関係で住所変更が出来ずしばらく私宛の手紙が旧オーナーの家に届いていたのですが、嫌な顔せず毎回連絡してくれたし。

ありがたい限りです。

 

さて新オーナーとの関係については、長くなってきたのでまた今度書こうと思います。

次回は旧アパートの良かった点や悪かった点、引っ越しに関するエピソードを書きたいと思います。

 

ではでは、また。

 

 

フランス生活 慣れた事前編

ブログのネタがあっちこっちにいってしますが、シリーズで少し書きたいと言いつつ1回で終了している、在仏三年目に突入しました編です。

 

まだ三年、もう三年って感じです。

というか、フランスについて相変わらずちっとも分かってないし、フランス語は相変わらずだし、友だちっていう友だちいないし・・・

まずい訳です。

特にフランス語。

在仏長い方を見ていると、どんなに長く住んでいても話せない方は話せない!

これ!本当です。

もちろん多少のやり取りはできますが、細かい話は無理!

なので住んでいれば話せるようになるとか、パートナーが外国人だから話せるようになるっていうのは・・・。

それだけで自動的には話せるようにはなりません。

やはりそこには、それぞれ努力がある訳で住めば勝手に語学力がどうにかなるものではないのですよ。

 

とまぁ、語学について書きだしてしまいましたが、語学については色々じっくり書きたいので、また今度に回しますね。

 

今回は、フランスに住んで慣れた事、慣れない事編です。

 

慣れた事

・自己主張しないと何も進まない

慣れたコーナーに書きましたが、実はすごい苦手です。

できるだけ目立たずになんとかやり過ごしてきた私には試練ですが、黙ってたら何も進まなし何もしてくれない。

黙ってもお金の請求はきますけどね。(笑)

ってことでこちらもガンガン言う。

言わないと何も変わらないし何も進まない。

言っても進まないのに。

またダメって言われても、別の日とか別に人に言うとなんとかなるのも、この国の特徴かも。

気を使ってくれる人もいるけど、それに甘えてちゃダメで下手でも下手なりのフランス語で訴えれば最終的に「英語でもいいよ」って向こうが折れてくれたりする。(笑)

絶対に無理だろうって事でもまずは言う癖がつきました。

っていうか、彼は逆にフランス人なのに文句ばっかりでいざという時にまったく自己主張なし。

はっ?感じですよ。

一度間違えて駅で切符を多く買ったしまい返金したくても、もう出発する時間が迫っていて、とりあえず乗って車内にいるスタッフに買い過ぎた事を説明。

その時は返金できるか分からないけど、このチケットは使ってないっていう証明書は出すねって言ってくれ、目的地の駅の窓口で交渉。

はい、あっさり返金って事がありました。

この時、彼は間違えて買った私ばかりを責めて何も解決方法を編み出さず、全くもぉです。

ってな訳でとりあえず、恥を捨ててとにかく訴える。困っているって伝える。

これに限ります。

ただ困っている感を出して、向こうから寄ってくる人には要注意です。

 

・治安の悪さ

向こうから近づいてくる人にはホントに気を付けて。

悪い人ばかりでないっていうか、悪い人の方が少ないかもしれないけど、隙あればって人も多い。

普段現金で買い物することめったにないですが、時々個人商店みたいなお店で買い物するとクレジット決済できなかったり(多分違法?壊れているとか難癖付けられる。多分売り上げを誤魔化すため)、また少額の場合断られることがあります。

お釣りを誤魔化されるだけでなく、アラブ系のお金のコインだったりコインランドリーのコインを渡されることがありました。

お釣りの誤魔化し以上に計画的?それとも向こうも気が付いていない?

もちろん、値段を誤魔化された事もあります。

「前に買った時よりもかなり高いけど、値上げ?深夜料金?」って突っ込むと慌てて「他の商品と間違えて計算しちゃった」とか、、、、はいはいって感じです。

こういう治安の悪さは、まだ気を付ければいいですが、気をつけようのないものも。

 

お店のセキュリティと泥棒との交戦を何度も見ました。

バタバタと逃げる系、暴力系、素直にお店の物を返す系と様々です。

そして結構普通の人が万引きしていてびっくりします。

高い物以外の物はレジで支払って、オーガニックの物だけ鞄の中に忍ばせている人。

なぜ分かったかと言うと、たまたま前の人がレジの人に鞄の中見せるように言われ、見つかったから。

でも見つかってもそれを支払うだけでお咎めなし。

見つかったら残念、払うよ!で済むし。

見つからなかったらラッキーって感じ。

なんなんだろう・・・

 

えっ、警察は?ですよね。こんな万引きごときでお巡りさんが出動していたら大変なことになるので、警察沙汰にはなりません。

だから減らないっていうのもあるんですよね。

 

そしてそのお巡りさんの威厳も・・・

TGVという日本でいうところの新幹線が止まるような大きな駅での事、大きな駅ってことはそれなりに色々注意しなければならない訳ですが、警備中のお巡りさんが「ムッシュムッシュ」ってある男性に止まるようになんでも呼びかけても男性は無視。

難聴の方かと思うくらい無視。っていうか自分が呼ばれているって気が付いていない?

いやいやそんな事はないですよ。

ただかなり周りに人も多いし、ここで大騒ぎしたら一般市民が巻き沿いって判断したのか、警察が声をかけるのを諦めるっていう・・・

おーい!ですよ。

それでいいのか、フランス。

 

・距離感 

向こうから近づいてくる人には気を付けてと書いたばかりですが、実際近づいてくる人多数です。(笑)

そしてなぜか話しかけやすいのか、暇そうに見えるのかしょっちゅう声をかけられる。

ナンパとかじゃなくて、世間話を振られる。至る所で。(笑)

 

初めて出会った人とたまたま同じ場面などを見て、それについて意見を言い合うみたいな。

日本だったらせいぜい苦笑いをお互い交わすくらいよね。

こっちはそんな生な関わりじゃなく、がっつり絡まれます。

 

そしてスーパーは最も声をかけられやすい場所です。

ほとんどおば様方。

このチーズはどんな料理に合うの?とか。アジア人の私に聞くって感じですが。(笑)

あとはアラブ系の方に字が読めないから読んでとか。(笑)

かろうじて読めるが、発音不明瞭につき撃沈。(笑)

物の場所を聞かれる。

初め店員に間違われているのかと思って、「私、スタッフじゃないですよ」って言った事も。

笑って「分かってるわよ。でも知っているなら教えてよ」

はい!断る理由ないですよね。

教えますさ。

 

アジアンスーパー行くと、これが顕著。

どっちのメーカーが美味しいのかとか、これを作るんだけど材料は何が必要とか。(笑)

それこそ、日本を超えてアジア料理全般聞かれる。

漢字系の食材は教えられるけど、流石にハングル語は全く分からず、ごめんなさい。

 

そして移民が多い国だからフランス語分かる前提で話しかけられるのが辛い。

外国人的配慮なしよ。

日本だとそもそも外国の方に道聞かなしね。(笑)

 

 

・対等

お客様は神様ではない。

一人の人間として扱われます。

こうやって書くと当たり前の事書いているような気がするのですが、やはり日本ってお客様優先だよね。

お客さんであっても、過剰サービスなし。

でも一方で対応する人がご機嫌ならなんかいい気分になる事もある。

その逆もある。残念ながら。

 

客が待っていようが、焦らない。

客がいようが、自分が話したければおしゃべり止めず。(笑)

客いてもスマホチェックは念入りに。

客の購入品チェックたまにある。(笑)自由です。

 

そして逆に絶対に融通が利かない日本と違って、人によってルール無視!(笑)

融通利かせてくれる。

お願いしておきながら、いいの?って思う事も。

でも助かる。

それぞれの人の判断なんだよね。

まぁ往々にして困る事の方が多いんだけど、たまにラッキーって。

 

まぁそんな国です。フランス。

 

いやぁまだまだある。

でも長くなったので、慣れたこと前編ってことにしようかな。

 

ノエルの長い、長い食事と気が付いた事

 

前回はノエルのプレゼントについてブログに書きましたが、今回はノエルの食事について。

前回のブログは↓です。

 

franpon.hatenablog.com

 

ノエルに限らずですが、フランスでは人が集まるととにかく長~いんです、食事時間がっ!

アペロのように好きに飲んでくつろぐような時間なら、飽きたら離脱してスマホみたり食べたいものをつまんだりするのですが、普通の食事です。

日本人も食事の途中で席を立つのはマナー違反って教わりますよね。

もちろんフランスも。

でも聞いてませんよ。

この食事が2時間越えだなんて。

食事の途中でトイレに行くのは失礼なんて言っている場合ではありません。

 

食前酒、ファーストプレート、お皿ごとにお酒も変わる。

これ正直言って苦痛でしかない。

 

フランス料理大好きですよ。

美味しいし。

でもね、この一皿ずつ時間をかけて運ばれるとお腹の配分ができないんですよ。

結局毎回デザートまで完食できたことがない。

 

量もさることながら、フランス語初心者の私が楽しめるのは最初だけ。

初めはみんな気使って英語で話したり、分かりやすいフランス語で話してくれるのですが、なんてったっておしゃべり大好きフランス人。

止まることないおしゃべり。

話し終わる前に誰かが話すのは常。

そうなるとお手上げです。

コロコロ話題も変わるし。

途中から理解するのをあきらめた頃に突然コイツ飽きてんな!って悟られ、突然話題をふってくるの止めて欲しい。(笑)

一応フランス人なりの気遣いなんだろうけど。

話題振る前に、次の料理に進めてくれ~と叫びたくなる。

 

こんな調子の食事がクリスマスの数日前から毎日続くんです。

もちろん、クリスマス当日は最初のお皿の記憶がなくなるくらい長かった。(笑)

お昼からスタートして、夕食だった?っていう時間に終了。

もちろん夕食は夕食で食べるんですよ。

ありえませんよね。

 

もちろん食べるけど、身体がもう食べ物を受け付けん!

てな訳でお皿に盛りつけられる前に「少しで」と毎回言うのですが、これ義理母も同じように言うんです。

でっ、必ず毎回お代わり。

しかも誰かがお代わりする度に「私にも少し頂戴」。

結果誰よりもお食べになる訳です。

これ不思議で・・・

日本人ぽいなって。

食べたいだけ食べればいいのにって思うし、正直人の目やどう思われるかを気にするフランス人が少ないのでこの義理母の行動に少し日本人らしさを感じます。

あっ、でも一ミクロンも日本人の血は入っていないマダムですが。

義理母世代と関わる事が少ないのでなんとも言えませんが、昔はフランス人も多少人の目などを気にするんでしょうか?

まぁ結局モリモリ食べているし、全員にバレている。

そして空気の読めない彼に「毎回サーブするのめんどくさいからちょっとじゃなくて最初からたくさんサーブするから」と言われる始末。

女心が分かっていない彼です。

 

まぁよく食べ、よくしゃべる健康な義理母です。

良いことだ!

 

彼は連日の暴飲暴食がたたって、最終日に上からも下からも・・・

だったのですが、義理母はピンピンっ。

すごい!まだ一応若者部類に入る彼に負けていない義理母。

消化機能がすごいのかな。

 

そしてふとなぜ私は義理母の食事にそんなに目が離さないのか、なんか少し嫌悪感もあるんですよね。

なぜか・・・

彼には呆れられているですが、大食いや爆買い、ゴミ屋敷の掃除といったように、別ジャンルではありますが、量の多さや豪快さが好きでそれ系のYouTubeをよく見るんです。

だから義理母もどちらかと言えば、ちまちまじゃなく豪快によそって食べて欲しいとは思うものの、嫌いではないはず。

でもなんか・・・

 

でっ、気が付いたのが義理母はスープやデザート系といったようにスプーンで食べる物に多いんですが、むかえ舌なんですよね。

これに嫌悪感を感じていたっぽい。

気が付いてからは極力見ないように。(笑)

でもおしゃべりなのよ、義理母。

お話ている人を見ない訳にはいかないでしょ。

って訳で目に入る。 

はい、悪循環。

 

嫌な事はどんどん言うようにはしていますが、流石にこれに関しては言えない。

幸いな事に近くに住んでいるわけではないので、一年に二~三週間くらいの食事を我慢すればいいだけの話。

 

フランスでもむかえ舌は行儀悪いとか相手を不快にさせるとかあるのか分からないけど、私は生理的に無理かなとちょっと思ってしまった出来事でした。

 

ちょい愚痴っぽくなってしまった・・・

さてさて、次の絡みは夏のバカンスで我が家訪問でしょうか。

どうなるかな?

 

今更から半端ないノエルの話はこれにて終了です。

次回は引っ越しの話かフランス生活3年目突入かのどちらかの話を書く予定(予定は未定なのよ)です。

 

義理母が登場するブログは↓です。

義理家族とのノエル

あーまた久しぶりのブログになってしまいました。

いつも言っているけど、本当に毎日忙殺されています。

書きたいことがたくさんありすぎてネタだけが溜まっていく日々。

 

毎日やるべきことを書き出しているんですが、やらなきゃいけないことですら半分も終わらないう・・・。

とりあえずやらないと人様に迷惑かけることは必ずやるといった状況です。

やらなきゃいけない事でも、自分だけが困るものは、後回し。

そのためやりたいことにまで手が回らず、ストレスが溜まる一方。

 

でもこの溜まったものをなんとか吐き出さねばって事で、今回ブログを更新するにあたって使っているのが、なんと音声を文字に変換するアプリっ!

そもそもメールを仕事で返信しなければならず、、、、

メールの返信が苦手で、大した内容じゃないのにすごく時間がかかる。

どうにかならんもんかと行き着いたのが、音声を文字に変換するアプリ。

 

アプリに向かって頭に浮かんだ文章をとりあえず呟く。

もちろん修正は必要だけど、ゼロの状態から書き出すよりはだいぶ時間も短縮できて、 今では私の生活に欠かせないアプリになっています。

というわけで、今回のブログはまさに呟きです(笑)

 

今回のブログネタは前回の続き、彼がコロナになり、自宅で隔離している間に家が荒れまくったというところから。

年末の大掃除については、以前ブログで書きましたが、やっぱり日本人としてはきれいにして新年を迎えたいし、帰省や旅行から帰ってくるのはきれいな家が絶対に良い!

という訳で、彼には先に出発してもらい、大掃除やら仕事、フランス語学校という生活を送りました。

おかげで帰省から帰宅後、夫が我が家を見て「おぉ〜」と感動していました。

この休暇で滞在させてもらったどの家よりもキレイ。

やっぱり家が落ち着く。

 

 

ではでは、今回のブログのネタはノエル(クリスマス)の話です。

もう二月だよとか言わないで下さい。

 

ノエルはもちろん このブログに何度も登場している義理母宅で過ごしました。

今回の滞在、彼が義理母にブチギレたんです。

以前から義理母の物の多さについてはブログに書いてきたように思いますが、今回は彼がキレました。

まぁ以前から愚痴は言ってましたが、今回はキレた上に行動に移したという・・・

何をしたかというと冷蔵庫の整理。(笑)

 

冷蔵庫には賞味期限切れ同じ商品が何個も入ってるという状況にぶちギレました。

義理母は別に痴呆とかではないんですが、なぜか同じ商品がたくさん。

きっと奥にいってしまって目に付かないものは、ないものとして考えられているんだと思います。

実は彼もそう。見えないものはない。

物の整理が苦手な上に買い物好きなので、まぁ買ってくるわ買ってくるわ。

で、彼がブチギレたというワケです。

 

冷蔵庫の奥には、ちょっとここに書くのは忍びないってぐらい入っていました。

そしてこれは触るのもためらうっていう状況の物も(お察し下さい)。

同じ空間(冷蔵庫内)に賞味期限が切れた物や相当古いものが入っているって絶対他の新鮮な食べ物にも影響及ぼしていますよね。

 

という訳で、私は直接手は下さないものの彼にはじゃんじゃん捨てようという合図を送り、捨てまくってもらいました。

捨てる中で、家では買えないような高級食材もあり、ああもったいないなーっていう気持ちに。

義理母は賞味期限が切れても食べれるわよって言ってましたけど、さすがにこれはっていうのもあったり。

かなりひどい状態の物が発掘された時は、義理母もなんかごまかし笑いとでもいうのかバツが悪そうにしてました。

 

キッチン以外にも本当に物が多くて、 積み上げられているものが崩れたりして。

 ちょっと空気が動くだけでものが崩れるというような場所もあり、何だかまあみんな苦笑い。

 

という訳でこれ以上義理母宅に物を増やしたくないのはみんなの共通認識。

困るのはノエルのプレゼント。

もう考え付かないので、昨年と同じ。

本と長期保存が効くハーブティー

物は多いけど、本が増えるのは仕方ないですよね。

本は知識とも比例するし、いいんです!っていうのが私の持論。

 

ただ今年は、フランス語に訳されているこんまりさんの本でもプレゼントしようかななんて思っています。

というのもですね、今年義理母宅に行ったらノエルの美味しい紅茶を開けましょうと話していた紅茶は私が昨年のノエルでプレゼントしたもの。

私の意図通り長期保存の効くもので良かったです。

1年間も開けられずに放置。

まぁお茶の存在は忘れらていなくて良かった。

送った相手はすっかり忘れてましたけど。

いいんですよ。

 

そんな義理母宅滞在でしたが、今回は前回と大きく違って私の仕事が結構入っていたってこと。

義理母としては色んな事を一緒にやりたかったみたいですが、仕事と言い訳つけてマイペースに過ごさせてもらいました。

これがほんとによくて、普段は家事、フランス語学校に加えて仕事っていう目が回る忙しさなので、上げ膳据え膳、夫のお話し相手も喜んで義理母がしてくれる。

最高以外のなんでもないっていう状況。

義理の兄の部屋を使って仕事をさせてもらっていたので、義理兄帰省後はテレワークの仕事できなくなったんですが、それでも一人で溜まった事務処理とかファイリングみたいなことをやったりして過ごしてました。

 

困った事はやたらとプレゼントしたがる義理母の習性。(笑)

可愛げのない嫁ですが、最近はいらない物はいらないとはっきり伝えています。

ゴミが増えるのは本望ではない。

ということで、クリスマスプレゼントはオーダー制。

って言うか、義理母が何が欲しいかって聞くので答える感じです。

ただ義理母としては、なんでもいいですっていうのを期待していたり、可愛いものを言われるのを楽しみにしているのはビンビン伝わります。

義理母はやっぱり選ぶ楽しみも欲しいみたい。めんどくせーとは思うが、めんどくさい乙女義理母なのよ。

でも私は自分の趣味じゃないものをもらっても困るし、使わないものはいらない!って訳です。

 

で、昨年はルクルーゼ、今年はカーテンをオーダー。

ル・クルーゼ、重い。

で、お金をくれと要求した彼。

でもなぜか変なところでケチな義理母。

セカンドハンドで購入して、夏にバカでかい鍋を担いで我が家にやってきた根性の塊の義理母です。

しかもなぜかルクルーゼではないし、夫婦ふたりなのにやたらとでかい。

もらっておいて文句は・・・と思いつつ、なぜ?と頭から離れず。

夏に担いで持ってきましたが、ツリーの下でプレゼントを配って包装紙を破るイベントはしたい義理母。

なんか色々もらった。

 

今年はカーテン。

引っ越した家には大きな窓があってすごくいいんですけど、すごく寒い。

冷気がビュンビュン。

てなわけで彼ともカーテンを買わねばと話していたところに、義理母からノエルのプレゼント何がいいの?の電話。

じゃーカーテンとなった訳です。

義理母的には、またまた欲しかった答えとは違ったらしい。(笑)

でもそれ以外特に欲しいのないなぁって伝えたら、カーテンを一緒に買いに行こうというお買い物のお誘い。

趣味じゃないの選ばれても困るしってことで私的にはありだったんですが、彼はそういう買い物大っ嫌い。

お金を要求し出しました。

さすがに義理母の楽しみ全部奪う事になるし、それはと思ったんですが、一度言い出すとなかなか意見を変えない彼。

結局お金を振り込んでもらって、Amazonで好きなカーテンを注文しました。

 

今年ももちろん大事な大事なクリスマスのプレゼントをツリーの下で開けるために、義理母の好みのものは送られました。

 何かしら送りたいんだろうな空気は感じていたものの、カーテンのお金もらうし十分って伝えていたものの、家の中の雑貨やら装飾物を色々と好きかと聞いてきたり。(笑)

可愛いけど、趣味じゃない。とか要らないとか・・・

ひどい嫁のように聞こえますが、こっちの方ってホントにはっきり言わないと分からないのよ。

でもめげない義理母。

私が見つめていた品々を送られました。(笑)

まあそんなクリスマスです。

 

昨年のブログでクリスマスのためだけに包装するのはやだなーって書いたと思いますが、今年は包装しなさいと言われたものの私は包装しなくていいからと言って自分の分は包装しませんでした。

でも裸で渡すのもなんなので、リサイクル包装です。

本当は手ぬぐいとか、エコバックとかに包んで送りたいなーって思ってるんだけど、まぁなんせ義理母のところに物を増やすのはどうかなと思うので要検討ですね。

もともとそんなに遠慮していないけど、ますます自分の意見を通すように。(笑)

 

なんだか本当に一年があっという間です。

色々あるけど、義理母はいい人なんですよ。(えっ?嘘っぽく聞こえます?(笑))

ただ突っ込みどころが多くて。

というか、フランスの女性っていつまでも女なんですね。

女子として、ワクワクキラキラを優先。

自分が楽しい事が大事。

そんな義理母ではありますが、気は使われているんですよね。

さて、もうお腹いっぱいだと思いますが、もう一話義理母ネタにお付き合いください。

 

ではでは今年もよろしくお願い致します。

フランス不動産 個人間での契約

フランスで賃貸住宅を借りる際、個人間契約をした場合の長所・短所を書きますと前回言いましたが、そもそも不動産屋を通しての契約をした事がないので比較のしようがないと、書く段階になって気が付くという・・・
ちなみに前回の話は下記です。
https://franpon.hatenablog.com/entry/2021/11/15/052753


とりあえず、不動産屋さんを通して賃貸契約をしている友人たちの話を聞き、自分たちとどう違うのか、ちょっと思った事などをまとめてみようと思います。


でもその前に注意点。
不動産の個人間契約はおすすめしないという注意喚起を大使館のホームページで見た事があります。

これには色々な理由があるかと思います。
(私たちの場合、直接の知り合いではなかったですが、友人の友人という繋がりなので、ある程度オーナーの人柄の情報は分かるという状況です。)

不動産屋を通すという事は、支払い能力があるのかといった点でかなりシビアに審査されるそうです。

フランスに移住したばかりの頃だと人によっては、難しい?
そんな人の弱みに付け入る悪徳オーナーに捕まったら最悪。

例え新築であってもフランスの住宅何かしらのトラブルは付きものだと思った方が良いです。

悪徳まではいかなくても、フランスのルールを知らず負担しなくても良い修理費を払わなきゃいけない状況になっていたり・・・。

自分を守る・状況を伝えるスキル(言葉が出来るのが一番ですが、交渉術や流されない・うまく丸め込まれないスキル)が必要です。
個人間でも契約書を交わすかと思いますが、相手の都合の良い契約書になっていないかしっかり確認する必要があります。


さてちょっと怖い面ばかり書きましたが、もちろん良い面もあります。
ただ全てオーナー次第なので、一般的にはといった感じで受け止めて下さいね。

まずは良くも悪くも融通がきく!
まぁ悪く言えばルーズでもあるんですが、オーナー持ちの修理代をこちらで道具を揃えて自力で修理すると道具代と手間賃をプラスで考慮してくれ、今月家賃無料や半額なんてこともありました。
交渉術が必要ですね。
ただ逆にこちらでは修理が難しい、専門家に依頼しなければいけない事は、オーナーが業者を探す所からのスタートなので、時間がかかったり・・・
商売人のハズの業者もあまりスムーズでない事が多い。

専門家に依頼する時点で早く解決したいのに数ヶ月単位でしか物事が進みません。

あれ?いつの間にかデメリットになっている。汗

でもこれはもしかしたら不動産屋との契約でもこういう状況はあるのかも?


さて、メリットですが、家賃が相場よりも若干安めに借りられる事が出来る場合が多いです。


私たちの場合ですが、以前住んでいたアパートは最初の一年目の家賃とその後の家賃が変わっています。
これは始め、オーナーが海外勤務という事でバタバタとフランスを飛び立たれ、きっと手続きが全く出来ずに引っ越しされたのでしょう。
不動産収入を得る手続きについて具体的にどのような事をする必要があるのかは分かりませんが、きっと出来なかったんだと思います。
という事で、表から見ればブラックもブラックの不動産、でもオーナーが幸いにも良い人だったのでまぁホワイトだと思います。
「まぁ」と付くには、「まぁ」って言いたくなる理由があって・・・これについては長くなるので、次回に回します。


一年目の家賃は超格安、そして水道・電気などの光熱費は全てオーナー持ち。
(ガスは引いてない物件です。水道に関しては、オーナー持ちの物件がほとんどのような気がします。そのため光熱費全てと書きましたが、結局は電気代がオーナー持ちって事です)
その変わり、彼の正式な住所として登録が難しいという状況。

オーナーにここに住んでいますよっていう手紙等を書いてもらえば、オーナー宅に住ませてもらっているっていう登録は出来ると思います。

最初の年はそういう状況でもそれほど困る事はなかったんですが、結婚手続きや私がフランスに引っ越すためにも、正式な住所登録が出来た方がスムーズだろうという事で、二年目からは彼名義の電気契約に変わり、家賃も少し上がりました(多分オーナーが不動産収入の税金を負担しなければいけないため?)。


私たちにとって電気代の負担、家賃の値上げよりも、やはり正式な住所を持てる事の方がメリットが大きい。
それにこの提案(お願い)に反対なく、スムーズに手続きを進めてくれたオーナーに感謝。
ブラックオーナーだと税金も払わない上に、冬場などはいつもよりも電気代が高いっていう理由で家賃を上げられたなんていう話も聞きます。

それに、多くの手続きに必要な住所証明にも快く協力してもらえないなんていう話も。
そういう意味では、良いオーナーだったと思います。


そして今住んでいるアパートも相場よりも安めではありますが、正式な住所登録が出来るアパートです。
(税金関係は分からないけど、多分払っていると思われる・・・)

電気契約も彼名義、水道料金はオーナー持ち。

その他、家のメンテナンスについてはオーナー持ち。ただこれについては、引っ越してまだ数ヶ月なのに色々とあったのでまた今度じっくりと書きたいと思います。笑


今回は、私たちの状況も少し書きましたが、一般的に個人間で契約する上での長所や注意点について書いてみました。
次回は実際の私たちとオーナーとの関係や実際に起こった事などを書いてみたいと思います。

フランスでの家探し

いつも書いているけど、書きたいネタはたまるのにアウトプットする時間が取れず。
というのも、お仕事とそして何度目かになるフランス語の学校が大忙しで一日をこなすのに精一杯という状態。
週末も有り難い事に仕事がちょこちょこ、そして学校がない分アペロやお出かけのお誘いもあり、日々ぐったり。

そしてこれもまたいつも書いているが、何故か未だに手続きにも追われ、やるべきことに撲殺される日々。
でも時々こうして日々の出来事を振り返ってアウトプットをしないとストレスにやられてしまう。

って事で、書きたい内容はたーっくさんあるのですが、とりあえずは前回のブログの最後に書いた引っ越しについて何回かに分けて書きたいと思います。

今回はフランスでの家探しについて。
日本で家探しをする際、私の場合はネットでいくつか気になる物件を見つけ、実際に不動産屋に行き事前に目星を付けた物件の内見、そして同じような条件の物件を不動産屋さんから紹介してもらって内見するといったパターンしか経験がありません。
そしてここフランスでも同じように気になる物件を見つけ、不動産屋さんに連絡し、内見するといったパターンももちろんあります。
また日本と同じように不動産屋さんの前には物件情報が張り出されていたりもします。

そして日本でもない訳ではないと思うのですが、あまり聞いた事のない個人間の貸し出し。
この個人間での貸し出し、フランスではすごく多い気がします(私の周りだけ?)。
というのも税金が高く、これは日本もそうですが都市部になれば家賃が跳ね上がる、そして不動産屋さんを通すとやっぱりそれだけ高くなるんですよね。
っていう事で、個人間で貸し借りする人たちが多い印象。

日本人だとお金のやり取りやなんかトラブルが起こった時に直接話し合うってちょっとやりにくくないですか?
プロの不動産屋さんを通した方が気兼ねなく連絡出来る。
これに関しては、かなり個人差もあると思いますが・・・

ただフランス人はあまり気にしないようです。
知り合い同士での貸し借りもあれば、個人がネットに広告を載せ借り手を探すといった方法があります。
それにコネ。
日本にもお家賃安めの公的な住宅があると思うのですが、フランスにもHLMといって低所得者向けの住宅があります。
HLMには低所得者のフランス人家族はもちろん、移民・難民家族も多数住まれているらしいです。
立地は、低所得者ばかりのエリアを作ってしまうと、治安の悪化や教育水準の低下等が起こってしまうため結構良い立地にも建っているらしいです。
となると、良い立地の場所に格安で借りられるとあってかなりの倍率。
ホントに困っている人以外にも、格安で借りてairbnbで貸し出しをする輩もいるとか。
また私の知り合いにも、コネでHLMに格安で住んでいる方がいます。公になったら大変だけど、どこの世界でも存在しますよね。
広さもそこそこ、立地も良い、その上格安!
うらやましい限りですが、私達にはそんなコネはないって事で、地道に探す事に。

で、結論を言ってしまうと、私たちは個人間の契約です。

不動産屋さんのサイトでも色々と物件を見たのですが、結局は個人間。
不動産屋さんの審査の厳しさ、不動産屋さんがどのくらいオーガナイズしてくれるかは結局体験せず。
ただ不動産屋にもよりますが、対応がゆっくりなフランス。日本のようなサービスは期待出来ないという事はよく耳にします。
連絡しても繋がらない、予約が取れてもドタキャン・・・
どっちが良いかというよりは、運だったり縁だったりするのかもしれません。


ちなみに以前のアパートも個人間、友人の友人のアパートに住んでいました。
前にもブログに書きましたが、友人の友人は、友人になるフランス。
彼がアパートを探している時は、まだ結婚はしておらず私は日本在住だったのですが、一緒に住む事を前提で探している事を例の如くベラベラと話しまくっていたようで、それを聞きつけた友人がアパートのオーナーである友人を紹介してくれたという流れです。

このとりあえず、自分の事情をベラベラと話しまくるって以外とフランスで生活する上で重要だったりします。
プライベート丸出しで結構抵抗あるんですが、これまで何度か彼のお喋りのお陰で助けられています。

以前のアパートのオーナーは、仕事でフランスを離れるため借り手を探している所でした。
で、今回新しいアパートに引っ越しする事になったのは、オーナーがフランスに戻ってくる事になったため。
元々私は引っ越したかったので、良い機会っ!と思った訳ですが、やっぱり言葉にハンデがある私には相当ハードルが高かった。
結果、彼にあれこれ指示。
指示される事もそうですが、こういう手続き系大の苦手な彼。
あいも変わらずケンカが絶えなかった。

次の引っ越しまでには、自分であれこれ出来るようになりたい。
こういう手続きとか段取りを考えるの結構得意な私にとって、自分であれこれ動けない事がストレスでしかなった。
やっぱりフランス語、フランス語さえできれば・・・と思ったけど、不動産屋を通すなら彼一人の名義で探している事にした方が審査が通りやすいって言われ、フランスでの家探しは言語プラス正社員でした!
なかなかのハードルの高さです。

で、今のアパートはどうやって見つけたかですが、以前のアパートのオーナーの友人。笑
きっとオーナーがフランスに戻るってことでご近所の友人に連絡したんだと思います。
その中で、一人の友人が仕事で引っ越す事になり借り手を探していたっていう。笑

という事で結果、不動産屋さんのサイトであれこれ見ていたのに、一軒も内見せずに次の住処が決まりました。

全く参考にならない家探しですが、ここフランスでは家探しをしている事を口にした方がいいみたいです。
身軽に引っ越しする人が多いので、以外と良い物件を紹介されるかも。
また家紹介とはいかなくても大抵の友人たちが口を揃えて引っ越しが決まったら手伝うねと声をかけてくれました。
これについても以前書いた事があるので良かったら読んで下さい。

という事で長くなりましたが、フランスでの家探し編でした。
次回は、個人間での貸し借りの長所・短所について書きたいと思います。