ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

フランス生活 慣れた事前編

ブログのネタがあっちこっちにいってしますが、シリーズで少し書きたいと言いつつ1回で終了している、在仏三年目に突入しました編です。

 

まだ三年、もう三年って感じです。

というか、フランスについて相変わらずちっとも分かってないし、フランス語は相変わらずだし、友だちっていう友だちいないし・・・

まずい訳です。

特にフランス語。

在仏長い方を見ていると、どんなに長く住んでいても話せない方は話せない!

これ!本当です。

もちろん多少のやり取りはできますが、細かい話は無理!

なので住んでいれば話せるようになるとか、パートナーが外国人だから話せるようになるっていうのは・・・。

それだけで自動的には話せるようにはなりません。

やはりそこには、それぞれ努力がある訳で住めば勝手に語学力がどうにかなるものではないのですよ。

 

とまぁ、語学について書きだしてしまいましたが、語学については色々じっくり書きたいので、また今度に回しますね。

 

今回は、フランスに住んで慣れた事、慣れない事編です。

 

慣れた事

・自己主張しないと何も進まない

慣れたコーナーに書きましたが、実はすごい苦手です。

できるだけ目立たずになんとかやり過ごしてきた私には試練ですが、黙ってたら何も進まなし何もしてくれない。

黙ってもお金の請求はきますけどね。(笑)

ってことでこちらもガンガン言う。

言わないと何も変わらないし何も進まない。

言っても進まないのに。

またダメって言われても、別の日とか別に人に言うとなんとかなるのも、この国の特徴かも。

気を使ってくれる人もいるけど、それに甘えてちゃダメで下手でも下手なりのフランス語で訴えれば最終的に「英語でもいいよ」って向こうが折れてくれたりする。(笑)

絶対に無理だろうって事でもまずは言う癖がつきました。

っていうか、彼は逆にフランス人なのに文句ばっかりでいざという時にまったく自己主張なし。

はっ?感じですよ。

一度間違えて駅で切符を多く買ったしまい返金したくても、もう出発する時間が迫っていて、とりあえず乗って車内にいるスタッフに買い過ぎた事を説明。

その時は返金できるか分からないけど、このチケットは使ってないっていう証明書は出すねって言ってくれ、目的地の駅の窓口で交渉。

はい、あっさり返金って事がありました。

この時、彼は間違えて買った私ばかりを責めて何も解決方法を編み出さず、全くもぉです。

ってな訳でとりあえず、恥を捨ててとにかく訴える。困っているって伝える。

これに限ります。

ただ困っている感を出して、向こうから寄ってくる人には要注意です。

 

・治安の悪さ

向こうから近づいてくる人にはホントに気を付けて。

悪い人ばかりでないっていうか、悪い人の方が少ないかもしれないけど、隙あればって人も多い。

普段現金で買い物することめったにないですが、時々個人商店みたいなお店で買い物するとクレジット決済できなかったり(多分違法?壊れているとか難癖付けられる。多分売り上げを誤魔化すため)、また少額の場合断られることがあります。

お釣りを誤魔化されるだけでなく、アラブ系のお金のコインだったりコインランドリーのコインを渡されることがありました。

お釣りの誤魔化し以上に計画的?それとも向こうも気が付いていない?

もちろん、値段を誤魔化された事もあります。

「前に買った時よりもかなり高いけど、値上げ?深夜料金?」って突っ込むと慌てて「他の商品と間違えて計算しちゃった」とか、、、、はいはいって感じです。

こういう治安の悪さは、まだ気を付ければいいですが、気をつけようのないものも。

 

お店のセキュリティと泥棒との交戦を何度も見ました。

バタバタと逃げる系、暴力系、素直にお店の物を返す系と様々です。

そして結構普通の人が万引きしていてびっくりします。

高い物以外の物はレジで支払って、オーガニックの物だけ鞄の中に忍ばせている人。

なぜ分かったかと言うと、たまたま前の人がレジの人に鞄の中見せるように言われ、見つかったから。

でも見つかってもそれを支払うだけでお咎めなし。

見つかったら残念、払うよ!で済むし。

見つからなかったらラッキーって感じ。

なんなんだろう・・・

 

えっ、警察は?ですよね。こんな万引きごときでお巡りさんが出動していたら大変なことになるので、警察沙汰にはなりません。

だから減らないっていうのもあるんですよね。

 

そしてそのお巡りさんの威厳も・・・

TGVという日本でいうところの新幹線が止まるような大きな駅での事、大きな駅ってことはそれなりに色々注意しなければならない訳ですが、警備中のお巡りさんが「ムッシュムッシュ」ってある男性に止まるようになんでも呼びかけても男性は無視。

難聴の方かと思うくらい無視。っていうか自分が呼ばれているって気が付いていない?

いやいやそんな事はないですよ。

ただかなり周りに人も多いし、ここで大騒ぎしたら一般市民が巻き沿いって判断したのか、警察が声をかけるのを諦めるっていう・・・

おーい!ですよ。

それでいいのか、フランス。

 

・距離感 

向こうから近づいてくる人には気を付けてと書いたばかりですが、実際近づいてくる人多数です。(笑)

そしてなぜか話しかけやすいのか、暇そうに見えるのかしょっちゅう声をかけられる。

ナンパとかじゃなくて、世間話を振られる。至る所で。(笑)

 

初めて出会った人とたまたま同じ場面などを見て、それについて意見を言い合うみたいな。

日本だったらせいぜい苦笑いをお互い交わすくらいよね。

こっちはそんな生な関わりじゃなく、がっつり絡まれます。

 

そしてスーパーは最も声をかけられやすい場所です。

ほとんどおば様方。

このチーズはどんな料理に合うの?とか。アジア人の私に聞くって感じですが。(笑)

あとはアラブ系の方に字が読めないから読んでとか。(笑)

かろうじて読めるが、発音不明瞭につき撃沈。(笑)

物の場所を聞かれる。

初め店員に間違われているのかと思って、「私、スタッフじゃないですよ」って言った事も。

笑って「分かってるわよ。でも知っているなら教えてよ」

はい!断る理由ないですよね。

教えますさ。

 

アジアンスーパー行くと、これが顕著。

どっちのメーカーが美味しいのかとか、これを作るんだけど材料は何が必要とか。(笑)

それこそ、日本を超えてアジア料理全般聞かれる。

漢字系の食材は教えられるけど、流石にハングル語は全く分からず、ごめんなさい。

 

そして移民が多い国だからフランス語分かる前提で話しかけられるのが辛い。

外国人的配慮なしよ。

日本だとそもそも外国の方に道聞かなしね。(笑)

 

 

・対等

お客様は神様ではない。

一人の人間として扱われます。

こうやって書くと当たり前の事書いているような気がするのですが、やはり日本ってお客様優先だよね。

お客さんであっても、過剰サービスなし。

でも一方で対応する人がご機嫌ならなんかいい気分になる事もある。

その逆もある。残念ながら。

 

客が待っていようが、焦らない。

客がいようが、自分が話したければおしゃべり止めず。(笑)

客いてもスマホチェックは念入りに。

客の購入品チェックたまにある。(笑)自由です。

 

そして逆に絶対に融通が利かない日本と違って、人によってルール無視!(笑)

融通利かせてくれる。

お願いしておきながら、いいの?って思う事も。

でも助かる。

それぞれの人の判断なんだよね。

まぁ往々にして困る事の方が多いんだけど、たまにラッキーって。

 

まぁそんな国です。フランス。

 

いやぁまだまだある。

でも長くなったので、慣れたこと前編ってことにしようかな。