前回はノエルのプレゼントについてブログに書きましたが、今回はノエルの食事について。
前回のブログは↓です。
ノエルに限らずですが、フランスでは人が集まるととにかく長~いんです、食事時間がっ!
アペロのように好きに飲んでくつろぐような時間なら、飽きたら離脱してスマホみたり食べたいものをつまんだりするのですが、普通の食事です。
日本人も食事の途中で席を立つのはマナー違反って教わりますよね。
もちろんフランスも。
でも聞いてませんよ。
この食事が2時間越えだなんて。
食事の途中でトイレに行くのは失礼なんて言っている場合ではありません。
食前酒、ファーストプレート、お皿ごとにお酒も変わる。
これ正直言って苦痛でしかない。
フランス料理大好きですよ。
美味しいし。
でもね、この一皿ずつ時間をかけて運ばれるとお腹の配分ができないんですよ。
結局毎回デザートまで完食できたことがない。
量もさることながら、フランス語初心者の私が楽しめるのは最初だけ。
初めはみんな気使って英語で話したり、分かりやすいフランス語で話してくれるのですが、なんてったっておしゃべり大好きフランス人。
止まることないおしゃべり。
話し終わる前に誰かが話すのは常。
そうなるとお手上げです。
コロコロ話題も変わるし。
途中から理解するのをあきらめた頃に突然コイツ飽きてんな!って悟られ、突然話題をふってくるの止めて欲しい。(笑)
一応フランス人なりの気遣いなんだろうけど。
話題振る前に、次の料理に進めてくれ~と叫びたくなる。
こんな調子の食事がクリスマスの数日前から毎日続くんです。
もちろん、クリスマス当日は最初のお皿の記憶がなくなるくらい長かった。(笑)
お昼からスタートして、夕食だった?っていう時間に終了。
もちろん夕食は夕食で食べるんですよ。
ありえませんよね。
もちろん食べるけど、身体がもう食べ物を受け付けん!
てな訳でお皿に盛りつけられる前に「少しで」と毎回言うのですが、これ義理母も同じように言うんです。
でっ、必ず毎回お代わり。
しかも誰かがお代わりする度に「私にも少し頂戴」。
結果誰よりもお食べになる訳です。
これ不思議で・・・
日本人ぽいなって。
食べたいだけ食べればいいのにって思うし、正直人の目やどう思われるかを気にするフランス人が少ないのでこの義理母の行動に少し日本人らしさを感じます。
あっ、でも一ミクロンも日本人の血は入っていないマダムですが。
義理母世代と関わる事が少ないのでなんとも言えませんが、昔はフランス人も多少人の目などを気にするんでしょうか?
まぁ結局モリモリ食べているし、全員にバレている。
そして空気の読めない彼に「毎回サーブするのめんどくさいからちょっとじゃなくて最初からたくさんサーブするから」と言われる始末。
女心が分かっていない彼です。
まぁよく食べ、よくしゃべる健康な義理母です。
良いことだ!
彼は連日の暴飲暴食がたたって、最終日に上からも下からも・・・
だったのですが、義理母はピンピンっ。
すごい!まだ一応若者部類に入る彼に負けていない義理母。
消化機能がすごいのかな。
そしてふとなぜ私は義理母の食事にそんなに目が離さないのか、なんか少し嫌悪感もあるんですよね。
なぜか・・・
彼には呆れられているですが、大食いや爆買い、ゴミ屋敷の掃除といったように、別ジャンルではありますが、量の多さや豪快さが好きでそれ系のYouTubeをよく見るんです。
だから義理母もどちらかと言えば、ちまちまじゃなく豪快によそって食べて欲しいとは思うものの、嫌いではないはず。
でもなんか・・・
でっ、気が付いたのが義理母はスープやデザート系といったようにスプーンで食べる物に多いんですが、むかえ舌なんですよね。
これに嫌悪感を感じていたっぽい。
気が付いてからは極力見ないように。(笑)
でもおしゃべりなのよ、義理母。
お話ている人を見ない訳にはいかないでしょ。
って訳で目に入る。
はい、悪循環。
嫌な事はどんどん言うようにはしていますが、流石にこれに関しては言えない。
幸いな事に近くに住んでいるわけではないので、一年に二~三週間くらいの食事を我慢すればいいだけの話。
フランスでもむかえ舌は行儀悪いとか相手を不快にさせるとかあるのか分からないけど、私は生理的に無理かなとちょっと思ってしまった出来事でした。
ちょい愚痴っぽくなってしまった・・・
さてさて、次の絡みは夏のバカンスで我が家訪問でしょうか。
どうなるかな?
今更から半端ないノエルの話はこれにて終了です。
次回は引っ越しの話かフランス生活3年目突入かのどちらかの話を書く予定(予定は未定なのよ)です。
義理母が登場するブログは↓です。