ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

フランスでの家探し

いつも書いているけど、書きたいネタはたまるのにアウトプットする時間が取れず。
というのも、お仕事とそして何度目かになるフランス語の学校が大忙しで一日をこなすのに精一杯という状態。
週末も有り難い事に仕事がちょこちょこ、そして学校がない分アペロやお出かけのお誘いもあり、日々ぐったり。

そしてこれもまたいつも書いているが、何故か未だに手続きにも追われ、やるべきことに撲殺される日々。
でも時々こうして日々の出来事を振り返ってアウトプットをしないとストレスにやられてしまう。

って事で、書きたい内容はたーっくさんあるのですが、とりあえずは前回のブログの最後に書いた引っ越しについて何回かに分けて書きたいと思います。

今回はフランスでの家探しについて。
日本で家探しをする際、私の場合はネットでいくつか気になる物件を見つけ、実際に不動産屋に行き事前に目星を付けた物件の内見、そして同じような条件の物件を不動産屋さんから紹介してもらって内見するといったパターンしか経験がありません。
そしてここフランスでも同じように気になる物件を見つけ、不動産屋さんに連絡し、内見するといったパターンももちろんあります。
また日本と同じように不動産屋さんの前には物件情報が張り出されていたりもします。

そして日本でもない訳ではないと思うのですが、あまり聞いた事のない個人間の貸し出し。
この個人間での貸し出し、フランスではすごく多い気がします(私の周りだけ?)。
というのも税金が高く、これは日本もそうですが都市部になれば家賃が跳ね上がる、そして不動産屋さんを通すとやっぱりそれだけ高くなるんですよね。
っていう事で、個人間で貸し借りする人たちが多い印象。

日本人だとお金のやり取りやなんかトラブルが起こった時に直接話し合うってちょっとやりにくくないですか?
プロの不動産屋さんを通した方が気兼ねなく連絡出来る。
これに関しては、かなり個人差もあると思いますが・・・

ただフランス人はあまり気にしないようです。
知り合い同士での貸し借りもあれば、個人がネットに広告を載せ借り手を探すといった方法があります。
それにコネ。
日本にもお家賃安めの公的な住宅があると思うのですが、フランスにもHLMといって低所得者向けの住宅があります。
HLMには低所得者のフランス人家族はもちろん、移民・難民家族も多数住まれているらしいです。
立地は、低所得者ばかりのエリアを作ってしまうと、治安の悪化や教育水準の低下等が起こってしまうため結構良い立地にも建っているらしいです。
となると、良い立地の場所に格安で借りられるとあってかなりの倍率。
ホントに困っている人以外にも、格安で借りてairbnbで貸し出しをする輩もいるとか。
また私の知り合いにも、コネでHLMに格安で住んでいる方がいます。公になったら大変だけど、どこの世界でも存在しますよね。
広さもそこそこ、立地も良い、その上格安!
うらやましい限りですが、私達にはそんなコネはないって事で、地道に探す事に。

で、結論を言ってしまうと、私たちは個人間の契約です。

不動産屋さんのサイトでも色々と物件を見たのですが、結局は個人間。
不動産屋さんの審査の厳しさ、不動産屋さんがどのくらいオーガナイズしてくれるかは結局体験せず。
ただ不動産屋にもよりますが、対応がゆっくりなフランス。日本のようなサービスは期待出来ないという事はよく耳にします。
連絡しても繋がらない、予約が取れてもドタキャン・・・
どっちが良いかというよりは、運だったり縁だったりするのかもしれません。


ちなみに以前のアパートも個人間、友人の友人のアパートに住んでいました。
前にもブログに書きましたが、友人の友人は、友人になるフランス。
彼がアパートを探している時は、まだ結婚はしておらず私は日本在住だったのですが、一緒に住む事を前提で探している事を例の如くベラベラと話しまくっていたようで、それを聞きつけた友人がアパートのオーナーである友人を紹介してくれたという流れです。

このとりあえず、自分の事情をベラベラと話しまくるって以外とフランスで生活する上で重要だったりします。
プライベート丸出しで結構抵抗あるんですが、これまで何度か彼のお喋りのお陰で助けられています。

以前のアパートのオーナーは、仕事でフランスを離れるため借り手を探している所でした。
で、今回新しいアパートに引っ越しする事になったのは、オーナーがフランスに戻ってくる事になったため。
元々私は引っ越したかったので、良い機会っ!と思った訳ですが、やっぱり言葉にハンデがある私には相当ハードルが高かった。
結果、彼にあれこれ指示。
指示される事もそうですが、こういう手続き系大の苦手な彼。
あいも変わらずケンカが絶えなかった。

次の引っ越しまでには、自分であれこれ出来るようになりたい。
こういう手続きとか段取りを考えるの結構得意な私にとって、自分であれこれ動けない事がストレスでしかなった。
やっぱりフランス語、フランス語さえできれば・・・と思ったけど、不動産屋を通すなら彼一人の名義で探している事にした方が審査が通りやすいって言われ、フランスでの家探しは言語プラス正社員でした!
なかなかのハードルの高さです。

で、今のアパートはどうやって見つけたかですが、以前のアパートのオーナーの友人。笑
きっとオーナーがフランスに戻るってことでご近所の友人に連絡したんだと思います。
その中で、一人の友人が仕事で引っ越す事になり借り手を探していたっていう。笑

という事で結果、不動産屋さんのサイトであれこれ見ていたのに、一軒も内見せずに次の住処が決まりました。

全く参考にならない家探しですが、ここフランスでは家探しをしている事を口にした方がいいみたいです。
身軽に引っ越しする人が多いので、以外と良い物件を紹介されるかも。
また家紹介とはいかなくても大抵の友人たちが口を揃えて引っ越しが決まったら手伝うねと声をかけてくれました。
これについても以前書いた事があるので良かったら読んで下さい。

という事で長くなりましたが、フランスでの家探し編でした。
次回は、個人間での貸し借りの長所・短所について書きたいと思います。