ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

マクロン大統領の判断  追記あり

きっと歴史に大きく残ることなんだろうなって思うので、記録してみることにしました。

選挙は中止しないけど、公園でピクニックやBARで集まっている事には怒ったマクロン大統領。
そりゃ都合が良すぎませんか?とは思いつつも、反省。

あんなに良いお天気の日曜日。しかも前日の土曜日は曇り時々雨。私もピクニックした一人です。
はい。マクロン大統領を怒らせた一人です。
そしてその後、スリ被害(未遂)に合いました。
詳しくは下記をお読み下さい。

 

franpon.hatenablog.com

 


怒ったマクロン大統領は、これはウィルスとの戦争なんだ!と言い放った訳ですが、なんか日に日に感染者が増えている欧州の状況を見るとあながち大げさでもないのかもと思ってしまう。

不要の外出は避けるように、外出する際は証明書が必要で、破った場合は罰金も課されるという事態に。
国境も閉鎖。
最低15日間の外出禁止。
外出しても良い条件が書かれているのがなんともフランスらしいと思ってしまうが、個人の判断に任せるととんでもないことになると思ったんだろうな。

 

フランス人の距離感について以前ブログに書きましたが、心の距離も近ければ身体的な距離も近い。
パーソナルスペースの感覚が全く違う。
これは日本人とフランス人に限った事ではなく、個人差もあるがアジア人と欧州の方との距離感とも言えるような気がします。
パーソナルスペースが近いからなのか、カフェやBAR、場所によってはレストランも席がやたらと隣の人と近い気がします(関係ない?)。
そんな身体的な距離感の近いフランス人。
大事にしているビズは有名ですが、それだけでなくやたらと近い。
話に夢中になるとますます近づいてくる。笑
ビズや握手が禁止になっても無視してビズ。
いよいよ状況が悪化しこれは不味いって思ったのか、ビズはやらないまでも肘と肘をくっつける挨拶。
そこまでしてでも身体接触系の挨拶をしないと気が済まないフランス人。笑
大事にしている習慣だし、日本人も人にあったらちゃんと挨拶しなさいと躾られてきたように、フランス人もそうやって育ってきている。
急に習慣を変えることは難しいのだ。
分かるけど、アジアに比べてこの急速的な罹患者が増えているのは、きっとこの近すぎる程の距離感の取り方が一因でもあるように思う。
スーパー等で1メートル開けるようにと注意書きがされている上に、店員さんも注意するように。
こういう注意書きがないとついつい人に近づいちゃうフランス人。
男女交際に厳しい高校のように、ちょっとでも詰めてレジに並ぼうものなら注意される。
なんか不謹慎だけど、笑いを堪えるのに必死です。

 

そして衛生に関する意識もかなり違うかと思います。
日本人が過度に気にしすぎるという意見もありますが(実際に私の場合は菌に対する免疫が少ないのか、同じような食生活をしているのにも関わらず、私だけ胃腸炎に罹患するということもありました)。
以前も書きましたが、一度使ったティッシュは捨てましょう!なんて常識かと思いますが、そういうところからのスタートなんです。
そんな衛生的な管理の苦手なフランス人、いよいよ状況がヤバくなった今、頑張って予防しているつもりなんでしょうが、かなり突っ込みどころが多くて、これまた不謹慎ですが笑いを堪えるのに必死です。笑
日本でもマスクに加えてゴム手袋ってしてました?
違和感ありありなんですよね。
付け慣れていない感満載のマスクにゴム手袋。
効果があると言われているドナルドみたいに口が出っ張っているマスクが特に笑いを誘う。
みんな真剣だから笑っちゃ失礼なんだけど・・・

想像してみて下さい。沢山のゴム手袋をしたドナルドが、1メートル置きに並ぶ様子。
しかもお店によっては透明のゴミ袋みたいなのが、レジの人とお客さんとの間に垂れ下がっていたりします。
笑っちゃいけないと思えば思うほど笑える。

しかもつい数週間前までマスクをしているアジア人を笑っていた彼らがそういう状況なので尚更です。

そんな外出禁止の幕開けです。
もちろん微笑ましい話もあるので、それはまた次回書きたいと思います。

 

馬鹿にするつもりはないんですが、気分を悪くされた方がいたらごめんなさい。

ただこの異様な事態に悲観していてもきっと状況は良くならない。

なら少しでも楽しもう。笑っちゃえ!

笑って免疫上げましょう!