ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

移動制限中 試される人間性

今日も朝から彼の探し物に付き合わされた私です。
そんなに広くないアパルトマンなのに、天才的に物をなくします。
というか、天才的に探し物が苦手。
もうちょっと構造的に分かりやすく収納工夫したいなと思い、収納系やミニマリストさんのYouTubeを見まくっています。

 

パリでは日中の運動を禁止されたり、場所によっては夜の外出が禁止になったり、ベンチが撤収されたりと、ますますルールが厳しくなっているフランスです。
そしてというか、やはりという感じではありますが、移動制限が伸びました。
マクロン大統領のお話では、5月11日から順次という事らしいです。ただその後追加で11日が目標の目安っていう発表もあり・・・
どうなるんですかね。
そして日本と同じようにマスクを国民に配ってくれるらしいですが、移民の私にもくれるのかな。気になるところです。

 

お天気がとても良くなり、何かしら理由を付けて外に出たくなる気持ちは分かります。
それに相手はフランス人。
からしたらまだ寒いでしょっていう日でもちょっとでもイケると思ったら絶対にテラス席。
そんなフランス人達が家でジッと出来るのかっていう話です。
それに住宅の事情によっては狭いワンルーム、バルコニーもなければ窓も小さいなんて家に住んでいる方もいらっしゃいます。
そして家で独りっきりというのは、いくらネット社会でつながる事ができると言ってもかなりキツいものがあると思います。
前回もブログで書いたかと思いますが、道路で発狂されている方が時々います。(道路に面したアパルトマンなので、街が静かなだけに響きわたります)
同じように車の盗難や悪戯しようとする人が多いのか、夜になると車に取り付けられた防犯サイレン(?)が鳴り響きます。

 

久しぶりに買い物に外に出たら・・・何事っていうくらいの人の多さ。
やはり・・・
ちょっとした広場で遊んでいる人たち。
ちびっ子がボール遊びしているくらいなら、そうだよねー、必要だよねなんて共感的に見てあげられるんですが、いい大人が木にロープをくくりつけて綱渡りの練習をしていました。
いやいや、今それする必要あるっ!!
パン屋には一人づつしか入れず、外の列に並びながら、他のお客さんと溜め息混じりに眺めてしまいました。
ただ今日に限っては、同じようになにやっとんじゃー!って思った人が多くいたみたいで、しばらくしたら沢山の警察官がやってきました。
心の中で拍手!
最近ご近所さんによる密告者が増えているとニュースになっていましたね。

 

外に出たくなる気持ちも分かるし、密告したくなる気持ちも分かる。
すごく難しいですよね。
温度差。

ちょっとくらいならってズルしたくもなる気持ちも分かる。
ストレスフルな中でもルールを守って生活。ズルしている人を許せない気持ちも分かる。

ストレスが怒りの感情に変化して、イライラ・プリプリしている人も見かけます。
そういった気持ちをどう消化していくか、人として、人間性が表れるなぁ~なんて・・・
うまくまとまらない。

 

車がないのでまとめて買い物するにも限界があるし、それでも使い回しできる食材、軽い食材、日持ちする食材を工夫して購入。
もちろん感染しないようにっていう自分たちのためでもありますが、感染してさらに広げないように、防げる感染なら防ごうって。

 

個人主義なんて言われているフランス。
移民、難民、バックグランドが様々な人が多く暮らしているフランス。
全員が同じ価値観を持ってっていうのは到底難しい事なのかもしれないけど、ウィルス収束っていうゴール・目標は同じでありたい。

 

そして彼の友人の一人が限界にきてしまったようで、とうとう彼を呼び寄せることに成功。
以前からちょいちょい連絡はあったんですが、なんとなくかわすことができていました。
今回もかわそうと思えばかわせたんですが、彼もちょっと息抜きが必要そう。
大袈裟な彼の友人のSOSに答える事に。
家の鍵が壊れて家に入れないというSOS。
日本みたいに鍵屋さんがいるわけでもないし、とりあえず困っているというメッセージを受け、何個か工具を持って出掛けていきました。
家から徒歩5分圏内のご近所のお友達。
困ったときはお互い様の関係。
30分もせずに彼は帰宅しましたが、少しは誰かと直接会えてスッキリしたかな。
お礼にとコンポスト用の良質な土とミミズを数匹もらって帰ってきた彼。
我が家のミミズは全滅してしまったのか、全く進まない生ゴミの処理。
こんな状況だから地域に設置されているコンポストに捨てに行くこともできないっていう電話の内容を覚えてくれていたよう。
まぁお互い様。
とりあえず、しばらくはSkype飲み会で我慢しよう!

 

そして彼のママもかなり限界みたいで、一日2回電話がかかってくる。彼のお婆ちゃんからは2日に1回。
彼のママはもう罰金でもなんでも払うから家に来なさい!と。笑
そういう問題じゃないでしょと諭すものの、やっぱり先の見えない不安と寂しさから、あれこれと理由を付けて家に誘ってくる。
ほぼ家族から連絡のないドライな家族を持つ私からしたら色々驚き。

そして色々と反論されても負けずにお互いが自己主張し合うそんな逞しいやり取りに圧巻。

私だったら、そんなに強い口調で言われたら、しばらく凹んで、電話しないけどなぁ。

激しい義理家族のやり取りを外野から見守っています。
以前も書いたかもしれませんが、ディベートってちょっと苦手で。
きっと日本人気質なんでしょうね。
ちょっと意見が違っても、相手に気遣いながら話をする私には、とても無理です。
電話を切った後に、なんでそんなに怒ってたの?って聞いても怒ってないよ!っていう返答。
でも彼の家族はそんな事めげずに、毎日電話。
笑。逞しい。私ってばそんなフランス人家族とやっていけるかな。

 

そして私ですが、11月にフランスにきた際に実は片道チケットではなく、往復で購入していました。
その日本への帰国便が4月末。
この状況で帰れるんかいっ!?
っていうか、飛行機飛んでいるのかな。
だいぶ本数も減っているみたいだけど、私のところに連絡はなし。
飛ぶのかな?
チケットを購入した代理店にはなかなかつながらず、直接航空会社に電話するとキャンセルになったとこのこと。
まぁ代理店を通しているからキャンセルの場合でも、多少の時間のラグはあるものの、このやりとりに時間がかかった。
詳しい事はまた別にブログに書きますが、、結論を言うと帰国しない事に。
代理店からは別の便の提案もありましたが(提案の便がキャンセルにならない保証もない)、今回の帰国は見送る事に。

本音を言えば帰りたかった。
ただ帰る理由ってホントに個人的な事。
友だちに会いたい。ただ日本も緊急事態宣言が出て気軽には会えない。
無くなりつつある日本食を買い足したい。
焼き肉食べたい!とか・・・・
今じゃなくてもいいのかな・・・

日本に帰っても2週間は隔離生活。そして空港から公共交通機関を使って帰ることはできない。
色々と家族に迷惑かけるな。
そして帰国者にはコロナウィルスの検査が義務づけられている。その結果を待つ間、検査結果が陽性だった場合、きっと日本の補助を受ける事になるんだろうな。
検査キットが足らないなんていうニュースを聞くし、今すぐに帰国しなくてもいい私のために検査キットを使用したりそのための人件費を裂いて貰うのは、今の私の心情とはかけ離れた事のような気がする。

正直4月の帰国を楽しみに色んな事を頑張って来て、この帰国で次のフランス生活へのエネルギーのチャージもしたかったけど、でも、でも我慢出来るし、楽しみをのばすのもまぁいいのかも。

そんなこんなで、私のチケットは片道切符になってしまいました。
そこらへんのキャンセルのやり取り等はまた別で書きますね。
ありがたいことに、家族も友人も過剰な反応はなく、まぁいつでも会おうと思えば会えるしねっていうドライな反応。
そんな移動制限中のフランス生活です。