ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

出会いからのその後

再会を果たしたのは、GWにかかる5月初旬に日本で。

約3週間。

3週間も出会ったばかりの彼を家に滞在させる事にややビビりつつも、私の家に滞在。

カレンダー通り祝日は休めるし、比較的申請すれば休みを取りやすいとは言え、彼の滞在中ずっと休暇を取るわけにはいかず、放置した日もありました。

知り合って間もないうちのこの濃厚な時間。

お互い遠慮もありつつ、ストレスもありつつ。

我慢の限界で爆発。ケンカなんてことも。

そりゃぁそうだ。

付き合ったばかりで急に3週間も一緒に暮らすカップルなんて珍しいよね。

少しずつお互いを知っていくなんて過程を吹っ飛ばしているんだもん。

でも少しずつお互いを理解していく過程はホントに必要。

遠距離で住む国が違うため、一緒に過ごす時は常に一緒で同じ場所で暮らすことになってしまう私たち。

色々お互いを理解していく過程でぶつかったり、尊敬したり、やっぱり時間は必要でした。

 

話は逸れましたが、日本で再開を果たし、近場から遠出の旅行まで出かけたなぁ。

この時に彼は“お好み焼き”に出会い、お好み焼きのとりこに。

比較的なんでも食べ、美味しいと日本食を楽しんでいる彼ですが、その中でもお好み焼きは特別なよう。

フランスでも比較的作るのに材料も簡単に揃うし、たまに私がいなくてもフランスで作って食べているようです。

この時の滞在では、私の友だちの結婚式にも一緒に参列させてもらいました。

流石に披露宴はご遠慮しましたが、神前式の結婚式の参列は彼にとってモチロン初体験。

そして初めて私の友だちに紹介するタイミングでもありました。

 

2回目の再会は彼の国、フランスパリで。

前回の日本で彼と過ごす事には抵抗なくなってものの、彼のライフスタイルは日本での私のライフスタイルとは全く違うもので、そのギャップになかなか慣れなかった。。。

私の日本での生活は、一人暮らしのマンション。

彼のパリでの生活は、大きなシェアハウスに住んでいたのです。

滞在した時期が夏のバカンスシーズンというのもあって、シェアハウスにいる人は少なくなっているようでしたが、それでも毎日誰かしらと初めまして状態。

部屋以外は全て共用スペース。

彼の彼女ということで、多少良く思ってもらいたいっていう気持ちがあったり、分からないフランス語で何話されているんだろうなんていうストレスがあって、ちょっとストレスだったなぁ。

これに関しても時間を重ねて、何度か滞在していくうちに彼がいなくてもゴハン作っているところにさりげなく参加して、ゴハンの恩恵を受けたりもできるようになったり、洗濯機に残された洗濯物を出して自分の洗濯を始められたり(モチロン前の方の洗濯は終わってから)と少しはリラックス(図々しく)できるようになったかな。(笑)

 

そして初めてのフランス滞在で彼に付いてバカンス。

日本ではホテルやペンションに泊まったりしてたから、そんなイメージだったけど、なんと郊外に住む友だちの家。

 

日本では彼と二人で過ごす時間が多かったのに対して、フランスでは寝る時間以外ほぼ彼と彼の友だちと過ごす日々。

彼の友だちは英語が話せる人が多かったし、気を使って3人での会話を英語にしてくれたりもしたけど、そもそも話されている話題自体よく分からなくて、結局聞き役になっていると、そのうち彼と彼の友だちの会話だがらフランス語になっててなんてことも日常茶飯事。

 

そんなこんなで全くライフスタイルの違う私たち。

不満に感じている事を遠慮してなかなか言えない。お互いに。

そりゃーぶつかります。

今ではお互いのライフスタイルを理解して、尊重し合えるようになってきましたが、それでもやっぱりケンカになる時はあるかな。

でもやはり重ねてきた時間は大きくて、相手がどんな思いでいるか冷静になれば想像できたり。

ケンカする時は、お互いに疲れていたり余裕がない時かな。

 

当時どんな思いをお互いが抱えていたかは、また次回に書きたいと思います。