ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

結婚一周年

7月になってしまいましたが、6月で結婚して1年が経ちました。
早い。
前半は結婚後すぐに元の別居生活だったので、全く結婚している実感が持てませんでした。

最近ようやく私は結婚してフランスに住んでいるんだなと少しずつ感じるようになってきたものの、なんだかまだまだ。
きっと遠距離している期間が長すぎていつかまたふらっと日本に帰るような感覚でいるからかもしれません。
まぁ実際には帰る事はできませんでしたが、帰ろうとしてましたから。笑

飛行機がキャンセル、受け入れの日本の対応も厳しいなども理由で帰国は断念しました。詳しくは↓

 

franpon.hatenablog.com

 


結婚する前から、そして今も続いている手続きオンパレード。笑
終わりません。
ずっと何かしらの手続きをしています。
いつかこの日々を懐かしむ事ができるのかしらっていうくらいの終わりの見えない手続きたち。

付き合った当初は生活スタイルとか価値観とかでケンカしたこともあったけど、最近はこの手続きのストレスが原因でケンカしてしまう私たち。
一緒に生きていくためにフランスに移住して、その生活に必要な手続きなのに全くもって本末転倒なケンカ。
冷静になれば彼とケンカしている場合じゃないって思うんだけど、結構フランスの手続きがストレスで。涙
フランス人でさえも複雑で時間がかかってストレスを感じる手続きらしい。
それを言葉が不自由な外国人がするのはもっと大変な事ってみんなに理解してもらえているんだけど、、、、

大変です。

もちろんフランス生活良い面もあります。
当たり前だけど、ずっと遠距離だった彼と一緒に生活することができているし、言葉は不自由だけど不自由なりに話せばコミュニケーションが大好きなフランス人かなりの確率で笑顔で返してくれます。

旅好きで色々な国を見てきてたつもりだったけど、やっぱりその地に足を付けて生活していくのではかなり視点が異なり新しい事を学んだり、今まで考えもしなかった事で立ち止まってみたり・・・

良い年して何言っているのって感じですが、外国人が外国に住むって憧れだけじゃできない。
でも豊かな人生が送ることができているように思います。
その時その時で自分が(自分たちが)最善って思った選択肢を選び楽しく生きていくことができたらなぁって思っています。

まぁとりあえずは早く手続き等終わらせて穏やかに過ごしたいっていうのが本音。笑
仕方がないことですが、フランス到着後すぐに無期限のスト(ストが多いフランスですが、この長さはフランスでも初(?多分)らしいです)、ストの後はコロナによる移動制限。笑
ただでさえゆっくりゆっくりのフランス、更にゆっくり、もしくは機能停止。

仕方ないよ。仕方ないけどさ。
で移動制限解除後、落ち着いたかなと思ったらバカンス。笑
バカンス中、行政は全くストップということはないと思うけど、急ぎの案件くらいにしか対応してもらえないと思った方がいいらしいです。笑


仕方ない(Tant pis!)フランス人の口癖でもあるけど、私もフランスに住み始めてから良く言うようになっていた。
日本に住んでいた時は、理系の思考もあってかどうしてその状況になったか、論理的に聞き出していたけど(細かい事から役所の手続きに対しても。嫌味な奴ですね)、フランスではこの状況になっている事に対して特に理由なんてない。
理由を聞いても改善する気ないし。笑
結果、仕方ない。
時々仕方ないを通り越して、怒りが・・・。
でも怒ったところで何も解決しないので、仕方ない。笑

 

ただ私一つだけ仕方ないで済ませたくない事があるんです。
それはフランスに住んでいる理由。
なぜか私結婚しているようには見られないようで(彼と一緒の場にいても)、なんでフランスに住んでいるのってよく聞かれるんです。
留学?とか、ビジネス?とか、研究?などなどよく聞かれます。
始めの頃は夫がフランス人で、以前一緒に日本に住んだけど、色々大変で結婚後はフランスに住むことを決意したの。仕方ないね。
チーン。
前向きな気持ちでフランスに引っ越して来たのに、人に話すときには、移住の理由が結婚しかなく、最終的には仕方なくフランスに住んでいるっていう締めくくり。
これはなんとかしたいなってホントに思う。
フランスに興味があってその流れで彼と知り合ったという訳ではない私たち。

たださっきも言ったようにフランスにもいっぱい良いところはある。
でもそれ以上に日本の素晴らしさが私の中で勝つのよね。
比較することではないのはよく分かっているんだけど。
色々な国に旅していても、結局は安心して帰る場所(日本)があるから旅が楽しいと思っている私。
いつか私もここがホームで安心して暮らせる場所って思えるかな。
彼がいるからっていう理由だけじゃない、私がここにいる理由を見つけたいと思っている今日この頃です。
簡単なようで、とっても難しい課題です。

 

結婚記念日はフランス料理ではなく、インド料理。

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本当はアジア料理もなく、ヨーロッパ料理でもない私たちが属さない中東系を食べに行こうかと思ったんですが、カレーの匂いにやられました。
美味しかった。

来年の結婚記念日は何を考え、何を食べているかな?
楽しみ。
手続き流石に終わっているといいなぁ。笑