運転免許証切り替え物語の後半です。
前半がまだの方はぜひこちらからお読み下さい。
前回あと1ヶ月後にオンライン申請が始まるからそこから申請してと書類を送り返された私。
オンライン申請のweb案内を見るもののもちろん詳しい事は記載されていないし、まだ準備中なのか全く様子が分かりませんでした。
仕方ないので、送り返された書類と一緒に送られた手紙を見ると必要書類はアップロードする必要があるみたい、という事で
⑦返却された書類全部をスキャンしパソコンに取り込む。
とりあえず①で準備した書類全てと今回送り返された時のお手紙も。
⑧オンライン申請？してみる
彼に手伝ってもらいオンライン申請にトライです。
彼は言っておきますがフランス人ですが、手続き苦手な上によく読まない！（彼に限らず手続き苦手なフランス人多い気がするのに、手続きが複雑。フランスの策略かっ！て思うほど）
手伝ってもらっている手前、あまり口出しせずにいると、質問みたいなコーナーにこれまでの経緯を書き、スキャンした書類データを添付し送信！
これでOKとの事！
イヤ違うだろうと思いつつ、今は刺激しちゃいかんという事でこの日はこれで終了。
48時間以内に返信しますというメッセージがあったが、あなたの質問を受け付けましたという自動返信メッセージをもらっただけで、ブログを書いた今もあの時の質問に対する回答はもらえていません。笑
⑨再度オンライン申請に挑戦
今度は事前に自分で出来そうな所まで進めてみる。
とりあえず名前やアドレスなど入力してアカウント（？）みたいなのを作成するっぽい。ここまでは聞かれた内容を入力するだけなので、意外とサクサクと簡単に出来る。
で、次のステージは私のVISAなどシチュエーションに関する質問。ここは自信がないので、一応自分でも事前に内容を確認したけど、最終的に彼に頼りました。
ちょっと前に言ったかもしれないけど、一応彼はフランス人でフランス語は読めるし理解も出来るけど、よく読まないし、手続き苦手！笑
一カ所アレって思った質問があったんですが、彼がこっちっていうからその通りに進んだら、結果は「日本の免許証と翻訳書類を一緒に持ち歩く事で運転可能」っていうステータスに。
イヤあきらか違うでしょ！と思うけど、オンライン申請になって法律変わったんじゃないっていう彼。
これ以上突っつくと機嫌最悪の険悪モードになるので次の日に持ち越し。笑
やっぱり配偶者VISAは交換しないとダメだと思うっていう話をし、やり直す事に！
イヤ！やり直せん！
一度ステータスが決まると後戻り出来ないらしい。
ここで彼が荒れる。笑
ホント感情で生きてるフランス人、疲れない？笑
このアカウントはもう捨てる事に。
彼は隣でもう二度と交換出来ないよ～とか超ネガティブな事を言って悲観しているが、無視。付き合い当初はこういう時の対応に苦戦したけど、無視もしくは彼以上に感情的にネガティブになるのが効果的！疲れるので、今回は無視。笑
落ち着けフランス人！
結果を言ってしまえば、メールアドレスさえ別の物を使えば、名前や住所が同じでもアカウント作成出来ました。
なので間違えても大丈夫です。
安心して下さい！別のメールアドレスを用意するだけです。
もしかしたら問い合わせたらやり直し出来るかもしれませんが・・・
面倒くさいので、別アカウント作成の手で！
彼にはすごい～と感動される。こういう時おまえさんは何年フランス人やってんのよぉ～と突っ込みたくなる。笑
で、新アカウントで前回ちょっとん？って思った質問を別の回答にすると、はい！必要書類を添付して下さいという画面に。
写真なんですが、以前にダメと言われたので撮り直した物があったんですが、別途送るのは面倒くさいって事でオンライン用の写真を撮り直す事にしました。
⑩オンライン用の写真を撮る
このオンライン用の写真が撮れる機械、ネットでも検索出来ますが、意外と色々な所で目にします。
オンライン申請前は全く目にしなかったのに、これように対応機種を増やしたのかな？
ANTSと書かれているのが対応機種です。
ここでアドバイスですが、この機械意外と（？）壊れている事が多くコインを入れても反応しない上に入れたコインが戻ってこないっていうのは有名な話！
という訳で、写真屋さんやインターネットカフェにある機械を使うのをおすすめします。写真屋さんもインターネットカフェも怪しい雰囲気ですが、機械使いたいとか訴えると面倒を見てくれるし、コイン入れたのに写真撮れずなんていう悲しい結果は避けられると思います。
またオンライン申請用のサインもこの時にするのですが、初めてだと戸惑うかと思うので、それも声かけてくれます。
オンライン申請用のサインですが、何か先の尖った物があると便利です。
私は鍵でサインしました。
サインも写真と同じで何度かやり直しのチャンスはあるので、落ち着いて。
申請の際に入力するコードが書かれた写真シートが出てくるので、それを受け取ったら終了。
⑪再びオンライン申請画面に戻る
必要書類はそれぞれの項目に添付します。
複数枚添付が可能です。
私は①で準備した申請書2種類3枚と写真以外は全て添付しました。
それと項目外にオンライン申請で申請するようにと書かれた手紙も添付しました。（初めての申請じゃないっていうアピール。笑
）
全部添付し申請！
申請すると受け付けましたというメッセージが受付番号とともにSMSで届きます。
⑫二度ある事は三度ある！涙
申請してから1ヶ月半くらいでSMSのお知らせが届きました。
ダメでした。涙
何がダメかというと
・日本が発行した無事故無違反証明が期限切れ。
確かに有効期限3ヶ月。でも大使館・領事館発行の翻訳の方は大丈夫。
どういう事よぉー！
日本語読めるんかーいって突っ込んだよね。
・VISAの有効期限が約1ヶ月半で切れるのでダメよぉとの事。
いやいや申請した時には残り3ヶ月あったし、もっとその前に申請しているしって突っ込んだよね（2回目）。
⑬ダメと言われた書類を集める。
・無事故無違反証明は実家に再度お願いする。
・滞在許可証更新手続きする。（この手続きはまた別でブログに書きます）
⑭再提出
・無事故無違反証明は日本が発行した書類のみ差し替えて、翻訳はそのまま。
同じ書類ではあるけど、日付とか違うし翻訳じゃないじゃんって思ったけど、一応翻訳の方は大丈夫っぽいしそのままでいくことに。ここまできたら翻訳書類も再度やり直しって言われても別に良いやって思って。開き直りです。
・レセピセ（仮滞在許可証）でもいけるか分からなかったけど、有効期限がなんと半年もあるし、ダメって言われたら滞在許可証が出るまで待てば良いやーと、レセピセを提出。はい、ここでも2回目の開き直り。笑
※再提出になることなんてめったにないと思うけど、もし再提出って言われたら、自分のアカウントにアクセスするとこれまで提出した書類の一覧の画面にいくことが出来、そこで書類の差し替えが可能です。
⑮四度目の正直
週末に再申請したのですが、なんと月曜日の午前中に返事がっ！
あまりの返事の早さにまたダメなのかと思ったら、仮免許証をゲット！
自分のアカウントから仮免許証のダウンロードが出来、プリントアウトして持ち運ぶ事で運転可能です！
⑯日本の運転免許証原本を送付
仮免許証ゲット！から1週間ちょっとで免許証が出来たから、日本の運転免許証の原本を送ってというSMSが届きました。
自分のアカウントにアクセスすると免許証と一緒に送る際のお知らせ（？）のような物がダウンロード出来ます。
それをプリントアウトして、免許証とともに送付。
いざ！郵便局へ！
クリスマス前の繁忙期で郵便物紛失しないか不安。
いつも以上に混んでいる郵便局。
機械で手続きするものの英語の画面に切り替わらず仕方なく仏語で頑張るが・・・
もたついているの周りから見て分かるくらいもたついていたけど、紛失したら困る大事な書類。
自分でしっかり理解し進めたい！
がっ、後ろの方にいるおばちゃんが突然乱入し機械操作始め、「はい、これで終わり！」と言ってちゃっちゃと終わらせられてしまった。
えっ！これで本当に大丈夫？
っていうか、お釣りネコババされた。
っていうか、おばちゃんかなり後ろにいたのに順番無視して自分の手続き始めちゃっているけど。
不安でしかないので郵便局員に尋ねるものの、忙しくてあまり相手にしてもらえず。涙
でもとりあえず追跡番号はあるし、送料も払ったから送る事に。
夜、彼に不安な気持ちとともに郵便局での出来事を話すと更に不安になる要素を見つけてもうた。涙
というのも、追跡付き発送という事でsuivieで送ったんですが、もっと保証の高い recommandéで送るのが正しいらしい。という事を知り更に不安が増したのでした。
知らんよ、そんなシステム。
でも送ってしまった物は仕方ない。
とりあえず配送されているか追跡番号をチェックするしかないという事でチェック魔に。笑
無事に配達済みに変わりしばらくしたら、SMSで運転免許証受け取ったお知らせと仏の運転免許証の発送準備するね！という連絡が入りました。
ふーっ。
⑰ようやく運転免許証ゲット！
15年も有効の運転免許証が無事に送られてきました。
ちなみに運が良いと日本の運転免許証は日本大使館や領事館に返却してくれるみたいだけど、どーかな？
今度用事が出来た時に返却されているか聞いてみよっと。
まとめと振り返り 笑
在仏日本人多しと言えどもこんなに手こずる人そういないんじゃないかと思うのと、従来の申し込みと新オンライン申請の両方を行った日本人もそうそういない！ブログネタになったと前向きに思う事に。
それに全ての国ではないけど、外国の運転免許証を無料で自国の運転免許証に交換して貰えるのはとても助かる。
ちなみに日本は今の所、旅行者は国際免許証で運転出来るけど、居住者は日本で取得し直す必要があります。それに運転免許証の更新にもお金がかかる。
ただ更新のための予約も要らないし、即日発行だけど。
両国とも良いとこ取り出来ないもんかなぁ。笑
運転免許証の交換は比較的多くの日本人が行っており有名な話ですが、それ以外にも学歴のディプロマや持っている資格によっては書き換え可能です。
OFIIやpôle emploiでも相談出来ますし、資格発行に関わる事が記載されているのホームページにも外国人向けの案内が書かれていたりします。
という訳で気が長くないとやっていられない仏手続きですが、一応移民の事を考えてシステム作ってくれているというまとめでした。
手続きブログが続いたので、次回は日常ブログを書きたいと思います。
