ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

OFII語学学校 こぼれ話

OFIIの語学学校の話はおしまい!と最終回を迎えたハズですが、色々と想い出すことがあり、書かずにはいられませんでした。
きっと次回もあるかも。

と言うのも、日本語教師をされている方が家族に関するテーマはデリケートなので飛ばすとTwitterに投稿されているのを読み、だよね、流石日本人!相手の立場を想像するってそういう事って思うと同時に私のOFIIでの語学学校での出来事を色々と思い出したのでした。

はい、一切の配慮はありませんでした。
新しい言語を獲得する上で自分の事を語るのは重要な事と分かってはいるものの、かなりの個人情報流出です。笑
名前、年齢、住所だけでなく住まいの形態や間取り、家族構成(日本の家族・義理家族)、学歴、職歴など。
これ以外にも家族との関係性、誰が食事や掃除などを行っているかなど。
これはフランスは男女平等で性差はないということを学習した時に各家庭の事情を話しました。
また多くの人がタブーだと言っている宗教についても・・・
無宗教だという事、意外と受け入れてもらえましたし、イスラム教についてもあれこれ教えてもらえ勉強になったので、私にとってはこの課題をする事が出来て良かったなと思っています。
緩い(この言い方が良いのか分かりませんが)方から敬虔な方まで幅広い意見を聞くことができました。
中でも興味深いなぁと思ったのが、宗教的には同性愛は認められていないけど、国として人権の観点から認めるようになっているなんていう話。
そうそうイスラム教の姉弟がお昼に間違えて豚肉のハンバーガーを食べてしまったなんていう事が。
いまいちどう声かけして良いか分からず「大丈夫?お父さんに怒られる?」なんていうトンチンカンな事を言ってしまいました。
「お父さんには怒られないけど、初めて食べてびっくりしている」との返答。
そうよね。お父さんから禁止されている訳じゃないんだもんなぁ。
これ私には分からない感覚です。

また学校や家庭において鞭でお仕置き(?)するのが当たり前なんていう話を聞いて、現実にそんな事があるなんて・・・
ただ鞭で教えてこられた方々からしたら「口で言っても理解出来ないから、身体で分からせる」との事。
一瞬なる程と思ってしまいましたが、なる程ではないですね。
もちろんフランスの法律では許されていないので、ダメなんですけどね。


他にも教育事情がかなり異なるのか、日本人だったら問題をそれほど読まなくても、穴埋めとか線結びとか、答えは分からなくても問題の意図は理解できるかと思いますが、そもそもそれ自体が分っていない方がいて・・・

教育環境の違いに驚きを隠せませんでした。


そんなこんな出来事を思い出したのでした。笑
また思い出したらフっと書くかもしれません。

ではでは、次回こそ手続き関係について書こうかな。