ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

OFII指定の語学学校③ 最終回 授業内容

OFII指定の語学学校の話の続きです。
以前の話は良かったら下記をお読み下さい。

 

franpon.hatenablog.com

franpon.hatenablog.com

 

この語学学校は、フランス語を毎日聞き話し、書くといった意味ではフランス語の勉強になりましたが、どちらかというとフランスのシステムやルールなどを知るのに役に立ちました。
フランス語を系統的に教えるというよりもテーマに沿って学習し、その時出てきた表現や単語などを学習するといった感じでした。
なのでフランス語の基礎がない人たちは大苦戦。
レベルバラバラだけど、一応A1のクラスなのに。

取り扱ったテーマ(思い出せる範囲 まだまだ沢山のテーマを扱った気がしますが、思い出せない)
・自己紹介 国の言い方など
・医療 フランス医療について セキュリテソシアル(健康保険)について 救急車や消防への通報の仕方
・フランスについて 国旗の色 国歌 スローガン ライシテ 歴史 文化など
・フランスの教育システムについて 学校からのお手紙を読んだり、欠席する際の連絡の仕方などを学びました。(凄い生活に直結している)
・不動産情報の見方 部屋の名前など
・職業 お店や職種について たくさんの野菜や果物の名前を覚えましたが、野菜に分類するもの果物に分類するものが若干国によって違い面白かったです。
・CV(履歴書)の書き方
・小切手の書き方 数字についてもここで習いました。
・天気について

これ以外に2日間の美術館遠足。
あとお出かけ学習としては、仕事などの相談にのってくれるアソシエーションにいきました。
PCで個人で学習する時間もありましたが、PCに触るのも初めてなんていう方もいて、学習内容よりマウスの使い方講座に・・・

200時間過ぎたくらいで超ゆるゆる筆記テスト。
オーラルのテストはバラバラ、先生が対応できるときに呼ばれるってい感じの凄い緩さでした。

そうこうしているうちに1回目のロックダウン。
ただこういう機関には事前に連絡いってた?って思うくらいの手際の良さでした。
一人一人にアカウントが渡され、ロックダウン数日後にはgoogle classroomで課題が出されました。
午後からのスタートでログイン(?)をしなければいけないんだけど、ログインしている人超少数。
そりゃーそうよね。
PC操作全く出来ない人、辛うじてスマホは持っているけど使える機能は限られていてgoogle何それ?っていう人、スマホの操作はそれなりに出来てもどのようにログインするのかといった指示がすべてフランス語のため理解出来ない人、ギガ数が足りずログインできないなどなど、それぞれ事情はあるんだろうけど、想像以上に少なかった。
先生はいつものマダム先生ではなく、別の方。(一斉メール以外にも課題のフィードバックや他のクラスメイトに連絡取ってと依頼されたりと結構メッセージのやり取りしました。)
クラスは、いくつかのクラスがミックスされました。
午後からのログインだったからか、いつもお休みの水曜日と土曜日もログインする必要がありました。
ログインしている人も少数でしたが、更に課題を提出している人は笑ちゃうくらい少なかった。
そして突然のさようなら。400時間に達したということらしい。

ロックダウン明け、結構直ぐにテストを受けにくるように連絡があり、久しぶりにログインできた数少ないクラスメイトとマダム先生と再会。
南スーダン青年も友人に助けてもらいログインし続けることができ、テストを受ける権利を獲得できたみたいですが、住所を始めとする記入が全く出来ず・・・ロックダウン明けそうそう私に怒られるっていう。(笑)お節介野郎ですね。

テスト終了後、1週間もしないうちに修了書を取りに来るように連絡をもらい、自分の都合良い日を選んだらクラスメイトには会えずでした。
なのでテストまでたどり着くことが出来たクラスメイトが無事に修了書を手に出来たのかは謎のまま。

修了書と一緒になぜかOFIIとこの学校の名前がプリントされたUSBをもらいました。
このUSBのプレゼント何気に嬉しかった。大活躍です。
最後にマダム先生から今後の予定を聞かれ、もう少しフランス語を続けたいという旨を伝えました。
この希望はちゃんと記録として残されているようで、学校終了後何度かA2のお誘いを受けました。
残念ながら予定が合わず参加できていませんが・・・

最後はなんだか呆気なく終わってしまいましたが、フランスで生きていく上での色々を学んだ語学学校でした。

これでOFII指定の語学学校の話はおしまい。
次回は語学学校番外編を書きたいと思います。