日本の役所で無事に婚姻届が受理された訳ですが、国際結婚の手続きはまだ続きます。
でもあともうちょっと。やっとゴールが見えてきた。
役所に婚姻届提出後にやることは、婚姻要件具備証明書を取りに行った際に大使館から指示もされるし、やるべき事が記載された紙が渡されます。
所々日本語の単語は混ざっているものの、指示の内容はフランス語。
ただ日本の事をあまり分かっていないフランス人パートナーだとフランス語は理解できても、一体なんの事やらってなるかもしれないので、一緒に行って説明聞くのが一番かも。
まぁ紙を見て一緒に準備すれば大丈夫だと思いますが。
さて次に行うことは、日本で成立した結婚をフランス側にも反映してもらう手続きになります。
これが終了すれば、晴れてフランスでも日本でも法的に夫婦である事が認められます。
あと家族手帳というものが発行されます。
では手続きの流れは以下の通りです。
①役所に婚姻届提出後に婚姻届記載事項証明書を発行してもらう。
受理後すぐに発行してもらえましたが、戸籍のある役所で聞いたところ、直ぐには発行出来ないと言われました。
ただこの聞いた人はあんまり詳しくは分かっていないのかもなので、参考になるかもはちょっと・・・。だって彼のミドルネームの扱いについて、ホントかなぁーみたいな回答だったので。
詳しくは下記をお読み下さい。
ただ間違っているか調べてはいないので、あまり非難しないようにしないと。(なんだか結婚手続き中ずっと疑り深くなっていて)
あと大使館からもらった紙にも書いてあるけど、婚姻届受理証明書ではないので、お間違いなく。
②婚姻届記載事項証明書にアポスティーユを押してもらう。
私は郵送で依頼しました。
アポスティーユの申請方法は外務省のHPに記載されています。
前回戸籍謄本にアポスティーユをもらった時同様1週間で返信が来ました。日本のお役所、仕事が早い!
アポスティーユ代は無料
送料のみ¥140×2(郵送と返信用)
③婚姻届記載事項証明書を法廷翻訳してもらう。
ついつい急いでいると②と③を同時進行でやりたくなりますが、アポスティーユが付いた状態で法廷翻訳を依頼しないとダメらしいです。
ちょっと前の先輩の情報ではコレに関しても自分で翻訳が可能な時代があったようです。
ホントにどんどんめんどくさく、更にお金がかかるシステムに変更されている気がします。
私が依頼した法廷翻訳家の料金です(会社によって料金は異なります)。
婚姻届記載事項証明書の法廷翻訳 ¥4500
アポスティーユの法廷翻訳 ¥1000
査証 ¥0
返信用のレターパック ¥360
送料 ¥140
合計 ¥6000
会社にもよると思いますが、特に急ぎとかの指定せずに依頼したところ、約1週間で届きました。
ここまでで入籍後2週間が経過。
郵送でのやり取りの割にはスムーズかと思いますが、お急ぎの方は、直接外務省に出向かれたり、法廷翻訳の会社によっては特急便など急ぎで依頼できるところもあるようです。
以前調べたので良かったら参考にして下さい。ただ情報が変わっている可能性もあるので、ご依頼の前は必ず確認して下さい。
④フランス大使館に郵送する。
・アポスティーユ付きの婚姻届記載事項証明書とその法廷翻訳
・demande de transcription d'acte de mariage 婚姻要件具備証明書を大使館から受け取った際に、今後の手続きの流れが書かれた紙と合わせて渡されたもの。必要事項を埋めます。
・レターパック360
以上3点をフランス大使館宛てに郵送。
一応心配なので、全てコピーを取って特定記録で郵送しました。
送料 ¥500
レターパック代 ¥360
ここだけで必要経費合計7140円
後は家族手帳の発行を待つのみ。
大使館の情報では約2ヶ月半。長いが仕方ない。
急いでと言っても急いでくれる相手ではないし。笑
いよいよ次回が結婚手続き最終回、家族手帳編。
家族手帳がただ送られてくるだけなのに、一つの記事が書けるような出来事があったんです。ただ今回は残念ながら(?)大使館のミスではありません。
お楽しみに(ってしてくれている人いるかな?)
ここで書いた情報は全て2019年6月時点の情報です。