ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

婚姻届の書き方 日本側手続き

意外と婚姻届の細かい書き方が見つからなかったので、まとめてみました。

婚姻届提出に必要な書類同様書き方についても、本籍のある役所と住民票のある役所に聞いたところ大きく変わらなかったので、海外に住まれている外国人パートナーと結婚される方の婚姻届は概ね同じようなカンジで大丈夫かと思いますが、やはり提出前に出される予定の役所で確認してくださいね。

ちなみに書き直しもあるかなと思い、証人の方には2枚サインをしてもらいました。

一度自分たちのだけを書いて役所にチェックしてもらってから証人の方に依頼するのがマナーなんだろうけど、私たちはそんな時間も余裕もなし!

マナー違反な上に間違えた時用に2枚もお願いする関係上、2名の証人は私の両親にお願いしました。
ちなみに証人は外国の方でも日本に住まわれている方ならオッケーとのことでしたが、上記の理由で両親に決定。

①氏名
アルファベットではなく、カタカナで記入。
そのため上の読み方は空欄。
代筆可能。
ここまでは2つの役所の指示は同じでした。ただミドルネームに関しては意見(?)が食い違い、国によっては相当数あるとこもあるから載せたくなければ載せなくても良いという役所の方の意見があったり、氏にミドルネームを付けても良いと言われたり。(ただ夫の氏を名乗る際に、夫の氏とミドルネームも一緒に名乗ることになると言われました)
聞いた担当者はミドルネームは国によっては、増やしたり減らしたり自由に出来るところもあるからそんなに重要ではないと言われました。(ホントかなー?)
実際はと言うと、パスポート通りの順番で記載するように言われ、その指示に従いました。
ちなみに大使館から婚姻要件具備証明書の日本語訳が欲しかった理由の一つとして、彼のファミリーネームをどのようにカタカナ表記するのか知りたかったと言うのもあります。
彼のファミリーネームは日本語にも英語にもない発音のようで、同じように発音しても必ず訂正されるんです。
日本に彼が住んでいた時に彼のファミリーネーム聞き取った日本人によって、表記が異なったため、いくつかの書類のファミリーネームが若干違い苦労した事があったので、フランスサイドの日本人、もしくは日本語堪能なフランス人に是非とも彼のファミリーネームのカタカナ表記を教えて欲しかった。
大使館から婚姻要件具備証明書の日本語版をもらえなかった話は以下を是非読んで下さい。

 

franpon.hatenablog.com


そんな希望も叶わず、彼のファミリーネームは私が聞こえている音をカタカナ表記しました。
私の戸籍の夫の欄には私が記載したカタカナ表記通りの名前が書かれているのはなんだかちょっと滑稽。


②住所
ここは指示が分かれました。
本籍のある役所では、「フランス国」とだけ記載すれば良いと言われたのに対して、実際に提出した住民票のある役所では、フランスから始まり都市名、番地と日本の住所の書き方通りに彼が住んでいる住所(婚姻要件具備証明書記載の住所)を書くようにと言われました。疲れた頭で行くと日本の住所書き方に変換がなかなか出来ない。
二つの役所ともカタカナで書くことと代筆可能という事、また世帯主氏名は空欄という事は一致していました。

③本籍
ここは指示が同じ。まぁ分かれようもないですが。
「フランス」とだけ記載。筆頭者の使命は空欄。
もちろんカタカナで代筆可能。

父母の氏名 続き柄
離婚していても生きているなら記入が必要。日本人でもそうなのかな?
まぁ彼の出生証明書には彼の両親の氏名は記載されているしね。
両役所とも氏名に関してはカタカナ表記、続き柄は漢字で代筆可能との指示。

④結婚後の夫婦の氏 新しい本籍
夫婦の氏に関しては書かなくても良いとの事。
最初から彼のファミリーネームを名乗る予定がなかったので、指示通りに無記入で提出しました。
この理由に関しては別で書きたいと思います。
外国人パートナーの氏を名乗るにはここでチェックすれば氏が変わるんだと思いますが、複合姓の場合はきっと役所では無理で家庭裁判所に行く必要があるんだったと思います
また日本人の氏を外国人パートナーが名乗りたい場合は、日本人側の氏とチェックすればオッケーなのかはちょっと分からないです。
きっともっと詳しく書かれたブログがあるはず。無責任な事は書けないので、詳しく分かる方がいたら教えてください。
新しい本籍に関しては、以前と変わらず両親が住んでいる実家の住所にさせてもらいました。
フランスに引っ越し後に戸籍謄本が必要になってもお願いし易いし、お願いする前提の本籍地チョイスです。

⑤~⑧に関しては聞かれている事をそのまま記入。
ちなみに⑦の世帯の主な仕事に関しては彼のフランスでの状況に当てはまるものを選択しました。

最後の届け人署名のところでいよいよ彼の出番(笑)。
彼の実筆でアルファベット表記、印の所はパスポート通りのサインを書くように指示されました。
もしかしたら日本語をスラスラ書ける外国人パートナーであれば、署名はカタカナ等でも良いように思いますが、確認してくださいね。


以上外国人パートナーの婚姻届の書き方でした。
これに関しては2019年時点の情報で変わる可能性があるし、若干役所やもしかしたら担当者によって違う可能性もあるので、実際にご提出の際には細かい部分は聞きながら記入する事をオススメします。
大使館と違って書類が完成していないという理由で追い返されることはないと思います。