ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

結婚手続き② 婚姻要件具備証明書 戸籍謄本編

婚姻要件具備証明書の必要書類に関してはこちらの記事を確認して下さい。

 

franpon.hatenablog.com

 

タイトルにある戸籍謄本ですが、先輩方のブログには3ケ月以内に発行の戸籍謄本をフランス大使館のHPに載っているフランス語訳を参考に自分でフランス語に翻訳したと書いてありました。

でも私が実際に見ているフランス大使館のHPの情報とちょっと違う。。。

ど~いう事?

フランス語で書かれているので、自信はないけど、どうも求められている事が違う気がする。

それにフランス語訳の例なんてどこにもないし。。。

彼にも確認し、改めて大使館側が変更したんだと分かり、ガックシ。

HPの下の方に更新した日の記載があるので、これから準備される方はこちらもチェックした方がいいと思います。

郵送直前に変更に気が付かなかったら今までの努力はもとより、やる気が低迷しちゃいますからね。

必要書類が簡略化されればいいですが、私が調べた限りどんどんめんどくさくなっている気がするので、タイミングもあると思いますが、先延ばしにしていいことはなさそうです。

 

1戸籍謄本を手に入れる。

私の場合、住民票のある現住所と本籍の場所が違うので、本籍のある実家に帰省したタイミングで取りに行きました。

土日祝日、夜でも空いている窓口が駅前にあって助かる。

3月末に取りに行ったので、お引越しシーズン、結構混んでいました。

書類を請求するための書類に記入していると、イスタンブールからきた若者に書き方を聞かれる。

確かに申し込みの書類全て日本語。

わぁフランスに引っ越した後の私の姿が想像できる。

あれこれ教えていたらLINEのIDを聞かれる。

でも10代のイスタンブールの若者、無理です。

無事若者の手続きの終了したのを見届け、バイバイしました。(笑)

 

戸籍謄本 ¥450

 

 

2アポスティーユをもらう。

発行してもらった戸籍謄本にアポスティーユを押してもらう必要があります。

アポスティーユの説明や取得方法は外務省のHPに記載されているので、そちらを参考にして下さい。

ただHPの説明ではイマイチ分からず、電話して聞きました。

郵送での申し込みの場合は、アポスティーユを必要としている書類と同じ所に返信することで本人確認とするとなっていたので、アポスティーユが必要な戸籍謄本は実家の住所になっているし、私が書類の先頭ではないし、でもできれば返信は私が今住んでいる住所に送って欲しい!それが可能なのかと聞きました。

結果、可能との事。

住所違っても請求者と戸籍謄本の名前、返信先の名前が一致していればOKとの事でした。

返信用封筒と戸籍謄本、外務省のHPからダウンロードした申込用紙に記入し郵送。

ただ申し込み用紙の記入が間違っており、外務省から電話がかかってきました。

私の戸籍謄本は全部で3枚だったので、申し込み用紙に3通と記入。電話の内容はで3枚だけど、1通ですよねという確認でした。

日本語の単位って難しいと感じたと同時に丁寧な仕事に感動。

郵送から受け取るまで1週間という仕事の速さにも感動。

HPに3月、4月は混んでいるため通常より時間がかかると書いてあったので、覚悟していたけど、早かったです。

 

アポスティーユは無料

普通郵便 ¥140×2(郵送と返信分)

 

3フランス大使館指定の翻訳会社に翻訳を依頼する。

法廷翻訳なら大使館指定じゃなくてもいいのかもしれないけど、あえてそんな冒険はしたくないので、大使館指定の会社に依頼しました。

見積もりのため翻訳会社に電話したんだけど、あんまり親切ではなく、んー!って思ったんだけど、色々調べて決めた会社なので結局はここに依頼しました。

戸籍謄本にアポスティーユを付けてその戸籍謄本の法廷翻訳を依頼したんだけど、アポスティーユの翻訳が必要なのかとか、原本に査証を付けるのかとか。

いや分からないよ。

大使館に婚姻要件具備証明書請求のために必要と話しても、どこまで必要かについては一切答えてくれなかった。

確かに答えてミスがあってからじゃ遅いし、答えないのはプロとして当然なのかもしれないけど、藁にもすがりたい身としては冷たい対応に感じました。

だってフランス語と日本語が分かるし、なんてったって大使館指定の会社でしょ!

もちろん彼とも何度も大使館のHP確認したけど、私たちは英語でのやり取り。それに普段使用しない用語ばかりで、分からない事も。

なんだかこの頃は、結婚できないようにわざとめんどくさく複雑にしているんじゃないかって、悲しくなったりもしました。

私の書類があっていたかは分かりませんが、無事に婚姻要件具備証明書が発行されたので、余計な物があっても発行には問題ないようです。

 

原本とは別にコピーした用紙にそれぞれの名前の読み方を書いたものも合わせて送りました。

振込と郵送を同時進行で行い、郵送後手元に返信されるまで約1週間。

 

戸籍謄本法廷翻訳 家族5人 ¥4500

アポスティーユ       ¥1000 翻訳されているのかは謎のまま。

査証            無料  原本と翻訳をホッチキス止めし割印

返信のためのレターパック  ¥360

計¥5860 振込手数料¥308

郵送¥140

 

これにて戸籍謄本に必要な手続きは完了です。

家族にも友だちにもこのまどろっこしいやり取りに失笑していました。

私の戸籍謄本、色んな人の手に渡り(郵便屋さんを含めたら結構な人数になりますね)、色んな機関に送られ、無事に大使館で婚姻要件具備証明書の必要書類の一つとなってくれました。

 

おまけ

フランス大使館指定の翻訳会社の料金を調べたので、良かったら参考にして下さい。

ただ私が調べた2019年3月末時点での情報なので、変更などもあると思います。

実際に依頼する際は、再度大使館指定の翻訳会社なのかのチェックや実際の翻訳会社のHP等で調べなおして下さいね。

また私が調べたのは、関東の会社のみです。

戸籍謄本の翻訳料金

①(財)フランス語教育振興協会

    ¥4320 (2人目以降1人につき+¥2160)

 ここはHPをよく見ると翻訳査証が不要と書かれています。

②日仏文化協会CCFJ翻訳センター

     ¥6000~

③クラス・ド・フランセ

     ¥4320記載人数1名 ¥7560記載人数2名 ¥9720記載人数3名 ¥10800記載人数4名

  4名以上の場合はHPには書かれていません。

  ここの会社のHPにも翻訳査証について書かれています。

エスパス・フランセ

     ¥6264  ¥9396(特急)

    特急料金以外にも超特急翌日仕上げなどもあり、お急ぎの方にはいいかもしれません。

   ただこの料金は基本料金で、枚数に応じて料金が変化する可能性があると書かれていますので、ご注意下さい。

⑤フランスクラブ・アミ・インターナショナル株式会社

     ¥15000

    海外在住の方には公文書の取り寄せ及びアポスティーユ取得も代行してくれるようです。

⑥フランセスパス・エビス

     ¥4000(記載人数が2名 記載人数が4名(両親・未婚の子ども))

     ¥4500(記載人数が4名(両親・既婚・未婚の子ども))

     1名追加につき+¥500 

     翌日仕上げ+¥2000

     翻訳査証が必要かの判断はしませんと書いてあります。

⑦株式会社フランシール

     ¥4000(1名追加につき+¥2000)

     クレジット払いが可能

⑧日本リンガサービス

     ¥7000(180words)

⑨ラ・プロヴァンス

     ¥3990(3人までまで)  ¥5000(4人以上)

     特急納品もあるようです。

⑩ラブレフランス教室

     ¥4000(1名追加につき+¥500)

⑪(株)ヌーベルエコール

     ¥4000(1名追加につき+¥500)

⑫プリモ

     ¥5400(1ページ)

⑬(株)ジャパンクリエイト翻訳センターパイオニア

     ¥12~16(1文字) 1回の注文¥5000以上