ツイてない年下フランス人彼との結婚行進曲

喜怒哀楽の激しいフランス人彼との結婚生活。約6年の時を経て無事に結婚行進曲を流すことができました。ネガティブ事が起こると「ツイてない。俺はいつもこうだ」と分かりやすく落ち込む彼。いつか「私と出会えツイていた」と思ってもらいたいと思いつけたブログタイトル。どうなるのか。。。

引っ越し手続き

今回はコロナウィルスネタではなく、引っ越しネタを。
っていうか、引っ越してもうすぐ6ヶ月。しかもそのうちの約2ヶ月は引きこもり生活。
ちゃっちゃっと書けそうなのに、なんだかんだ移動制限中もやることが多くて、、、


さて、今回は引っ越しに当たっての手続き編です。
これまた超めんどくさい。
ただホントに日本の皆さん、っていうか日本のシステム素晴らしい。
ほぼその日で手続きが完了するのは、感動もの。
フランスに引っ越してきて、有りがたい事だったんだなぁーとしみじみ思います。

①マンションの契約解約の連絡
この時点でまだ職場から正式に辞令が下りていない状態だったけど、これ以上待てないって事で、契約解除の連絡をしました。
退去予定日1ヶ月を多少過ぎていたので、やや多めに払う事になりましたが、職場の辞令が下りてからだと家賃の半額以上支払う事態になっていたのでまぁ良し。
っていうか、辞令が下りなかったら家なき子でした。

②電気、水道、ガスの契約解除の連絡
日本に身内がいない人ってどうなんだろうっていうくらい次の転居先を聞かれ、国外と答えると、国内で連絡が付く人を聞かれる。
これは確実に使用料金を回収する為なんだろうけど・・・

医療保険の解約
ちょうど5年間保険を使わなかったので、多少保険金が戻ってくるというなんともいいタイミングでの解約でした。
始め解約の連絡をした時は、海外でも対象医療にかかった場合は保険が下りると言われ、全てのオプションは解約しシンプルな保険のみ残すという話に落ち着いたのですが、その後めんどくさい保険のおばちゃん(私の担当らしいが、すごく苦手)しつこく連絡があり、全解約することに。
こんな忙しいタイミングでしつこい連絡。しかも会って一緒に資料を作成したいとか。
きっとミスのないようにという配慮のつもりなんだろうけど、話長いし苦手だし、時間ないしってことで全解約。

④銀行・クレジットカードの整理
ホントはそれぞれ一つづつくらいにしたかったけど、そうもいかなかった。
もうちょっとシンプルにしたかったな。
フランス転居に伴ってあらたに契約した銀行もあって・・・
それにしても契約はネットでできるのに、解約は電話をかけなきゃならないクレジットカード会社。
解約前にクレジットのポイントを使い切り、解約。
目が回るかと思った。
それでも電話はちゃんと繋がるし、手続き事態はスムーズ、しかも疑問点にも丁寧に答えてくれるカスタマーセンターのオペレーターの方のプロ意識を感じました。

⑤郵便局への転居届け
さすがにフランスに転送はしてくれないので、実家を転送先に。
実家から何度か転送された書類の事で連絡があったので、届けを出しておいてよかったです。

⑥携帯電話、インターネットの解約
インターネットの解約はアプリから。
ただホントに解約出来ているのか半信半疑だったけど、、解約日以降ネットは使えなくなったし、クレジットにも請求がきていないので解約できているかと・・・
携帯電話は直接営業店で。
大学の頃から長い間使用していた電話番号。
長らくお世話になりました。

⑦役所に転出届け
役所で言われた事
・帰国時、健康保険加入目的で短い期間での転入は断る場合がある。海外在住の人のブログなどを見るとこの裏技使っている方見かけるけど、断る場合もあるとはっきり言われてしまいました。
マイナンバーの紙は捨てずに保管しておいて欲しい。次回転入する際に必要。もしない場合は紛失扱いとなり、料金がかかるとの事。
マイナンバーのカードは発行していないけど、振り分けられた番号が書かれた紙は実家に送った荷物の中にある(ハズ)。

それ以外にも諸々あるけど、大まかに以上の手続きをバタバタと済ませました。
これまで貯めに貯めたポイントを一気使いした時は気持ち良かった。
誰かの参考になれば。あと自分の記録のためにも残しておきたくて、書いてみました。
ネットでできる変更はフランス転居後にやればいいやと思って引っ越してきたけど、未だに手を付けていない。
この移動制限中に済ませたいな。
まだまだ手続き完了はほど遠い。。。

 

移動制限中 試される人間性

今日も朝から彼の探し物に付き合わされた私です。
そんなに広くないアパルトマンなのに、天才的に物をなくします。
というか、天才的に探し物が苦手。
もうちょっと構造的に分かりやすく収納工夫したいなと思い、収納系やミニマリストさんのYouTubeを見まくっています。

 

パリでは日中の運動を禁止されたり、場所によっては夜の外出が禁止になったり、ベンチが撤収されたりと、ますますルールが厳しくなっているフランスです。
そしてというか、やはりという感じではありますが、移動制限が伸びました。
マクロン大統領のお話では、5月11日から順次という事らしいです。ただその後追加で11日が目標の目安っていう発表もあり・・・
どうなるんですかね。
そして日本と同じようにマスクを国民に配ってくれるらしいですが、移民の私にもくれるのかな。気になるところです。

 

お天気がとても良くなり、何かしら理由を付けて外に出たくなる気持ちは分かります。
それに相手はフランス人。
からしたらまだ寒いでしょっていう日でもちょっとでもイケると思ったら絶対にテラス席。
そんなフランス人達が家でジッと出来るのかっていう話です。
それに住宅の事情によっては狭いワンルーム、バルコニーもなければ窓も小さいなんて家に住んでいる方もいらっしゃいます。
そして家で独りっきりというのは、いくらネット社会でつながる事ができると言ってもかなりキツいものがあると思います。
前回もブログで書いたかと思いますが、道路で発狂されている方が時々います。(道路に面したアパルトマンなので、街が静かなだけに響きわたります)
同じように車の盗難や悪戯しようとする人が多いのか、夜になると車に取り付けられた防犯サイレン(?)が鳴り響きます。

 

久しぶりに買い物に外に出たら・・・何事っていうくらいの人の多さ。
やはり・・・
ちょっとした広場で遊んでいる人たち。
ちびっ子がボール遊びしているくらいなら、そうだよねー、必要だよねなんて共感的に見てあげられるんですが、いい大人が木にロープをくくりつけて綱渡りの練習をしていました。
いやいや、今それする必要あるっ!!
パン屋には一人づつしか入れず、外の列に並びながら、他のお客さんと溜め息混じりに眺めてしまいました。
ただ今日に限っては、同じようになにやっとんじゃー!って思った人が多くいたみたいで、しばらくしたら沢山の警察官がやってきました。
心の中で拍手!
最近ご近所さんによる密告者が増えているとニュースになっていましたね。

 

外に出たくなる気持ちも分かるし、密告したくなる気持ちも分かる。
すごく難しいですよね。
温度差。

ちょっとくらいならってズルしたくもなる気持ちも分かる。
ストレスフルな中でもルールを守って生活。ズルしている人を許せない気持ちも分かる。

ストレスが怒りの感情に変化して、イライラ・プリプリしている人も見かけます。
そういった気持ちをどう消化していくか、人として、人間性が表れるなぁ~なんて・・・
うまくまとまらない。

 

車がないのでまとめて買い物するにも限界があるし、それでも使い回しできる食材、軽い食材、日持ちする食材を工夫して購入。
もちろん感染しないようにっていう自分たちのためでもありますが、感染してさらに広げないように、防げる感染なら防ごうって。

 

個人主義なんて言われているフランス。
移民、難民、バックグランドが様々な人が多く暮らしているフランス。
全員が同じ価値観を持ってっていうのは到底難しい事なのかもしれないけど、ウィルス収束っていうゴール・目標は同じでありたい。

 

そして彼の友人の一人が限界にきてしまったようで、とうとう彼を呼び寄せることに成功。
以前からちょいちょい連絡はあったんですが、なんとなくかわすことができていました。
今回もかわそうと思えばかわせたんですが、彼もちょっと息抜きが必要そう。
大袈裟な彼の友人のSOSに答える事に。
家の鍵が壊れて家に入れないというSOS。
日本みたいに鍵屋さんがいるわけでもないし、とりあえず困っているというメッセージを受け、何個か工具を持って出掛けていきました。
家から徒歩5分圏内のご近所のお友達。
困ったときはお互い様の関係。
30分もせずに彼は帰宅しましたが、少しは誰かと直接会えてスッキリしたかな。
お礼にとコンポスト用の良質な土とミミズを数匹もらって帰ってきた彼。
我が家のミミズは全滅してしまったのか、全く進まない生ゴミの処理。
こんな状況だから地域に設置されているコンポストに捨てに行くこともできないっていう電話の内容を覚えてくれていたよう。
まぁお互い様。
とりあえず、しばらくはSkype飲み会で我慢しよう!

 

そして彼のママもかなり限界みたいで、一日2回電話がかかってくる。彼のお婆ちゃんからは2日に1回。
彼のママはもう罰金でもなんでも払うから家に来なさい!と。笑
そういう問題じゃないでしょと諭すものの、やっぱり先の見えない不安と寂しさから、あれこれと理由を付けて家に誘ってくる。
ほぼ家族から連絡のないドライな家族を持つ私からしたら色々驚き。

そして色々と反論されても負けずにお互いが自己主張し合うそんな逞しいやり取りに圧巻。

私だったら、そんなに強い口調で言われたら、しばらく凹んで、電話しないけどなぁ。

激しい義理家族のやり取りを外野から見守っています。
以前も書いたかもしれませんが、ディベートってちょっと苦手で。
きっと日本人気質なんでしょうね。
ちょっと意見が違っても、相手に気遣いながら話をする私には、とても無理です。
電話を切った後に、なんでそんなに怒ってたの?って聞いても怒ってないよ!っていう返答。
でも彼の家族はそんな事めげずに、毎日電話。
笑。逞しい。私ってばそんなフランス人家族とやっていけるかな。

 

そして私ですが、11月にフランスにきた際に実は片道チケットではなく、往復で購入していました。
その日本への帰国便が4月末。
この状況で帰れるんかいっ!?
っていうか、飛行機飛んでいるのかな。
だいぶ本数も減っているみたいだけど、私のところに連絡はなし。
飛ぶのかな?
チケットを購入した代理店にはなかなかつながらず、直接航空会社に電話するとキャンセルになったとこのこと。
まぁ代理店を通しているからキャンセルの場合でも、多少の時間のラグはあるものの、このやりとりに時間がかかった。
詳しい事はまた別にブログに書きますが、、結論を言うと帰国しない事に。
代理店からは別の便の提案もありましたが(提案の便がキャンセルにならない保証もない)、今回の帰国は見送る事に。

本音を言えば帰りたかった。
ただ帰る理由ってホントに個人的な事。
友だちに会いたい。ただ日本も緊急事態宣言が出て気軽には会えない。
無くなりつつある日本食を買い足したい。
焼き肉食べたい!とか・・・・
今じゃなくてもいいのかな・・・

日本に帰っても2週間は隔離生活。そして空港から公共交通機関を使って帰ることはできない。
色々と家族に迷惑かけるな。
そして帰国者にはコロナウィルスの検査が義務づけられている。その結果を待つ間、検査結果が陽性だった場合、きっと日本の補助を受ける事になるんだろうな。
検査キットが足らないなんていうニュースを聞くし、今すぐに帰国しなくてもいい私のために検査キットを使用したりそのための人件費を裂いて貰うのは、今の私の心情とはかけ離れた事のような気がする。

正直4月の帰国を楽しみに色んな事を頑張って来て、この帰国で次のフランス生活へのエネルギーのチャージもしたかったけど、でも、でも我慢出来るし、楽しみをのばすのもまぁいいのかも。

そんなこんなで、私のチケットは片道切符になってしまいました。
そこらへんのキャンセルのやり取り等はまた別で書きますね。
ありがたいことに、家族も友人も過剰な反応はなく、まぁいつでも会おうと思えば会えるしねっていうドライな反応。
そんな移動制限中のフランス生活です。

 

 

フランスへの引っ越し荷物 船便編

久しぶりにコロナウィルスではない別話題を。

フランスの引っ越しに利用した船便がこの度全て届きました。

日本からフランスへの船便のことや引っ越しについて記録も兼ね、そして私も誰かの役に立てばと思いブログに書きます。
良かったら最後までお付き合い下さい。

国をまたいで引っ越しされるには色々なパターンがあると思います。
これまで書いてきたように、私の場合は国際結婚。
すでに彼はフランスで生活しており、家具家電、基本的な生活用品は揃っているという状態での引っ越しです。

詳しくは以下をお読み下さい。

 

franpon.hatenablog.com

 


そしてこれまでのフランス滞在の際に服数着(夏・冬ともに)など置いてある状態での渡仏でした。
生活に必要な下着や化粧品、更に追加の服等は飛行機に乗る際の荷物に入れる事で、当分は困らないくらいの荷物は確保できる状態でした。

 

そんな訳で、航空便は使用せず全て船便で済ませました。
全部で11箱。トータル59020円です。
そのうち2箱は、変圧器と布団乾燥機。
唯一の家電です。
海外の変圧に対応した布団乾燥機もあったのですが、選択肢が一つしかないため、多機能の布団乾燥機を選択。

プラズマクラスター搭載されていたり、布団以外にも洗濯物を乾かす事ができるのもポイント高い。

部屋干しが基本のフランスなので、あると便利な機能。
大活躍しているかと言われるとそうでもないんですが、重度のハウスダストのアレルギーがあるため、ちょっと痒いと感じたときは使用しています。
日本のように気軽に布団を干すことができないため、やはりないよりはあった方が安心感が違います。
という訳でこの二つは絶対に壊れてほしくない物だったので、他の物と一緒に送ることはせず、それぞれ専用の箱で発送しました。
ちなみに変圧器のみ関税に引っかかり40ユーロ請求されました。
関税に引っかかった理由はいまいち分からないのですが、価格設定を高かめに(10000円)設定したからなのか、なにか商業目的で利用すると思われたからなのか・・・。
ただ後で他の方のブログで知ったのですが、この関税に関しては本当に個人での使用で商業目的でないならその旨を申し出て手続きすることで支払わずに済むそうです。
ただとんでもなくめんどくさく骨の折れる作業のようです。
時間と労力をかけるか、お金をかけるか。ただ時間と労力をかければ必ずしも払わなくて済むかという保証はないので悩む所です。

 

という訳で残り9箱。正確には7箱です。
一つはバックパックに服をパンパンに詰めて送りました。
バックパッカーとしては、バックパックは必要。
でも今回の渡仏の際はスーツケースにパンパンに詰めて移動する予定だったので、バックパックを持って行く余裕はなし。
バックパックダンボールの中に入れて送るってなんか勿体ない気がしてしまい、それならダンボール代わりにバックパックに荷物を積めて送ってしまう事に。
ちょっと(いや、かなり)心配でしたが無事に届きました。

そしてもう一つは、特別郵袋印刷物という方法で本を送りました。
詳しい事は郵便局のサイトを見てほしいのですが、普通の国際郵便と同じで航空便・船便を選べます。違う点は、送る物が本などの印刷物に限るという条件と、発送できる郵便局が限られているという事です。
ただ普通の国際郵便より安く送ることができるので、近くに指定の郵便局がある場合はオススメです。
箱でも送れるそうですが、中身が本であることを確認されるので頑丈な袋に入れて発送しました。
無事にフランスに届いたのですが、なぜか自宅から一番近いところではなく少し歩く必要のあるところの郵便局に取りに行く必要がありました。
そこの郵便局より自宅近くの方が大きい郵便局なのに、謎です。
もしかしたら特別郵袋印刷物の指定郵便局なのかもしれません。

 

その他7箱は段ボールに詰めて発送。
段ボールはケチらずにしっかりした物を購入した方が良いという意見を沢山見ましたが、ケチりました。笑
以前ブログに書いたジモティで引っ越し用の頑丈な段ボールを譲って貰おうかとも思いましたが、その頃は車もなく取りに行くのが大変だったので諦め、近所の大型スーパーで持ち帰りように解放している段ボールを頂きました。
プラスチックの衣装ケースで送る事も検討したのですが、一カ所割れたら破損個所が広がりそうだなと思ったのと運搬が大変、フランスでの収納に困るかもという様々な理由で止めました。
衣装ケースでもし船便挑戦された方がいたらぜひ教えて下さい。

 

荷物をフランスで受け取った際に多少危うい感じになっている状態の物もありましたが、穴が開いたり中の物が落ちてしまったりという事はありませんでした。
むしろ自分で梱包した状態から更に補強されている段ボールもありました。

 

必ずしも大丈夫という訳ではないので、これは一つの体験談としてお考え下さい。
少しでも安く押さえたいという方は、段ボールをもらってくるというのも一つの選択肢だと思います。
それにエコですし。笑 って、ちょっと無理矢理ですね。

 

さらに裏技って程ではないですが、できるだけ金券ショップで切手を購入して、切手を貼って発送していました。
郵便局ってクレジットカードで支払えないんですよね(今は支払えるようになりました?)
クレジットカードならポイントが貯まるんですが、現金なら特にお得でもなんでもない。
って事で金券ショップで安く切手を買っていました。
割引率はそんなにはありませんが、チリも積もればっということで。
それに引っ越し断捨離のためメルカリで売りさばいていたので、それを発送する際にも利用出来るし。
私の利用していた金券ショップでは、シートに既に貼ってある切手は普通の切手より割引率が高く、それをよく購入していました。
フランスの郵便局で荷物を引き取る際に、郵便局員に荷物に貼ってある切手をおねだりされたりと、記念切手など貼ってあるとやや危険な香りもしましたが、どれも無事に届きました。

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ちょっとはがされていますが、まぁ許容範囲。

 

次におこなった裏技は、荷物の種類にもよるかと思いますが重量ギリギリまで詰めるように工夫しました。
最初の頃はあまり気にしていなかったのですが、○~●の間は△円といったように重さの範囲で値段が設定されています。
出来るだけ●の重さに近づけて発送するようにしていました。

 

かなりケチケチ技で恥ずかしいですが、節約引っ越しされる方はぜひ参考にしてみてください。

 

気になる届くまでの期間ですが、2ヶ月~5ヶ月。
5ヶ月というのは、はっきりとした原因は分からないのですが私の考えではフランスの無期限ストの影響だと思っています。
というのもこのスト、電車だけでなく、港で働くスタッフもストに参加し外国からの船が入れずに立ち往生なんていうニュースも聞いたので。
コロナウィルスの影響も少しあるかもしれませんが、本格化する前に受け取ることができました。
ストの影響で遅れているとはいえ、やっぱり4ヶ月過ぎたあたりから気が気じゃなかったです。
日本の郵便局のホームページを見ると追跡調査は6ヶ月以内、追跡調査後に発見に至らなかった場合に補償金等の話しになるようです。
追跡調査の依頼方法はホームページに詳しく書いてあるのですが、発送した郵便局に出向く必要があると書いてあります。
私はフランス。発送した郵便局に出向くのは到底無理。
電話で問い合わせると丁寧に対応して下さいました。
どうやら同じ時期に発送した人たちからも問い合わせがあるようで、私の荷物だけ紛失という訳ではなさそう。
この理由でやっぱりストかもと思ったり。
とりあえず後半月くらい待って届かなかったら再度連絡し、郵便局の方から追跡調査をかけてくれるという話しになりました。
ただその電話から3日後に届きました。

そしてもう一つ、これから荷物を送る方が気にされるのは、送った荷物に破損があったかどうかだと思います。
私はゴミを出したくなかったのもあり、新聞紙などで包むことはせずにフランスの生活でも使用するタオルやTシャツなどに割れ物を包んで送ったのですが、ちゃんと包んだものに関しては破損はゼロでした。
包みもせずにそのまま入れた物は壊れました。笑
めんどくさがらずに包みましょう。笑

いかがだったでしょうか。
あくまでも私の場合はという事で参考程度に読んで頂けたら幸いです。
ケチケチ術良かったら自己責任で真似してみて下さい。

残りの荷物は売ったりあげたり、実家で保管してもらったりしていますが、以外となくても困っていません。
今になって、もう2~3箱くらい減らせたかもと思っています。
荷物の中身を彼に見られると、日本からしょうもないゴミをお金をかけて送ってとか、プラスチックばっかり送ってとかちょいちょい嫌みを言われています。

本当に物に溢れた生活を送ってたんだなぁとしみじみ。すっかり物欲のなくなった私です。
でも日本に帰ったら実家に置いてある物を見て連れて帰りたくなったり、店頭に並んでいるものを見て物欲が沸くんだろうなぁと思ってはいますが。

こんな時だからノロケてみる

中国では離婚申請する人が急増とか、
ここフランスでも移動制限がスタートしてからDVが増加とかそんなニュースを聞くので、こんな時だからこそ、彼の良い所をあげてノロケてみようかと・・

今回はいつも以上に独りよがりのブログになりそうですが、宜しかったら最後までお付き合い下さい。
もしかしたら国際結婚の参考になるかも?

 

結婚してすぐに別居、多くの手続きやら国際引っ越しを一人でやり遂げ(もちろん彼の応援や多くの人の協力もありました)、フランスに転居後すぐにフランス史上かつてないほどの長い無期限スト(それほど大きな影響はなかったですが)、そしてここにきてコロナウィルスによる移動制限。
まだブログには書ききれていませんが、多くの先輩方が記されているようになかなか進まない手続き関係。
どんだけの試練やね~って感じですが、文句を言ってても状況は変わりません。
ならトコトンこの状況を楽しもうではないかと思考をチェンジ。

伸びるかもしれませんが、一応4月15日までフランスは移動制限が確定。
きっと多くの人が経験した事のない事態にチャレンジ中。
もちろん私たちも初めての事。


自由に好きなときに外でられない(外出する条件をクリアしていれば時間制限や移動できる範囲は限られていますが可能です)、基本家で彼とずっと二人の時間。
どんなに仲の良いカップルや家族であってもやはりこの異常事態にストレスを感じ離婚や破局とまではいかなくても、時々は喧嘩してしまうもの。
きっと彼も多少私にストレスを感じているハズ。
私が彼に感じるストレスは、探し物をするときに私に頼るのは良いのですが、今はちょっとっていうタイミングだったりすることです。
マイペースな私は、自分のリズムを崩されるのが嫌らしい。
なんだかこの期間は私自身だったり、これからの彼と生きていく事について向き合う時間だったりもします。

ラッキーな事にこの時期トコトン私や彼との生活に向き合っていると、ネガティブな面よりもポジティブな面の方が多く、彼と結婚して良かったなと思うので、こんな時こそノロケてみようかなと思います。
もちろん国際結婚だけではないと思いますが、それぞれ結婚生活には試練があります。
ただそれ以上にポジティブな事が多ければ、続けることが可能だし、試練を乗り越えたり、話し合ったりできるのかなと思います。
結婚前ですがこのバランスがうまく取れずに距離を置いた時期もありました。それについては宜しかったら過去のブログを読んで下さい。

 

franpon.hatenablog.com

 

さて前置きが長くなりましたが、彼と一緒になって良かったなぁと思うこと

 

まずは、食事!
何でも食べる私たち。
お互いの作る食事が合わず、別のご飯を食べるということはほぼありません!
時々そっちの方が量が多いとか喧嘩になるくらい、食べるのが好き。
それに二人とも料理が好き。腕前は置いておいて。
今回の記念に毎食(朝食以外)写真を撮ったのでいつかまとめてup予定です。
毎回何を食べても美味しいねって言い合える私たちたぶん幸せです。
生きるということは食べる事ではないでしょうか。
彼の友だちの中には、この期間食事を制限する人やお酒を止めている人がいるようです(今でも続いているかは謎ですが)。
きっとそういう人とはうまくいかなかったと思う。笑
余談ですが、昨日何食べた?という日本のドラマにはまりました。
こんな二人みたいに「美味しいね」って言い合って、静かに時が流れていってほしいものです。
このドラマの中でも言われていますが、一緒に食べる人がいる、作った物を「美味しい」って言って食べてくれる人がいるからこそ楽しく食事の時間が送れているのかもしれません。

 

その2 前向き
ネガティブになりやすい彼だと思っていたのですが、今回の事は比較的悲観的に考えず前向きに考えています。

彼がネガティブになる事柄ってたいがいがツイていなかったり、失敗したりと彼自身に起こる出来事に限るみたい。
今回はフランス、いや世界中に起こっている事で特に彼やその周りに大きな影響がないから大丈夫な様子。
外が静か~とか、ゴミが減ったねとか、たまに外に出ると前向きな事を口にして帰ってきます。
社交的で人と関わるのが大好きな彼だから、友だちと長い間会えないのはきっと大きなストレスになるんじゃないかなと思ったけど、頻繁にかかってくる電話やSkypeで十分楽しんでいる。
むしろ一人じゃなくて、私と一緒でツイてるって。結婚後すぐにブログの説明に書いている私の目標をクリアしてしまいました。笑
コロナウィルスが終息したらどこに行こうとか、誰を呼んでパーティーするかなど計画している彼。
前向きだぁ。

 

その3
前向きとも関連するのですが、逞しさやユーモアが心地良い。
そもそも彼と結婚したいなぁって思ったのはこの逞しさにあります。
ツイてないと言いつつも、切り替えの早さ。
旅先でロストバゲージされ、怒りつつも旅を進めようとする逞しさ。
荷物数個で日本に引っ越してきた逞しさ。

今回も移動制限中、自宅でどんな事をして楽しく過ごそうか、自分の時間、私との二人の時間、それと大切な友人・家族との電話の時間をそれぞれ充実させようとしている彼の逞しさに救われている日々です。

フランス人はラテン気質なんても言われているようですが、彼もノリの良さはピカイチ。(時々やりすぎますが)
音楽をかければリズムをとったり踊ったり。
何かしら笑わしてくれます。

 

今は落ち着いていますが、買い占めがあったときにすっかり出遅れた我が家。
すぐには困らないけど、このままずっとこの様子だったら確実にトイレットペーパーなくなるっていう事態に。
その時はインド式、フランスではアラブ式ともいうらしいですが、そのスタイルでいくしかないねって。
バックパッカー夫婦。といっても私はトイレットペーパー持ち歩いて旅していたんですけどね。。。
売っているお店を探しまくるような人じゃなくて良かった。

 

パスタ系がなくなった時も小麦粉から作ろうか!
時間もたっぷりあるしっていう前向き発言!
まぁ結局小麦粉も売っていなかったので作っていません。
そしてそんなに食べ物に困ることなく生活できています。

 

フランスでは部分失業として給与は国が保証していますが、日本の場合はお肉券とかお魚券が出るらしいよって彼に話したら、「えぇベジタリアンヴィーガンの人は困るね」。
予想もしていない返答に爆笑。
確かに、ベジタリアンへの配慮が足りないね。日本は。
それ以外にも色々と笑わしてくれます。
笑って免疫up

 

そして彼の日本語が日に日に伸びています。笑
おしゃべりな私の影響かな?
私のフランス語は相変わらずなんですが、彼のカタコト日本語にも毎日笑わせられています。
彼の日本語についてはまた今度別で書きたいと思います。
以前書いた続きで書く予定なのでよかったら、以前のブログをまだの方は良かったら読んで下さい。

 

franpon.hatenablog.com

 


こんな感じで日々あっという間に過ぎています。
早く外に出て友だちと会って話したり、BARでビール飲んだりしたいけど、まだまだホームワークが完全に終わっていません。
比較的マルチタスクが得意な私ですが、色々詰めすぎて「あぁアレが終わんなかった」とかちょっとネガティブな気持ちになるので、終わらなかった事に目を向けるのではなく、今日はアレが終わったという前向きな気持ちで一日を終わらせたいなというのが、今の私の目標。
さて夕食作りまでにブログをupして、フランス語の宿題をちょっとやって、ちょびっと読書。
そうそうメールにも返信しないと。


毎日のyogaもいい感じで心身のバランスを保ってくれています。
色々アレもコレもやりたくなっちゃう欲張りな私だけど、マイペースに時々ノロケたり、笑ったりして過ごしています。


ただ中には深刻にパートナーからの暴力や育児によるストレスでどうにもならない方もいるかと思います。
そういう場合は、考え方を変えればいいとかそんな話ではないと思います。
どうか独りで抱え込まないでSOSの声を挙げて下さい。
そういう時はコロナウィルスとかは関係ないと思います。
フランスでは家庭内DVの逃げ場として薬局が指定されています。
DVをする相手が付いてきた場合、DV被害者という事が伝わるようなコードがあるそうです。確かドイツから始まったとか。
我慢して時が経つのを待つのは、コロナウィルスだけであって、実際にウィルスに罹患したかも、実際にDVの被害、もしくは加害してしまいそうな場合、声を挙げて助けてもらう必要があると思います。


私の場合、彼の存在の大切さを改めて実感できましたが、コロナウィルスによる2次被害が起こらないことを祈っています。

なんだか真面目な感じで終わりましたね。笑
もぉ別れる~ってなった時にこのブログを読み直そうっと!笑

 

 

 

あらわれる人間性 国民性

ますます外出に関する条件が厳しくなっているフランスです。
外出は1日1回までとか、1時間以内、1キロ以内・・・
前回のブログにも書きましたが、校則の厳しい高校かって突っ込みたくなります。
ただフランス国民の自主性に任せておけないっていう判断で徐々に厳しくなっているんだろうなって思うと、なんともやり切れない気持ちになります。
政府に信頼されていないフランス国民。
きっと一部の人なんだろうけど、自分たちに都合良くルールを解釈している人。
自分一人なら、、、大丈夫でしょうっていう安易な考えのもと行動している人。
なんなんでしょうね。毎日何人の人が罰金を払ったとか、ウンザリです。
でもそんなルール違反する人からはガッツリ取ったら良いんです!
って前回のブログでも書きましたね。
しつこくてごめんなさい。
外出するためにわざわざ証明書を準備するのめんどくさいのは良く分かります。
でもルールとして決まった事だから従おうよ!

 

一方日本でも東京都は週末の外出はできるだけ自粛するようにというメッセージがなぜか私にも届きました。
何故届いたのかは不明ですが。
ちょっと気になって日本のニュースを見ると、依頼という形のみで強制力はなく、国民の自主性に任されているなぁと感じました。
イベントも中止する権力はなく、主催者に任される。
依頼されると断りにくい国民性だからかな。
でも一方で集団の力も怖いなぁって思います。
誰々が●●していから私もとか。笑

 

ただ私の周りのフランス人(私が日本人だからというのもあるけど)は、日本に対して結構な関心度の高さです。
なぜ日本はそれほど感染が広がっていないのか!って事に。
中国に近いのに感染者がそれほどいないのは何故か!日本は衛生観念がしっかりしている!
逆に検査をしっかりしていないとか、感染者のカウントが甘いとかそんな意見もあるようですが、何がホントか私には分かりませんけど。


日本政府が強気に国民に強制力をもって外出制限することができるとはあまり思えないけど、フランスや欧州みたいに管理されなくても、国民の自主性に任せても大丈夫な国だと思われている(思いたいだけ?)

なんて事を考えてみたわけです。


さてそんな答えのない考察に陥るのも、日々家におり刺激の少ない毎日を送っているからだと思います。
幸いな事にやらないといけない事、やりたい事はたくさんあるのであっという間に一日が過ぎていきますが、でも自主的に家でアレコレしているのと、移動制限があって家にいるのでは気持ちの有りようが違う気がします。

 

家で長い間過ごしているとやっぱり外の様子が気になったり、外の空気を吸いたくなるのが人間ってもんよね。
私たちだけじゃないっていう証拠に、バルコニーや窓から外を眺めると今まで顔を合わしたことないご近所さんたちを何度も見かけ最終的には仲良くなったり。笑
ウィルス騒動が一段落したらアペロしましょうって、お互いの空間でアペロしながら約束したり。笑
こういう時フランス人ってすごいなって思います。
どんな状況でも楽しもうとするユーモアを持ち合わせている。
まぁ行きすぎてしまうときもあるんだけどね。

 

仕方なく用を済ませ外出している時でも、必ず場を和まそうとする人はいます。
私の言語力が伴わず全て理解できないのが悲しいけれども。
そんな私の言語力を見て、英語で通訳してくれる親切な人もいたりします。


そして夜の8時になると医療従事者に向けて感謝と尊敬の拍手が各家庭の窓際やバルコニーから贈られます。
とっても素敵な光景で感動する時間だったのですが、一部の医療関係者から拍手はいいから家にいて欲しいという内容の発信があったとか(実際私はその内容のSNSを見ることはできず、その発信の紹介の記事を読んだだけです)。
確かに。。。
ずっと家に籠もっている私たちのちょっとしたイベントになっているのかもしれません。

医療従事者だけでなく、スーパーを始め生活に必要なお店を開けて下さっている方々達。
全てに感謝し、私たちができることはできるだけ出歩かず感染を広げないこと。
簡単なようでストレスのたまることですが、私たちができる最大で最良の事なのだと思いました。
色んな息抜きを試しながら、時には家で過ごす事への不満を口にしながらもこうして日が過ぎていくことに感謝して、ウィルスの終息を待つしかないように思います。

 

ただ私は大人しく待たずに、身勝手な行動をしている身近な人がいたらガンガン注意してめんどくさい奴になろうと思います。
幸い私の周りには今のところいませんが。

 

 

移動制限中のフランス

さて外出制限という状況になったフランスですが、生活に必要な買い物、医療、一人での運動、仕事を理由に外に出ることは認められており、指定の用紙をダウンロードし必要事項を記入し携帯する事で外出が可能になります。
プリンターがない場合は手書きでも認められており、この用紙以外にも仕事の場合は上司のサインが入った別の書類が必要になります。
わざわざ書類を準備するのは正直面倒だが、ここにフランスの作戦があるような気がしてならない。
というのも、わざわざ準備している間にホントに外出必要かなとか、明日外出しなくて済むようにちょっとまとめて買い物しちゃおうなんて思うから。
結果外出の機会は減るように思います。
我が家の場合は、見事にこのフランスの作戦が功を奏しているように思います。
外に出られないなんて・・・初めはそう思ったけど、わざわざあの書類を用意するのかと思うと家でゆっくりしてようって思う。

ただそうじゃない人も一定数いるようで、昨日までで何人の人が罰金を払ったとかなんとか、そんなニュースも聞いたりもします。
ルールを守らない人からはドンドン吸い取って、フランスの財政に協力してもらえばいいと思ってしまう。
今回の外出制限に伴ってかなりの経済的ダメージは色々なところで言われているけど、一時的な失業保険や小企業への援助をすることを言っているフランス(具体的な額や手続き等はクリアではないけど)、相当な額になると思う。
高い税金を払っているけど、それだけでは赤字では?
こういう機会にルール違反をじゃんじゃん捕まえちゃえなんて思うのは、意地悪かな?

フランスに住み始めてまだ間もない私だけど、徐々に色々な方が言っている事がようやく分かってきたというか、分かりかけてきた。
真面目に働いて税金を払うのが馬鹿らしい。。。
いやいや納税は国民の義務(私は国民ではないが、住ませてもらっている身なので尚更)、それにしてもやたらと高い。
日本でも税金高って思ったけど、その比にならないほどの高さ。
そして日本でも生活保護世帯に対する不満が出たり、調査があるようだけど、ここフランスでも同じ。
一点違うのは、多くのフランス人が働いて納税し、多くの難民の方がその恩恵を受けているということ。
だからと言って感謝しろとかそんな事を言いたい訳じゃないんだけど、あまりにもずる賢く生きている人が多くて、なんだか理不尽な気持ちというかやり切れない気持ちになる。

という訳で、暇なのも手伝って私の元々の正義感が沸々と燃えている近頃。
ズルしている人、ルール違反の人を見ると見過ごせなくなってきている訳です。めんどくさい奴ですね。笑

そして一番の怒りを買ったのは、近所にとっても綺麗な宮殿ぽい建物の美術館があるのですが(我が家の窓から見えるのが唯一の自慢。笑)、その屋根に登ってかけっこをしている馬鹿者達!
以前にも一度見かけた事はあるのですが、その時も何やってんの!っていう怒りと同時に落ちないように早く誰か注意してあげなきゃという心配する気持ちも。
ただ今回は怒りしか沸かなかった。
落ちて怪我しても自業自得(怪我で済んだら逆にラッキーな高さです)。そんなんでただでさえ忙しい医療スタッフを煩わすなんて許さん!とまで思いました。
そんな馬鹿者の親からがっつり違反金やらなにやら吸い取ったらいい!と思い、彼に警察に通報するように言ったのですが、彼は「ほっとくのが一番!警察もきっと来ないし」との事。
確かにすぐには来ないだろうな~。
きっと忙しいフランスの警察官(多分)、そんな事で手を煩わす訳にはいかない(?)
でも向かいのアパルトマンのおチビちゃんは、小さなバルコニーで三輪車に乗って健気に遊んでいるんですよ。きっと広いところで乗りたいハズ。
なんかやり切れない気持ちになりませんか?

フランスだけじゃなくきっと世界中一定数はいるこういう自分勝手な人!
ホントにいい加減にして欲しいものです。

そんなフランスの現状ですが、もちろん人の優しさに触れたり、こんな時だからこそ助け合っていかないとって思うエピソードもたくさんあります。

あれ?前回のブログもこんな感じで終わったような。デジャブか?笑

次回こそほっこりエピソードを書きますね。

マクロン大統領の判断  追記あり

きっと歴史に大きく残ることなんだろうなって思うので、記録してみることにしました。

選挙は中止しないけど、公園でピクニックやBARで集まっている事には怒ったマクロン大統領。
そりゃ都合が良すぎませんか?とは思いつつも、反省。

あんなに良いお天気の日曜日。しかも前日の土曜日は曇り時々雨。私もピクニックした一人です。
はい。マクロン大統領を怒らせた一人です。
そしてその後、スリ被害(未遂)に合いました。
詳しくは下記をお読み下さい。

 

franpon.hatenablog.com

 


怒ったマクロン大統領は、これはウィルスとの戦争なんだ!と言い放った訳ですが、なんか日に日に感染者が増えている欧州の状況を見るとあながち大げさでもないのかもと思ってしまう。

不要の外出は避けるように、外出する際は証明書が必要で、破った場合は罰金も課されるという事態に。
国境も閉鎖。
最低15日間の外出禁止。
外出しても良い条件が書かれているのがなんともフランスらしいと思ってしまうが、個人の判断に任せるととんでもないことになると思ったんだろうな。

 

フランス人の距離感について以前ブログに書きましたが、心の距離も近ければ身体的な距離も近い。
パーソナルスペースの感覚が全く違う。
これは日本人とフランス人に限った事ではなく、個人差もあるがアジア人と欧州の方との距離感とも言えるような気がします。
パーソナルスペースが近いからなのか、カフェやBAR、場所によってはレストランも席がやたらと隣の人と近い気がします(関係ない?)。
そんな身体的な距離感の近いフランス人。
大事にしているビズは有名ですが、それだけでなくやたらと近い。
話に夢中になるとますます近づいてくる。笑
ビズや握手が禁止になっても無視してビズ。
いよいよ状況が悪化しこれは不味いって思ったのか、ビズはやらないまでも肘と肘をくっつける挨拶。
そこまでしてでも身体接触系の挨拶をしないと気が済まないフランス人。笑
大事にしている習慣だし、日本人も人にあったらちゃんと挨拶しなさいと躾られてきたように、フランス人もそうやって育ってきている。
急に習慣を変えることは難しいのだ。
分かるけど、アジアに比べてこの急速的な罹患者が増えているのは、きっとこの近すぎる程の距離感の取り方が一因でもあるように思う。
スーパー等で1メートル開けるようにと注意書きがされている上に、店員さんも注意するように。
こういう注意書きがないとついつい人に近づいちゃうフランス人。
男女交際に厳しい高校のように、ちょっとでも詰めてレジに並ぼうものなら注意される。
なんか不謹慎だけど、笑いを堪えるのに必死です。

 

そして衛生に関する意識もかなり違うかと思います。
日本人が過度に気にしすぎるという意見もありますが(実際に私の場合は菌に対する免疫が少ないのか、同じような食生活をしているのにも関わらず、私だけ胃腸炎に罹患するということもありました)。
以前も書きましたが、一度使ったティッシュは捨てましょう!なんて常識かと思いますが、そういうところからのスタートなんです。
そんな衛生的な管理の苦手なフランス人、いよいよ状況がヤバくなった今、頑張って予防しているつもりなんでしょうが、かなり突っ込みどころが多くて、これまた不謹慎ですが笑いを堪えるのに必死です。笑
日本でもマスクに加えてゴム手袋ってしてました?
違和感ありありなんですよね。
付け慣れていない感満載のマスクにゴム手袋。
効果があると言われているドナルドみたいに口が出っ張っているマスクが特に笑いを誘う。
みんな真剣だから笑っちゃ失礼なんだけど・・・

想像してみて下さい。沢山のゴム手袋をしたドナルドが、1メートル置きに並ぶ様子。
しかもお店によっては透明のゴミ袋みたいなのが、レジの人とお客さんとの間に垂れ下がっていたりします。
笑っちゃいけないと思えば思うほど笑える。

しかもつい数週間前までマスクをしているアジア人を笑っていた彼らがそういう状況なので尚更です。

そんな外出禁止の幕開けです。
もちろん微笑ましい話もあるので、それはまた次回書きたいと思います。

 

馬鹿にするつもりはないんですが、気分を悪くされた方がいたらごめんなさい。

ただこの異様な事態に悲観していてもきっと状況は良くならない。

なら少しでも楽しもう。笑っちゃえ!

笑って免疫上げましょう!